
公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は1月9日、新年賀詞交歓会を都内で開催した。佐々木迅会長は冒頭のあいさつで、2015年の通販・EC業界の重要点に触れ「今年は特定商取引法、個人情報保護法、消費者契約法など法改正が目白押しの1年。通販業界にとっては重要な年になる」と述べた。
通販・EC業界に関係する法律の改正が多いことから、佐々木会長は「(JADMAはこうした動きに対して)積極的に関与していく。消費者保護はもちろん、経産省と協力し、通販業界の健全な発展という視点から情報を発信していきたい」と話した。
2015年春から始まる新たな機能性表示食品制度にも言及。「(新たな機能性表示食品制度は)安倍内閣の経済政策“第三の矢”である規制緩和の一環。一定の科学的根拠があれば健康食品を含む食品の機能性表示ができるようになる。ひいては国の医療費削減に寄与する制度になると期待している」と述べた。

2014年は景品表示法が改正され、大きな変更点として不当表示があった場合に、課徴金を徴収する課徴金制度が導入された。不当表示があった商品やサービスの売上高の3%を課す制度で、不当表示規制の抑止力を高めようとしている。
こうしたことに佐々木会長は触れ、「JADMAでは従来から、国の制度に先んじて表示審査責任者の登録を求めている。これからも広告表示の適正化を図っていくことが重要だ」と指摘した。
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※前編 近畿大学様の「知名度向上に寄与した広報活動」については、こちらから!
ニュースリリースのネタを効果的に集める「ボトムアップ型」の体制情報収集の方法については、学校法人として所管するすべての部署に広報担当を設け、全体の情報を広報部へ集約する仕組みを作っています。近畿大学には、総務部や広報部など本部機能のある東大阪キャンパスを中心に、和歌山や広島、福岡、奈良といった各地域に複数の学部や附属校、病院があり、そのすべてに広報の担当者を置いています。
担当者の本来の職務は学部や病院の事務、経理などさまざまですが、広報担当としての視点も持ちながら、外部へ発信すべき情報を随時広報部へ上げてもらっています。
広報担当者は通常業務と並行しながらリリース案件の収集や選別を行わなくてはいけないので、必ずしも時間的な余裕を持って上がってくるとは限りません。そのため会議などは特に設けず、情報が届いた時点で広報部内の担当者を決め、個別にやり取りを行うという形をとっています。ニュースリリースだと、ギリギリに上がってきた鮮度の高い情報もすぐに出せるので便利ですね。
集まってくるリリース案件はかなりの数になります。2013年は1年間に233本、うちNews2uリリースで配信した数は126本になります。また2014年はその数を大きく上回り、11月末時点で約250本のニュースリリースを配信しています。ニュースリリース以外にも近畿大学のWebサイトやTwitterに掲載するだけの情報もあるため、総数で言うとニュースリリースの2~3倍の情報量があるでしょう。情報は出さないと意味がないので、何らかの形でほぼすべて発信していくようにしています。
2014年度というよりも当初からですが、学術的な情報は積極的に発信していくという方針をとっています。近畿大学は特許の件数や外部資金の獲得、論文の対外的な引用数などを見ても、関西ではトップクラスであると自負しています。また、学部の半数が理系ということもあり、新しい研究に取り組む先生方も数多くいらっしゃいます。そのため大学のブランディングという意味も含めて、研究ネタなどは極力外へ出すようにしています。

