
楽天は1月15日、全国各地の商業高校の学生などが実践的なECサイト運営などを学ぶ「楽天IT学校」実施校のなかから優れた取り組みを行ったチームを表彰する「楽天IT学校甲子園」を開催し、愛知県立岡崎商業高校の女子5人のチームが優勝した。
岡崎商業高校では、ファッション雑貨などを取り扱うECサイト「Z-CRAFT」でムートンブーツを販売。高校生が作ったページから商品を購入する消費者も多く、レビューも全国の実施校のなかで最も集まったという。こうした実績が評価された。
2位には静岡県立沼津商業高校のチームを選出。「駿河うまいものマルヤス」で販売している干物セットを、高校生が製造工場などを取材してページを作成。商品の強みを打ち出したページ作りが評価された。
3位は「沖縄うまいもの屋!長浜商店」が販売するパインパイのページを作った沖縄県立具志川商業高校のチームとなった。
楽天IT学校は2008年から毎年開催し、1年間に全7回の講座を実施している。地元の「楽天市場」に出店する有力店が講師として参加し、実際の運営ノウハウを伝える授業を展開。職場訪問などを受け入れ、高校生に実際のEC運営の現場を体感してもらう実践的な授業を行っている。
2013年度は15校だった実施校を2014年度は25校に拡大した。授業を通じ起業家精神の育成を図るとともに、将来的にECサイトを運営する運営者を増やし、地域活性につなげるのが取り組みの狙い。
楽天IT学校など楽天のCSRを担当する黒坂三重執行役員は表彰式のなかのあいさつで、「高校生の皆さんには今回の経験をぜひ将来に生かしていただきたい。今回、講師として参加いただいた店舗の方など、人との縁を大事にして頑張ってほしい」とエールを送った。


「商品のアドバンテージを1つに絞ってお客さまに伝えないといけないといったこと、インパクトのあるキャッチコピーを作らなど、講師の方から指導していただきましたが、今までやったことがなかったことなのでとても苦労しました。でもみんなで話し合っていいものが作れた時はとてもうれしかった。今回の授業を機に、もっと深くネットショップについて知れたらいいなと興味を持つようになりました。」

「短期間の授業のなかで、プロフェッショナルなことを求めてもなかなか難しい。とはいえ、商売なのでお客さんが誰なのか『こういうイメージのこういう人に買ってほしいんだ』ということをしっかり考えるように生徒に言いました。変にプロっぽくするよりも、高校生らしさを伝えたほうがいいのじゃないかということを伝えました。私としてもとてもいい経験になったので、またこういう機会があればやってみたいと思います」

「ページ作りではどんな構成にしたらいいのか悩んでしまい、放課後も学校に残ってページ作りを行ったことが思い出に残っています。約1か月間販売したのですが、目標の売り上げには届かず、実際に商品を売ることはこんなに難しいんだということを改めて感じることができました。将来、自分たちがネットショップをやるようになれば、今度は絶対に売れるようにしたいと思います」

「高校生が作ったサイトだからと甘えずに、フォトショップなどを使って、しっかりしたページを作ろうと頑張ってきました。普段は買う側だけれども、売る側の立場になりどうすれば商品を買ってもらえるかを考えるのがとても難しかった。クラスに5チームあって、そのなかで売り上げがトップだったので、頑張ってきたかいがあったなと思っています。今回、楽天のシステムを使って売れたのがとてもうれしかったので、将来、楽天に入社できればなと思うようになりました」
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オリジナル記事:楽天IT学校甲子園2014、岡崎商業高校が優勝 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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少子高齢化によって縮小する可能性が大きい日本の消費マーケット以外の販路を開拓しようと、海外向けEC、いわゆる“越境EC”に取り組む企業が増えている。将来の日本の消費市場を考えると海外向け通販は必要と考えている事業者は多いものの、いま取り組むべきか悩む企業は少なくない。注目が集まる“越境EC”に関し、あらためて市場環境を整理してみたい。
家計最終消費支出は2012年比約3割減の157.9兆円、人口は約8600万人に減る――国の関係機関が行った調査や発表したレポートによると、2060年の日本の将来像がこのように描かれている。あくまで予測だが、少子高齢化に突入した日本の現状を見るとそれが現実となる可能性は決して低くはない。
日本のEC企業がこ近、越境ECについて大きな関心を示すのは、縮小する可能性が高い日本市場以外の販路を確立し、収益を上げようとしているため。消費市場が縮小するとみられる日本だが、海外に目を向けるとグローバルでEC市場は大幅に拡大する見通しだ。
まず、世界のECマーケットを見てみみよう。


