Adobeが企業向けにカスタマイズした生成AIモデル構築ソリューション「Adobe Firefly Foundry」発表

企業が持つブランドコンテンツに合わせて画像・動画などに対応した固有の生成AIモデルを共同で開発

米国Adobeの日本法人、アドビは、本社が企業向けにカスタマイズした生成AI(人工知能)モデルを構築するソリューション「Adobe Firefly Foundry」を10月28日に発表した、と11月4日公表した。企業が保有するブランドコンテンツに合わせ、画像、動画、音声、3Dなどさまざまな形式に対応した固有の生成AIモデルを企業と共同で開発する。Adobeの生成AIツール「Adobe Firefly」が基盤となる。

Adobe Firefly Foundryは、企業のブランド資産やデザイン素材などの知的財産カタログ全体を学習し、商用利用に配慮したAdobe Fireflyで構築する。企業はブランドに沿ったコンテンツ制作を拡大することで新たな顧客体験を提供できるようになる。ブランドのキャンペーン、マーケティング、メディア制作のワークフローなどでコンテンツ提供のスピードと効率を大幅に高められるという。

Adobeの応用AI・ML(機械学習)科学者やエンジニアなどのエキスパートチームが企業と連携して設計・導入を支援。企業の固有のニーズに応じたソリューションを構築するほか、クリエイティブワークフローの再構築に関するガイダンスを提供する。Adobe Firefly Foundryの専用モデルは「GenStudio」「Creative Cloud」「Fireflyアプリ」「Express」などAdobeの製品群と継ぎ目なく統合する。

「Adobe Firefly Foundry」を発表
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