学校法人近畿大学 角野 昌之様(左)、弊社インタビューアー朝火 英樹(右)
はい。マーケティング大賞やベスト・プロデュース賞など各方面でさまざまな賞もいただきましたし、他大学からの問い合わせや講演依頼も増えています。大学の宣伝や広報というのは、どうしても一般の企業と比べて遅れている部分がある。その分、我々の取り組みもより画期的なイメージで受け取られているのではないでしょうか。
例えば、毎年正月に出している新聞の元旦広告には3年続けて「近大マグロ」の写真をメインで使っています。普通は「(水産学科のある)農学部だけのPRになってしまう」と躊躇するところですが、我々としてはひと目見て近畿大学だとわかることが大前提です。
また、複数の大学が横並びで掲載されるような、いわゆる連合広告には一切出稿していません。なぜなら、我々のような総合大学は大学名や学部・学科名を列挙するだけで掲載スペースが埋まってしまい、本当に伝えたいことが伝えられないからです。そのため「近大エコ出願」の広告として作成した巨大な駅貼りポスターのように、伝えたいことをしっかり出せる形での広告に予算を集中させています。
そうですね。また、このように思い切った宣伝・広報活動ができるのは、広報部に任せてもらえる環境があることも大きいと思っています。普通の大学だと、事務部などが出した広告案は教員による広報委員会等で審議されることが一般的ですが、近畿大学の場合は決裁や承認などの事務的な手続きこそあれ、情報発信については基本的に広報部へ一任されています。
インナーとアウター、すべてのコミュニケーションにニュースリリースを活用ニュースリリース自体はメールで共有していますが、取材依頼や問い合わせに即応できるよう、最近のものは貼り出すようにしています。例えば、記者の方を集める会見の場合は、該当するニュースリリースの下に出席名簿を付け、出席の連絡があった際にすぐ記入できるようにしています。
また、地方キャンパスにいる各広報担当者とも配信したニュースリリースは随時共有していますし、学生・生徒たちに自学のことを知ってもらうため、学校内の掲示板への掲示もお願いしています。難しい資料などとは違い、ニュースリリースなら読みやすく写真も載っているため、学生たちにもわかりやすく伝えることができます。このように、全学的な情報共有にもニュースリリースを活用しています。