世界のEC市場では、2014年にこれまで最も大きなEC市場だった北米をアジア太平洋地域が追い抜き、トップになると予想されている。米国の調査会社eMarketerの調査によると、2014年のEC市場規模はアジア太平洋地域が5252億ドル、北米が4826億ドルを予想。その他地域を合わせて1兆5046億ドル規模になる。
3年後の2017年はさらに世界のEC市場規模は拡大。トップ市場となったアジア太平洋地域だけで1兆ドルを超えるマーケットを形成し、全世界で市場規模は2兆3570億ドルに拡大するとみられている。
国ごとの成長率を示した下図を見ると、日本の成長率は2014年で7.1%、2015年は6.7%、2017年は5.0%と年を追うごとに伸び率は小さくなる。だが、アジア太平洋地域の国々に目を向けると、2ケタ成長を続ける国が目立つ。

中国は2014年で63.8%、2015年は43.3%、2017年は29.4%と2ケタ成長を続ける。インドネシア、インドも2ケタ成長を続け、2017年でも20%台の成長を遂げる見通し。ちなみに、全世界の成長率は2014年が20.2%、2017年は14.8%となっている。
他の国で2ケタ成長を2017年まで続けるのは、アルゼンチン、イタリア、カナダ、米国。
「日本の消費市場が縮小することを考えれば、必然的に海外に目を向けなければならない」。海外向け通販を手がける通販・EC事業者は、こう口をそろえる。
本当に消費市場は縮小するのか。データをみてみたい。

総務省の調べによると、65歳以上の人口は2010年に23.0%だったが、2060年予測では39.9%に上昇。世界のどの国も経験したことのない少子高齢化が進むという。
15~64歳の生産年齢人口は2013年10月時点で7901万人、32年ぶりに8000万人を下回った。2060年には4418万人まで減少し、人口も8674万人にまで減る見通しだ。
総人口に加え、働き手も減少すれば、必然的に個人消費は縮小すると考えられる。日本政策金融公庫総合研究所が公表した論文によると、2020年の家計最終消費支出は225.9兆円となり、2012年比で8.3兆円減少する。
この減少は、年商5000万円の小売店が8年間で16万6000店舗消滅することを意味するという。論文には、小売店が減るということは、商品を供給する卸売業や製造業の減少につながると指摘。国内市場だけを対象にビジネスを展開していては、成長どころか生き残りも難しいとしている。
越境ECの現状を見てみたい。経済産業省は「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」で、日本・米国・中国3か国の越境ECに関する市場規模を調査している。
越境ECの調査は、海外向けに商品を売る販売活動と、日本の消費者が海外ECサイトで商品を買う購買活動の両側面から実施。市場規模を算出した。
2013年において、日本の事業者が中国・米国の消費者に商品を販売した金額は1915億円。米国経由の商品購入は1736億円、中国からは179億円だった(下図参照)。

経済産業省は日本・米国・中国3か国の越境EC市場規模について、2020年までの4つのシナリオを用意。最大ポテンシャルとしての試算結果は、2020年に3か国間の市場規模は最大4兆891億円となり、2013年比2.3倍の規模まで拡大する。
そのうち、日本の事業者が米国の消費者に販売する金額は7238億円、中国向けは704億円。

日本貿易振興機構(ジェトロ)がまとめた「海外向けインターネットを使った食品の販売状況~企業インタビュー調査」などからわかるように、海外向けECを行うEC企業は少なくない。だが、日本でECを手がける企業の割合からすると、まだまだごく一部だ。
なかには一時中国向けECがブームになった2010年前後に海外向け通販を始め、いまは撤退してしまった企業もある。
こうした状況を踏まえ、海外通販に詳しい有識者はこう指摘する。
海外向けECはサイトを立ち上げただけでは売れない。一気に投資したからといってすぐに売れるわけでもなく、継続して商品などを認知させていくことが重要。日本で得た収益の一部を海外展開に振り向けて、コツコツとやってみるのがいいだろう。
一気に投資をするのではなく、一部の収益をコツコツと海外展開に活用し、まずはテストマーケティング的に展開。必要な範囲で翻訳などの業務をアウトソーシングし、広告などで認知を図っていくのがベストな方法だという。
日本のEC市場は「成熟期」と言われるが、海外向けECはまだ「黎明(れいめい)期」といったところ。ネットを使った商売は先行者利益を得やすい。越境EC、とくに海外向け販売を取り巻く環境は数年前と比べてがらりと変わり、支援サービスなどが充実している。今年はやっぱり、海外マーケットに目を向けるべき年なのかもしれない。
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オリジナル記事:越境ECはやるべきか? やらないべきか? 海外通販を巡る市場環境を分析してわかったこと | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム
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楽天は1月15日、日本郵便と提携し、東京都内の郵便局などに楽天市場で購入した商品専用の受け取り用ロッカーを設置すると発表した。4月以降に、渋谷、世田谷など東京都内の郵便局30か所に試験的に設置。利用者が好きな時間や場所で商品を受け取れるようにし、利便性を高める考え。
楽天市場で商品を購入する際、配送方法の項目で、希望する日本郵便のロッカー設置場所を選択すると、指定した郵便局のロッカーに商品が配達される。
商品が受け取れる状態になると、日本郵便から受け取り可能になったことと、ロッカーを解錠するために必要な認証番号等がメールで消費者に送られる。購入者はロッカーでその暗証番号を入力すると、商品を受け取れる仕組み。配送がゆうパック(普通扱い)に対応している場合のみ、ロッカー配送が可能となる。
日本郵便では、まずは楽天市場専用として展開するが、将来的には広く他のECサイトでも利用できるようにしていく考え。
楽天では、楽天市場で購入した商品を駅などに設置したロッカーで購入商品が受け取れる「楽天BOX」をすでに試験運用し、好評を得ているという。「楽天BOX」の設置場所も広げていく計画を、発表当日に開催した「楽天新春カンファレンス」で明かし、今後、商品を受け取れる環境を増やすことで利便性を高めていく考えだ。
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オリジナル記事:楽天市場で購入した商品を郵便局で受けとれる専用ロッカーを設置、楽天 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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千趣会は、基幹のファッションカタログ「わたしの着たい服」を刷新し、2015年1月発刊の春号から「BELLEMAISONfashion(ベルメゾンファッション)」として発刊を始めた。ベーシックな普段着を切り口とした“商品機軸”のカタログと位置づけるもので、素材や製法、デザインなどにこだわり、ひとつひとつ作り込んだオリジナル商品を掲載。誌面とネットの役割を見直した商品紹介やコーディネート提案など新たな試みも盛り込む。同カタログでは、14年からスタートした5カ年中期経営計画の重点戦略として強化を進めるSPA(自社企画の製造小売り)型オリジナル開発商品を落とし込んでいく計画で、今後の事業展開を占う上でも重要な役割を担うことになる。

