日本・中国・韓国で“カワイイ”はどう異なるか国際調査! 意外な日本の傾向とは?【フリューかわいい研調べ】
フリューかわいい研究所は、「日本・中国・韓国の“かわいい”の捉え方」に関する調査結果を発表した。“かわいい”と感じる対象や基準、好きなキャラクターや推し活経験などについて、日本・中国・韓国在住の15~35歳女性300人(各国100人ずつ)が回答している
推し活経験は中国がトップ
まず「“かわいい”と思ったものに対してどんな印象を抱くか」を24個の選択肢で聞くと、3ヶ国共通して「幸福感を感じた」が2位だったが、日本・韓国で1位の「可愛がりたい」(日本58.0%、韓国56.9%)は、中国では23.3%にとどまりトップ1に入らなかった。
中国の1位は「嬉しい」47.0%で、そのほかも「気分が晴れやかになった」「気分が高揚した」「誰かと気持ちを分かち合いたい」といった“気分が上がった”ことを示す回答が多い。一方韓国は「抱きしめたい」「触れたい」「手に入れたい」が多い。これらに対し日本は「眺めたい」39.9%が3位となっており、所有欲・接触欲より“あえて距離をおいて愛でたい”という傾向がうかがえる結果となっている。
続いて「直近1年の推し活経験」については、中国が74.0%ともっとも多く、韓国72.0%、日本60.0%の順。「推し活の満足度」でも、中国が100%、韓国が97.2%、日本が90.0%の順で、中国・韓国の推し活熱が高い。日本は“かわいいの判断”や“かわいいに対しての活動”がやや消極的と言える。


そして「“かわいい”と思うキャラクター」を聞くと、自国・他国のキャラクターが混在。また、日本・韓国ではサンリオキャラクターが上位にランクインした。
各国の1位は、日本は「ちいかわ」、中国はアニメ映画興行収入世界歴代1位となった映画『ナタ 魔童の大暴れ』の主人公「ナタ」、韓国は「クレヨンしんちゃん」だった。

調査概要
- 【調査対象】日本・中国・韓国在住の15~35歳女性
- 【調査方法】インターネットリサーチ(国内リサーチ会社パネル、および韓国・中国国内提携先パネル)
- 【調査時期】2025年5月22日~28日
- 【有効回答数】300人(各国100人ずつ)
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