壁に貼られているのは直近で配信したリリース
はい。基本的に、外部へ発信する情報はすべてニュースリリースとして作成しています。それをプレスリリースやインナー向けの情報共有ツールとしても活用しているという形ですね。
ニュースリリースを見た記者の方から取材を申し込まれることもよくあります。「近大マグロ」を使った料理を提供する近畿大学水産研究所をオープンした時などは、ニュース・情報番組やグルメ雑誌まで取材していただきました。
現在は大阪・梅田と東京・銀座に出店していますが、全国的な情報拡散や話題化などは東京の店舗(拠点)からの発信とWebで可能なので、情報発信という意味ではこの2店舗で十分だと思っています。
近畿大学では、2016年4月に「外国語・国際系学部(名称未定)」という新しい学部を開設 します。その学部では基本的に英語で授業を行う方針なので、留学生の受け入れも今後増えていくと考えられます。そこで広報部としても2016年の学部新設に向けて、英語Webサイトやパンフレットの充実を進めていく予定です。
また、ニュースリリースについても英文化し、海外向けに配信していきたいと考えています。本学には世界的な研究に取り組む先生方も多くいらっしゃるので、そうした情報は英文のニュースリリースを作成して海外メディアにも積極的に配信していく。グローバル化という大学の動きを意識した広報体制を、いまのうちから確立していく必要があると思っています。
■インタビューを終えて(朝火)
今回、近畿大学様にメディア戦略の考え方や、推進体制について伺うことができました。
リリース案件を関係部門から集約するルール作り、そして、案件を整理するとともに「なるべく多くの案件をWebに発信して情報の拡散を期待する」という方針があり、また、その結果を随時分析されており、興味深くお話を伺うことができました。
お話を伺っていて感じたことは、近畿大学様の強みは「広報と宣伝広告」の両業務が統合され、情報発信に関するメディア戦略や宣伝広告のメッセージ・クリエイティブなど情報発信に関するすべてが「広報部」に集約されていることだと感じました。
広報活動の一部としてネットPRやソーシャルメディアなどWebを活用した情報発信と、近畿大学様の強みをメッセージ・クリエイティブでわかりやすく表現して打ち出す宣伝広告の両方を統合して推進している広報部の活動は、他の企業のお手本になります。角野様、ありがとうございました。
<今回お話いただいたのは…>
角野 昌之(カクノ マサユキ)
学校法人近畿大学 広報部 次長
大学卒業後、1986年に学校法人近畿大学へ奉職。
以降、通信教育部、入学センター、総務部を経て、2013年から広報部、通信教育部にて学生募集広告を担当。総務部ではWebサイトをはじめ、学園全体の広報業務に携わる。
<インタビュアー紹介> 
朝火 英樹(アサヒ ヒデキ)
株式会社ニューズ・ツー・ユー マーケティングコミュニケーション部 マネージャー
NEC、ソフトバンクモバイルを経て、2014年9月ニューズ・ツー・ユーに参画。
事業主側でWebマーケティングを推進してきた経験を活かし、現在、ニューズ・ツー・ユーにてネットPR(News2uリリース)を軸としたオウンドメディアによるマーケティング コミュニケーションの仕組みづくりを推進中。
良質なリンクをたくさん獲得しリンクの総合的な状況が改善すれば、問題となるリンクをそのままにしていたり否認ツールを使ってリンクを否認したりしなくても、ペンギンアップデートからの回復は可能。
- リンク否認しなくても良質なリンクを増やせばペンギンアップデートから回復できる -
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2009年からアトリビューション関連の記事を専門にお伝えしてきた Attribution.jp は、「アトリビューション?なにそれ?」と言われていた当時から約6年が経ち、現在ではデジタルキャンペーンの評価に当然のように組み込まれることとなりました。テクノロジーの進化に伴って、以前よりスピーディかつかんたんに分析できる環境が整ってきた一方で、オフラインデータを始めとして組み込まれる変数は増え、マーケティングの基本的な概念の一つとして認知されるようになってきました。
アトリビューションは、分析だけでは価値を生みません。そこから実施を伴うアトリビューションマネジメントによって成果を臨むものです。そして、アトリビューションマネジメントとは単なる予算の再配分ではなく、データドリブンな最適化を適切に回していく「運用」が伴ってはじめて実現するものだと考えています。
業界のトップランナーとの対談でも、アトリビューションという枠を前提としながらも、それを飛び越えてキャンペーンマネジメントの実務と事例に言及することが増えてきました。アトリビューションが机上の空論ではなく、分析や施策の現場で、当たり前のように扱われてきていることを実感しています。
そこで、アトリビューションの概念をお伝えするという Attribution.jp が初期に設定していたメディアとしての役割は達成したと考え、より実践的な内容を扱う Unyoo.jp にその役割を移管させて頂きます。
Unyoo.jp では、ニュース記事や「コラムの分析・アトリビューション」カテゴリで引き続きアトリビューション関連の記事を扱っていくほか、トップランナーのみなさんとの対談もこれまで以上に増やしていきたいと考えておりますので、Attribution.jp 同様、ご愛読願えますと幸いです。
過去記事はアーカイブとして残し、これまでリンクして頂いた記事がリンク切れ等にならないようメンテナンスしていく予定です。今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
リンク:Unyoo.jp
~プレミアムエクスチェンジはオープンエクスチェンジからの撤退理由か~
ヤフーがライトメディアを手放す。
http://adexchanger.com/platforms/yahoo-finally-pulls-the-plug-on-right-media-exchange/
ザクシス・WPPがOpenAdstreamをAppNexusに手放し、YahooがRightMediaを手放す。プレミアムへの移行といえば聞こえはいいかもしれないが、結局勝者はグーグルDoubleClickの1社だけで、WPPもYahooもMicrosoftも負けたということだろう。WPPもYahooもおかげでプレミアムに進む道のりが明確になったという言い訳もできるでしょうが・・・。
この記事いろいろ面白いことが書いてあって、RightMediaの開発者のIPONWEBがテクニカルコンサルから手を引いたせいで「弱った」ということも出ている。またAppNexusが実はRightMediaを買いたがっていたというくだりもあります。
Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『2015年のグーグルSEOの5大予想』、『今のあなたに必要なのは「マイナスをゼロにするSEO」か? それとも「ゼロからプラスを作るSEO」か?』、『サイトマップを徹底的に使いこなすための7つのコツ』など10記事+4記事。
- 2015年のグーグルSEOの5大予想【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -
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ケンコーコムは1月8日から、「楽天24」で第一類薬品の販売を始めた。本店などではこれまで第一類医薬品や第二類を販売していた。日用品などを「楽天市場」内で提供する「楽天24」の品ぞろえを拡充し、利用者のニーズに応える。
水や酒、食品、洗剤など日用品をまとめて販売する「楽天24」は2013年まで楽天が運営。2014年1月にケンコーコムが楽天から承継した。
「楽天24」は約6万アイテムを展開、「リアップ X5」「ロキソニン S」といった第一類医薬品を取りそろえることで、品ぞろえを拡充する。
ケンコーコムは2013年1月、医薬品のネット通販規制訴訟の最高裁判決で国の上告を却下する判断が下されたことを受け、第一類、第二類の医薬品ECを再開。「楽天24」でも第二類、第三類医薬品の販売を2014年9月から販売している。
ケンコーコムは医薬品販売に関して薬剤師が在中し、電話やメールなどで相談を受け付けている。また、薬剤師が一度に注文できる医薬品の個数制限などを個々の医薬品ごとに設定するなど、安全な・安心な医薬品販売の体制を構築している。