千趣会は2014年から、経営環境の変化を受けた事業構造の根本的な変革を骨子とする5カ年中期経営計画をスタートした。通販事業では、今後の主戦場をネット販売と捉え、ネット販売市場での“独自の優位性”の確立をテーマにした取り組みを盛り込み、この目標達成に向けた重点施策として、顧客、商品、販売、フルフィルメントの4つの戦略を掲げる。今回、新装刊した基幹カタログ「ベルメゾンファッション」の取り組みは、商品戦略を反映させた試みになる。
商品戦略では具体的な施策として、付加価値型のオリジナル開発商品による差別化と、SPA型開発商品の強化・拡充による収益性の向上を提示。前者は、ポイントやサービスを集客ツールとするネット販売事業者に対し、持ち前の商品開発力を活かした独自の商品展開により主戦場のネット販売で存在感を示すもので、後者は、粗利益率の高いSPA開発商品の強化・拡充による収益性の向上を狙ったもの。いずれも持ち前の商品開発力を基盤とした施策だ。
SPA型開発商品の展開では、収益の柱となる基幹カタログに落とし込み、通販事業全体の収益性の向上につなげることを構想しており、基幹カタログの「ベルメゾンファッション」への刷新は、いわばその布石となるもの。さらに、家具・生活雑貨の基幹カタログとなる「sumutoco(すむとこ)」でも、同様の取り組みを行う方針だ。
SPA型開発商品の展開に当たっては、専任部署の「SPAブランド推進室」を設置。これまでファッションやライフスタイル、育児など事業本部ごとに各カタログの担当者を置き、カタログに掲載する商品の決定などを行う形としていたが、「SPAブランド推進室」は各事業本部から独立し、基幹カタログに掲載するSPA型開発商品の企画・開発などに特化した体制を敷く。
現状、高収益型のSPA型開発商品は一部に過ぎないが、千趣会では今後、「SPAブランド推進室」を通じ当該商品の展開の拡大を進める意向で、同部署は「『ベルメゾン』の今後の収益構造を担うことになる」(同社)とする。
新装刊した「ベルメゾンファッション」は、本誌年4回(春・夏・秋・冬)と特別号年2回(盛夏号・厳冬号)の発行。新装刊第1号の2015年春号(A4判・420ページ、発行部数約250万部)では、衣料やインナー、シューズ、バッグ、ファッション雑貨などオリジナル商品を中心とした約770型・1万8000品番の商品を掲載。メーンターゲットとなる30代後半~40代女性と、周辺の30~50代に向けたベーシックアイテムを中心に扱う。
掲載商品数としては、前年同期に発行した「わたしの着たい服」の春号に比べると約1割減らした。類似商品のカットなど商品の絞り込みをしたためで、アウターでは、掲載商品数を約3割カットしたという。一方で、キッズカタログの「チャイルド」への誘導を目的に、子ども服の基幹ブランド「GITA(ジータ)」の商品を新たに掲載するほか、売れ行きが好調なインナーの掲載商品数を増やすなど戦略的に追加した商品もある。
また、「ベルメゾンファッション」は、普段着に焦点を当てており、キャッチコピーに“私の普段着”を採用。普段着については、シンプルでありながら素材やパターンにも気を配り、産地やメーカーにもこだわった商品と位置づけ、ひとつひとつ作り込んだ商品を展開。“普段着にいいものを着て気持ち良く過ごす”という提案を行う。
これは千趣会ならではの商品開発力を活かした取り組みと言えるが、「ベルメゾンファッション」の展開では、顧客が安い商品に反応しないという昨今の購買行動の変化も意識した。
これについて同社では、顧客がより賢くなり、“こだわって買う”ようになっていると分析。加えて、顧客がすでに持っている洋服に単体の商品を自分で組み合わせて普段着を楽しむ傾向がみられるという。このため、低価格を訴求した商品よりも、ひとつひとつの商品を作り込み、顧客が納得して購入できるようにする方がニーズにマッチしているわけだ。
実際、同カタログでは、有名ブランドが採用するデニム素材を使ったデニムパンツや、特殊な織機で作った縫い目のないシームレスセーターなど、素材の品質や製法にこだわった商品を掲載。価格は、前出のデニムおよびシームレスセーターとも税込4212円で、従来、カタログで扱っていた低価格商品と比べると割高に映るが、ブランド店や百貨店で販売されている同等の商品と比較すればむしろ買い得感があると言える。
「ベルメゾンファッション」の取り組みは、より品質の高いレベルで商品の値ごろ感を打ち出そうとする試みと言え、千趣会でも「少し高くても『ベルメゾン』の商品は素材がいいから買おうという選ばれ方をしたい」とする。
「ベルメゾンファッション」は、“商品機軸”のカタログとして展開するもので、これに伴い誌面の構成も大幅に見直している。
まず、カタログの表紙については、シーズンごとのテーマカラーを基調に商品をシンプルに見せるデザインとし、「ベルメゾンファッション」第1号の春号では、春をイメージした黄色を採用。また、従来の「わたしの着たい服」では、イメージキャラクターの女優・麻生久美子さんの商品着用画像を前面に打ち出していたのに対し、今回のカタログでは、商品の単体画像を大きくかつシンプル見せる形にしている。
これは、“商品機軸”のカタログとしての特徴を打ち出したものだが、千趣会としては、基幹カタログで展開する商品を足掛かりに「ベルメゾン」とはどのようなブランドなのかを知ってもらう狙いがあり、同時期に発刊した家具・生活雑貨の基幹カタログ「すむとこ」でも春号の表紙も同様のカラー・デザインを採用している。
また、カタログ誌面についても、従来、日常の利用シーンがイメージできるよう、モデルの商品着用画像を使ったコーディネート提案を中心としていたのに対し、「ベルメゾンファッション」では、商品単体の画像をメーンとした構成に変更。素材や製法、デザインの工夫などの説明と合わせ、カタログ誌面で商品の良さをじっくりと見せるようにした。コーディネート画像も掲載するが、スペースは小さく、誌面の中での商品とコーディネートの「主従関係が逆転している」(千趣会)形だ。

コーディネートについては、カタログから「ベルメゾンネット」に誘導し、ネット上で提案する形としており、ネットの特徴を活かしてカタログ誌面では掲載していないコーディネートや商品説明画像なども見られるようにしている。
これまでメーンとしてきたカタログ誌面でのコーディネート提案を見直すのは思い切った判断だが、すでにコーディネートは、カタログ誌面で見せなくても色々なところで見ることができ、インターネットやスマートフォンの普及で、「ネットでコーディネートを見る人も増えている」(同)。
さらに、顧客が様々な媒体で見つけたコーディネートを参考に、手持ちの洋服と単体の商品を自分で組み合わせるようになってきている傾向も踏まえ、「ベルメゾンファッション」では、カタログで単体商品の良さをしっかり伝え、コーディネートの楽しみ方をネットで提案するという、カタログとネットの新たな“使い分け”の試みを行っているわけだ。
一方、直近の春号で「ベルメゾンファッション」と同様の表紙デザインを採用した家具・生活雑貨の基幹カタログ「すむとこ」については、商品を訴求するための括りや作り込みの方向性、SPA型開発商品の取り組みの進捗状況などの兼ね合いで、従来とほぼ変わらない誌面となっているが、今後、各課題を解消し、“商品機軸”のカタログの特徴を打ち出していく考えのようだ。
千趣会では「ベルメゾンファッション」の展開を足掛かりに、2015年は、各種カタログの再編・リニューアルに取り組む意向で、この一環として働く女性に向けた新ブランドおよびカタログの展開に乗り出すことも計画する。
5カ年中期経営計画で掲げる顧客戦略では、子どもの有無、有職・無職の切り口で30、40、50代の女性を30代シングル・DINKS、30代育児ママ、40代キャリア、40代主婦・パート、50代アクティブの5つのセグメントに分類。それぞれの生活スタイルやニーズに対応したアプローチで、顧客基盤を拡充する方針を打ち出している。
特に、働く女性については、女性の労働力に注目が集まり、今後、増加が見込まれる層で、千趣会でもアプローチを強化。待機児童問題の解消の一助として子会社の千趣会チャイルドケアを設立し、保育園運営事業に乗り出すなど取り組みを積極化している。
ファッションの部分では、すでに30代の働く女性向けのブランドとして「スタイルノート」を展開しているが、現在はターゲットの30代だけではなく、40代にも利用されている状況。今後、より幅広い層で働く女性の増加が見込まれることを踏まえ、年代別にセグメントした新ブランドのカタログを展開することにした形だ。
働く女性向けの新ブランドのカタログ展開は、まだこれからだが、誌面の方向性については、コーディネート提案を主体とした従来のような雑誌感覚の誌面を踏襲することになるようだ。
普段着に焦点を当てた「ベルメゾンファッション」では、顧客がすでに持っている洋服に単品の商品を合わせてファッションを楽しむ傾向があることを踏まえ、個々の商品へのこだわりを伝えることに重点を置いているが、これに対し、仕事着の場合、日常の利用シーンのイメージが先行する面があり、コーディネートは重要な要素。「トータル的なコーディネートできれいに見せたいというニーズが強く、(普段着とは)買われ方も違ってくる」(同社)ことを勘案し、従来から得意としてきたコーディネート提案型の誌面構成とする可能性があるようだ。
“商品機軸”の「ベルメゾンファッション」、働く女性向けの年代別新ブランドなど、5カ年中期経営計画の戦略に基づいた新たな試みを盛り込むカタログの展開を本格化する千趣会の今後の動向が注目されるところだ。
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オリジナル記事:コーディネートはECで提案、カタログとネットの新たな“使い分け”を試みる千趣会の戦略 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップには欠かせない宅配業者との付き合い方や、 JADMA佐々木会長の新年賀詞交歓会でのスピーチなど、気になる話題が上位になりました。今年は法改正が多いので、自社の取り扱い商材に関連した法令には注意しておきたいですね。