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千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所は、レポート冊子のしあわせ予報2015「女性たちから未来は生まれる『ウーマノベーション』日本を変える、5つの女子力。」を発行した。昨今、日本の成長戦略として働く女性の活躍推進が注目されていることを受け、働く女性の意識や価値観を調べたもので、女性の活躍で成果を挙げている企業や団体への取材などを通じ、“働く女性が生み出す未来”を考察している。
同調査では、男女双方に行った女性の強みや特性に関するヒアリングをもとに、“5つの女子力”として、(1)「おもてなしの力」(2)「ありのままの力」(3)「はぐくむ力」(4)「巻きこむ力」(5)「好きになる力」に着目。企業・団体への取材をもとに仕事での効果を考察した。
それによると、(1)について日本女性特有の気配りや優しさが感動を生む源流になるとするほか、(2)では女性の素直な感性・生活実感がヒット商品を作るヒントになると指摘。また、(3)について女性特有の母性や包容力が人を育て働きやすい職場を生み出すとするほか、(4)では女性が得意とする共感型コミュニケーション力がプロジェクトの成功に導くとするとし、(5)では“好きになる”ことを貫く女性の好奇心や行動力が新天地を切り拓くとする。
また、10年前に発表した「働く女性白書2004」と同じ内容の調査を行い、働く女性の意識や価値観の変化を分析。
それによると、男性と同等以上に仕事をしているとする女性の回答は、55.6%で前回調査比でほぼ倍増。出世願望は低下傾向にあり、「できることなら出世したい」という回答は前回調査比4.7ポイント減の35.3%だったものの、女性が活躍する余地について「まだまだある」の回答が前回調査よりも16ポイント上昇し65.9%に達するなど、仕事対する自信と意欲を持つ女性が増えているようだ。