通販・ECの配送クレームを激減させるために知っておくべき宅配会社との上手な付き合い方

法改正が目白押しの2015年は通販・EC業界の重要な年になる、JADMA佐々木迅会長

2014年のネットショップ業界振り返り&2015年新春の話題など



売上4倍、セッション数7倍。北欧、暮らしの道具店が取り組む「メディア化」と「出版」

優れたECサイトを表彰する「全国ネットショップグランプリ」の応募を開始、イーコマース事業協会

通販は「商品がイメージと異なる」「個人情報が不安」「調べるのが手間」などの声、マーシュ調査

女性の素直な感性・生活実感がヒット商品のヒントになる、ベルメゾン生活スタイル研究所レポート
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:配送業務の改善はデータの保存から。改善要求はドライバーではなく営業所の責任者に | 人気記事ランキング | ネットショップ担当者フォーラム
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Google+やTwitter、FacebookなどのソーシャルメディアのプロフィールをGoogleのナレッジグラフに表示できるようになった。schema.orgを利用してマークアップする。
- ソーシャルメディアのプロフィールをGoogleナレッジグラフに表示させる方法 -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki
職場の壮行会で一番搾りを一本飲み干し、ほろ酔い気分になったので15分で書いてみる。
僕はいまでこそトライバルメディアハウスの代表という仕事を勤めており、「池田さんって社長っぽいよね(部下に思いつきの無理難題とか言いまくってそうで)」と言われることが多いわけですが、社長という仕事をするまでは、僕は「俺以上に会社のNo.2を務められる奴はいない。俺は世界最高のNo.2だ」と思っていた。
僕が20代に勤めていたコンサルティングファームの社長は(良くも悪くも)ネジが何本も抜けた人だった。タイムボカンみたいに、ワープした後にボルトが何本か落ちてるみたいな。それこそもうとにかく思いつきで動く。朝令暮改なんて朝飯前。言った先から意見が変わる。さらに(日常的に)夜中の3時とかに電話がかかってきて、思いついたアイデアとかしゃべりまくられる(後ろではキャバクラのおねえちゃんの声がする)。備忘録とかメモ帳みたいに扱われていた。
そういう人だから、とにかくなんでもかんでもすぐに忘れる。歩いた道の後ろには、そりゃもういろんなものがこぼれている。僕はそれを丁寧に拾って、整理整頓して、構造化して、ドキュメント化したり、プロジェクトマネジメントをしたりしていた。
そんなことをしているうち、この社長は俺がいなかったら大変なことになる。俺はこういう(良い意味で)ネジが何本か抜けてて、常人離れした、突き抜けたアイデアマンの社長の補佐役として最高の仕事ができる奴なんじゃないか。ホンダもソニーも優秀なNo.2がいたから成功できたって言うしな!みたいな。
逆に言えば、自分は社長の器じゃない。社長というのは(そのときの社長みたいに)常人離れした、もっと言えば、スキルセットが綺麗なレーダーチャートを描いているような人じゃなく、レーダーチャートが棒グラフみたいになっちゃっている人じゃないと務まらないと思っていた。何にもできないけど、営業とか、技術とか、一点のみにおいて天才で、こぼれちゃった部分は優秀な部下が支える、みたいな、変な社長観を持っていた。
でも、そんな僕がいまこの会社を経営して8年が経とうとしている。まだまだ成長途上だけど、最近(というか前から)スタッフによく言われることがある。
「池田さんってほんと何も覚えてないですよね」
「あ、また池田が思いつきでしゃべり始めた」
「池田さんには突き抜けてもらえればいいです。あとは僕達がやりますから」
そしてクライアントや外部パートナーからも言われる。
「池田さんは、ほんと優秀な部下に支えられてますよね」
…。
世界に最高のNo.2なんていないんですよきっと。役職(仕事)が人をつくるんです。僕がよくできた社長かどうかは別として、あんなに「俺には社長なんて無理!」って思っていた僕がいまなんとか社長という仕事をやっている(しかもかなり楽しい)。
だから、俺は世界最高のNo.2だ!と思っている人は、一度その思い込みを捨ててみましょう。自分が何に向いているのかなんて、やってみなきゃわからないんです、というお話でした。乱筆乱文誤字脱字ご容赦。終わり!

ニフティは1月8日、10~50代女性のスマホショッピングに関する調査結果を公表、それによると28%の女性がスマートフォンを使ってECサイトを利用したと回答した。約3人に1人がスマホコマースを経験し、シチュエーションでは「ベットの中」「電車で移動中」が多かった。
スマホコマースを経験した女性が最も利用したジャンルは全年代を通して「ファッション」が最多で62.2%。特に20代では76.2%にのぼった。
2位は「CD・DVD音楽・映画ダウンロード」(41.9%)、3位は「日用品・生活用品」(40.7%)だった。


スマホコマースを利用するシチュエーションを聞いたところ、70.2%が「就寝前にベットの中でくつろぎながら」と回答。続いて多かったのは「電車など、移動しながら」が36.9%だった。オムニチャネルが想定される「休日に外に出かけながら」は12.1%だった。
20代のみを集計すると「就寝前にベットの中でくつろぎながら」は75.7%、「電車など、移動しながら」が54.1%だった。

スマホコマースの利用頻度は「月1回」が最も多く31.4%。「2~3か月に1回」が25.6%で続いた。
平均利用額は1か月あたり4583円。20代は平均4818円に対し、40代は5677円。可処分所得の高い年齢ほど利用額が高い傾向がわかった。

調査概要は次の通り。
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楽天は1月13日、「楽天市場」に出店する約4万店舗のなかから、購入者からの評価や売り上げなどが年間を通じて優れたショップを選出し、表彰する 「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」を開催した。
グランプリは日用品などを販売する「爽快ドラッグ」が6年連続で獲得。そのほか、総合賞10店舗、ジャンル賞120店舗(40ジャンル)、サービス賞23店舗、特別賞11店舗の計164店舗(同一店舗による複数賞受賞の重複を含む)が表彰された。
総合2位は家電などを販売する「Joshin web」が、3位は昨年6位だった「エディオン」が3ランクアップとなった。
また、10年連続でSOYで何らかの賞を獲得しているショップとして「Z-CRAFT」が表彰された。
総合トップ10は以下の通り。
| 順位 | 店舗名 | 社名 (所在地) |
| 1位 | 爽快ドラッグ | 爽快ドラッグ (東京都) |
| 2位 | Joshin web 家電とPCの大型専門店 | 上新電機 (大阪府) |
| 3位 | エディオン 楽天市場店 | エディオン (大阪府) |
| 4位 | ビックカメラ 楽天市場店 | ビックカメラ (東京都) |
| 5位 | charm 楽天市場店 | チャーム (群馬県) |
| 6位 | コジマ 楽天市場店 | コジマ (栃木県) |
| 7位 | NetBabyWorld(ネットベビー) | あかちゃんハウス一二三 (東京都) |
| 8位 | ソフマップ 楽天市場店 | ソフマップ (東京都) |
| 9位 | 澤井珈琲Beans&Leaf | 澤井珈琲 (鳥取県) |
| 10位 | イーザッカマニアストアーズ | ズーティー (兵庫県) |
また、上位のショップのコメントは以下の通り。

「2014年は消費増税などの影響もあり、思ったように業績を伸ばすことができず、正直悔しい1年となりました。そんななかでもいろいろと工夫してきたことが、こうした賞の受賞につながったと思います。特に2014年4月に「NetBabyWorld」を運営する『あかちゃんハウス一二三』を買収し、それぞれの会社で行ってきた売り方をディスカッションすることで、お互い良い影響が出てきていると感じています。今年は物流をさらに強化して、お客さまへの配送時間をもっと短くしていこうと考えています」

「楽天市場にある商品は、『人に幸せ幸せを与える』商品ばかりが並んでいます。つまり、楽天市場は幸せ提供の場だと思います。当社も『幸せ提供業』ということで商売をしていますので、楽天市場にさらに盛り上げていこうと思っています。さらなる商品ラインナップ、アフターサービスの充実に努めていきたいと考えています」