また、出産後も仕事を続けたいとする回答も約2割増加し64.7%となったが、退職を選択する女性が3割以上になるなど、まだ、子どもを育てなから仕事を続けるのは、なかなか難しいのが実情のようだ。
このほかに、同僚の女性について仕事を上手く進めるためのパートナーとする回答が44.1%で前回調査よりも10ポイント上昇するなど、同僚とビジネスライクな付き合いをする女性が増えている傾向が見られた。
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宅配会社が貴社の配送クレームを進んで改善してくれるようになれば、消費者が抱く心証も格段にアップするでしょう。大事なことは、宅配会社と「仕入先やシステム会社と同等レベルでコミュニケーションを取る」ということです。EC事業者にとって宅配便は切っても切れない関係性にあるはずです。しかし、荷物の受け渡し程度のコミュニケーションしか取れていないケースが多いのではないでしょうか。宅配会社と継続して密なコミュニケーションを取ることができれば、貴社のEC業務に“何か”いいことをもたらすはずです。
宅配会社は日本全国で1日に数百万個の荷物を集荷し、方面別に集約をします。全体の配送効率を高めることにより、1個あたりの運賃を抑えることに成功しているのです。
しかし、それはあくまでも人力で行う作業を集約しているだけで、オートメーションにより商品がどんどん生産されるような仕組みとは異なります。つまり、効率化に限界があり、その限界値を超えたときに必要となるのは結局、マンパワーなのです。
昨今、人口減少や労働基準法の改正による賃金の低下傾向で、若者のブルーカラー職種離れが起き、宅配各社が必要としているマンパワーの確保が難しい時代となっています。
しかし、宅配貨物がタイムリーに消費者などの手元に配送されるためには、「集荷 → センター集約 → 方面別幹線輸送 → センターばらし → 配達」という、日本全国規模の24時間365日のルーチンワークが遅滞なく進行していく必要があります。そのため、どこかの現場で人員不足が生じることで、配送に遅延が生じることになります。
もちろん、宅配会社のどこでどのような人員不足が発生しているかを、出荷する事業者が知るすべはありません。そのため、そのボトルネックとなっている部分を避けて荷物を発送することも不可能なのです。
さらに配達を行うドライバーたちは「1回目コラム」「2回目コラム」で記載した条件下で配達を行っているため、出荷する事業者側で手を打つことができないリスクを抱えた状態で荷物の発送をしている、というのがEC事業者さんの現状と言えるのです。
では、こうした状況下で、出荷人であるEC事業者さんは、宅配会社とどのような交渉をすることが可能なのでしょうか?
頭に入れていただきたい重要点は、「結果論でモノを言う」ということです。どんな交渉でも同じです、“だろう”“かもしれない”といった仮説では交渉はできません。「遅配(や誤配)が多いような気がするので改善してください!」と指摘しても、宅配会社側には響かないのです。
つまり、「いつ」「どこで」「どんなクレームが」「何回発生した」のか記録を取りましょう。可能であれば、先月または前年に対してクレーム率(破損率・誤配率)が何%増えたのか? 減ったのか? このデータを前にして、交渉することが望ましいのです。
多くのEC事業者さんは、商品クレームのデータを残し、可視化しているはずです。不良品やオーダーミスなどのクレームと併せて、配送クレームが何回発生したか数値を取っているでしょう。数値を残す際、「いつ」「どこで」といったフラグを増やし、データとして残します。こうした作業を行うことで、宅配会社に対し効果的に改善を促すことができるのです。

EC事業者にとって宅配便は必要不可欠なインフラです。換言すると、「遠隔で管理している実店舗」のようなものです。もし貴方が遠隔で管理している実店舗を持っているとして、その店舗でクレームが続けて発生したとします。おそらく店長またはマネージャーを呼び付け、クレームの原因を特定し、改善策を提案させ、それが確実に実行されているか確認することでしょう。
このことは宅配事業者にも同じことが言えます。集配に来るドライバーは、実店舗でたとえるならアルバイトのレジ係に過ぎません。彼らに直接文句を言っても「すみませんでしたー!」と謝ってくれますが、根本的な原因の特定には至りません。肝心な改善策が出てこないことでしょう。
原因を特定し、改善策を提案してもらうには、責任者と良好な関係を築くことが重要です。
ここで、御社の宅配便について以下の項目をチェックしてみてください。
おそらく、3. 以降の項目について回答できた人は少なかったのではないでしょうか?
普段から仲良くしている人には、特別な扱いをしてあげたくなるものです。もちろんドライバーも人間ですから、普段から仲良くしてくれている出荷人さんには、特別な扱いをしてあげようと思うわけですが、ドライバー個人ができることは限られます。「最終でもう一回集荷に来て!」といったお願いは快く聞いてくれるかもしれませんが、「○○県の配達が遅いので何とかして!」「最近破損が増えているので改善して!」といった要望には、ドライバーが個人レベルで対応できません。
そうなったときに、営業所の責任者への申し入れが必要となるのですが、初対面の人がいきなり訪問(もしくは電話)して、「最近ウチから発送した荷物の配達が遅いようなんだが、どうなっているんだ?!」と指摘すると、どうでしょう? 残念ながら、クレーマーだと思われて、その瞬間から心を閉ざされてしまいかねませんよね。