「2014年は物流を強化するとともに、顧客対応を強化してきました。商品をお届けするだけでなく、その後のアフターフォローにも力を入れるようにしてきました。この結果、売り上げが拡大し、今回の3位につながったと思います。今年は取扱商品を家電に限らず広げていくことで、さらに顧客満足度を高めていきたい。来年のこの場で1位を獲得できるような良い1年にできればと思っています」

「楽天SOYを10年連続で獲得できたこともとてもうれしいが、授賞式のために集まってくる皆さんや、2日後に開催される楽天新春カンファレンスに参加される出店者の皆さんと、いい人脈を作らせていただいていることに感謝している。また、10年連続で受賞できるショップを支えてくれたスタッフに感謝したい。当社の創業者が常々言っている言葉に『人間1人でできることは何もない』ということ。20年、30年、100年と続けられるために、これからも皆さまに支えていただければと思っています」
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オリジナル記事:楽天SOY2014のグランプリは6年連続で「爽快ドラッグ」が獲得 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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1日の流通総額は日本円で約1兆800億円! 「独身の日」と呼ばれる201411月11日。アリババは1日間における流通総額で約571億元(日本円で約1兆800億円)を記録した。中国市場に進出しては撤退する動きが目立った数年前の状況は様変わりし、中国のEC市場が注目を集めている。中国ECの現場ではどのようなことが行われ、実際にECを手がけている人はどのような変化を感じているのか。中国EC市場の“今”を解説。
「高岡さんはどんな商品を買おうと思っているんですか?」。10月末日、毎年上海オフィスでは、ネット通販店舗の画面を見ながらスタッフが浮き足立つ。こんな会話が職場で交わされる。
日本でもメディアに取り上げられ、ご存知の読者も多いと思われる中国の11月11日は「独身の日」(シングルデーとも呼ばれている)で、1年間における最大のセール日と位置付けられている。「独身の日」という名称は、「1」が4つ並んでいることがその由来だ。
私自身、日本と上海を行き来し5年になる。その頃からアリババグループのBtoCサイト「Tmall」が1年間利用したユーザーへの感謝として、ネット上でイベント化し始めた。今では「Tmall」だけではなく、中国の各ECサイトがイベントを行う“ネット通販のお祭り”の日になっている。
中国では「独身の日」に向けて予約販売を行うサイトも多い。1か月前から閲覧可能になり、3週間前には予約注文ができるようになる。10月中旬から予約販売が開始されるため、この時期におけるスタッフの昼休みの話題は、「独身の日」に何を買うかだ。
2014年のアリババにおける流通総額はおおきなインパクトとなった。1日間の流通総額は約571億元(日本円で約1兆800億円)、2013年の昨年は約350億元(日本円で約5700億円)だったことから、60%以上の成長率を記録した。(レートに関してはその当時のもの)
日本の某有名モールの最も大きな売り上げの大きなセールで、4日間の流通総額が644億円(1日平均160億円)と言われているから、その約67倍となる。最近、いろいろな場所で講演するのだが、やはりこの話題が一番反応がいい。
「独身の日」の当日はアリババ本社からテレビが生放送された。その映像がまたすごかった。大型ディスプレイに売上金額とグラフがリアルタイムで表示された。売上金額は爆発的に上がり続けている。
11日深夜0時にスタートし、2分間で10億元(約190億円)、38分間で100億元(約1900億円)、21時半くらいに500億元(約9500億円)を突破した(よくサーバーが持つなぁと個人的にはそっちも関心)。
2014年、独身の日に最も売り上げが大きかった店舗は、中国のAppleと言われている携帯端末メーカー「小米科技(シャオミー)」。1日で15.6億元(約294億円)、116万個を販売したという。1店舗だけで日本の某有名モールにおける1日流通総額の約2倍を販売しているのである。

エフカフェでも「Tmall」内で越境ECモデルのサイトを2014年の4月から運営している。「独身の日」には日本のサプリメントや化粧品などを数千万円売り上げ、「Tmall」のカテゴリー別ランキングで上位に食い込んだ。運営支援をしている現地中国企業も、「独身の日」の1日で月間平均売上とほぼ同金額、もしくはそれ以上を売り上げている。
売り上げのキーとなっているのは「チャット部隊」。上海に置いた当社のチャット部隊が問い合わをしてくるユーザーのニーズに合わせ、さまざまな商品をレコメンドする。実は当社のサイトでは全体売上の60%が「チャット部隊」からのもので、日本では単なる“受けの受注”も、中国では「攻めのセールス」なのだ。
そのマーケットパワーをビシバシと肌で感じる。この巨大なマーケットは羽田から飛行機でわずか3時間半の場所にあるのだ。
特にこの1年で「Tmallグローバル」という越境EC型個配サービスが開始されてからは、中国の消費者に向けてほぼどんな商品でも販売できるようになった(ただし、冷凍、冷蔵便などは物流的にまだ難しい)。
中国でネット通販ビジネスにチャレンジしようとしたことがある人はこのすごさを実感できると思う。

これまで中国でネット通販を行うには以下の条件が必要だった。
商品を中国国内に輸出することが高いハードルとなっていたが、「Tmallグローバル」は個配モデルで直接個人に販売することが可能。ほぼすべての商品が販売できる。しかも、日本法人であっても出店の契約ができるのである。
現在、当社の店舗を含めて「Tmallグローバル」に数十店舗出店しているが、どこも好調だ。これまでの中国でのネット通販ビジネスが難しいという常識を覆したと感じている。商売人として、ワクワクが止まらないのは私だけではないはずである。
今後この連載を通じて、みなさんに今転機を迎えている中国ネット通販ビジネスのリアルな状況をお届けしていく。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:1日で1兆円以上を売り上げる「独身の日」から学ぶ中国EC市場の可能性 | 上海で働く駐在員の中国EC市場リポート | ネットショップ担当者フォーラム
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“売り上げ”は経費、いわゆるコストを使って販促を行った結果です。ECサイトの運営で大事なことは、売り上げという結果を見るのではなく、「予算をどう消化していくのか」を考えることです。コスト削減という観点は必要ですが、予算をけちってしまっては、売り上げは伸びません。いくら投資(経費をどれだけ使うか)して、どれだけリターンを得ることができたか。予算と実績を常に対比しながらサイトを運営することが、売れるネットショップになるための基礎になります。
予算と実績を毎月対比させるタスクを「予実管理」と言います。計画に対しての乖離分析、その対処方法を議論することがECサイトの運営では重要になります。
実はこの「予実管理」の精度を高めることこそが、ECサイト運営で一番大事な“見える化”の方法なんです。この「予実管理」をどう行っていくのか、その方法を解説します。
必要なことは、
この2点だけです。
「予算を作る」というのは、“経費をどう使うのか?”そのための計画を作ることです。
固定費・変動費を勘定科目ごとに、全項目でどの程度、経費を使うのかを決めておきましょう。売り上げや利益は、予算を使いきった後の結果なのです。
だから、ECサイトが力を入れて取り組むことは、作った予算に従った投資をしていくことです。予算をうまく使うことが売上アップにつながるということを理解しなければなりません。販促費などの経費を使わなければ、いきなりは売り上げは伸びません。
“売り上げをアップさせる”と考えてはダメです。売り上げを伸ばすために、どれだけコストをかけられるのか考えて下さい。投資を“けちる”と売り上げが伸びないといったことが起きてしまいます。
具体的な予算の立て方を解説します。
予算は毎月、月次で作っていきましょう。損益計算書は月次で12か月分作りましょう。毎月立てた予算は計画通りに使い切ってください。まずは、経費を計画通りに使うことが一番重要になります。
これを毎月繰り返し、予算と実績を勘定科目別に対比します。プラスマイナス10%以内で運用できるようにするのがベストです。10%以上の割合で予算と実績が離れている場合、その勘定科目の予算と実績が、なぜ離れているのか分析しましょう。これが「予実管理」になります。
その乖離は解決可能なのか? 偶発的なものなのか? 最初から予見できたのではないか? 厳しい目でチェックして下さい。
「予実管理」は、最も重要なことは何かを見極めて「経営の選択と集中」を実現していくことです。「どんぶり勘定」でまとめてはいけません。これを毎月繰り返していくことで、どの点に力を入れていけばいいのかなど、自社のECサイトが可視化できるようになります。それがひいては売り上げアップにつながるのです。
J-FECからのお知らせ
J-FECでは1月17日(土)に開催する1月度定例会にて、「2015年に飛躍するネットショップのディスカッション!」を開催します。「最新情報から学ぶ、拓く道。をテーマに、EC業界の有名人ディスカッション」と「日本の旬なサポート企業のプレゼン大会」を行います。
パネルディスカッションには、
が登壇します。
スケジュールは次の通り。
申し込みなどの詳細はこちらから。
http://www.j-fec.or.jp/whats_new/p/7653
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オリジナル記事:たった2つのKPI管理のポイントを押さえればネットショップの売上アップは実現できる! | 現役EC経営者・担当者が指南する、J-FECの成功を目指すネットショップ運営塾 | ネットショップ担当者フォーラム
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日本郵便の新サービスが利用できるのは、配送がゆうパックを選んだときのみ。現在、多くのEC事業者が商品配送をヤマト運輸か佐川急便に委託している。今回のサービスを始めたところで、対応する店舗が少なく、利用シーンは少ないという結果になることも考えられる。
一方で、今回のサービスでは、配送ドライバー、再配達のコストがかからないため、日本郵便としては従来よりも安価な送料で提案することも可能になる。他の配送会社よりも安い価格で提供できれば、日本郵便を採用する店舗が増えてくる可能性もありそうだ。