そこで重要となるのが、営業所の責任者との「普段からのコミュニケーション」と「品質が悪化していることを示すデータ」なのです。
まずは普段利用している宅配会社の担当営業所を訪問し、営業所の責任者と名刺交換するところから始めましょう。その時の殺し文句はコレです。
私は現在○○をインターネットで販売している事業者で、現在御社に毎月△△個くらいの発送をお願いしているのですが、今年は新商品の発売を計画していて、これが起動に乗ると商品の発送は今の2倍……いや、5倍以上になるかもしれません。そうなったときに、より効率的な発送の方法など、どのように対処すればいいか相談させていただきたく、訪問させてもらいました。
この言葉を受け取った責任者がきちんとした知識と経験を持っているまともな人物であるならば、「ありがとうございます。それであれば、送り状の発行機、通販システムと連携できる送り状発行システムの導入、商品の破損を防ぐための梱包資材……などのご提案ができますがいかがでしょう?」といった回答が返ってくることでしょう。その提案を受け入れるかどうかはひとまず置いておいて、提案をもらって帰りましょう。本当に出荷量が5倍になったら考えればいいことですから。
そして、次に訪問するときが本題です。2回目の訪問時には、品質悪化を示す資料(サイズ別、方面別クレーム率や破損率、誤配率の月別推移表など)を持参し、「実はこの表が示す通り、ここ数か月、○○県で◇◇のクレームが増加しているのです。この原因を調査していただきたいのですが」というように話を持っていきましょう。その営業所の責任者も下手な対応ができなくなってしまうので、おそらくクレーム発生の要因がどこにあるのかを調査してくれるはずです。
宅配会社を仕入先やシステム会社などと同等なレベルで、密なコミュニケーションを取っておくことが重要なのです。日々状況は変化し、繁忙期(お中元・お歳暮シーズン)には配達状況が悪化します。冬場には雪の影響で遠距離の配達に遅延が発生することもしばしば起こります。大規模なお祭りやイベントなどがある日には、その地区一帯で通行規制が敷かれることもあります。そういった特殊事情を宅配事業者は事前に知っていますし、ひょっとすると同業他社の出荷情報なども知っているかもしれません。いろんな情報を貴社にアウトプットしてくれることもあり得ることです。
現在利用している宅配会社と、もう一歩踏み込んだ付き合い方をしてみてはいかがでしょうか?
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なぜか亀まで喋り始めた漫画「伝説のEC猫レオレオ 売れるネットショップ繁盛記」の第6回・アップセル編が人気です。他には通販10大ニュースや2014年のスマホ利用者調査、格安おせち、楽天新春カンファレンスなど、年末年始らしいランキングになりました。

アップセルで売上をもっと伸ばすわよ! 大事なのはタイミングなんだって!

スマホ経由の2014年ネット利用者は楽天・アマゾンともに前年比2ケタの増加、ニールセン調査
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多くのEC事業者で一番欠けているのは「他社の商品を買ってみること」だ

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「めちゃめちゃ売れましたよ」。5,000着を2日で売ったショップが考える「3年後のEC」

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