Canvaがビジュアル作業のプロセスを統合したクリエイティブOSの提供を開始、次世代「Canva」

強化したビジュアルツールキット・世界初というデザインAI・マーケティング支援ツールを搭載

山川 健(Web担 編集部)

11月7日 7:01

オンラインデザインプラットフォーム「Canva(キャンバ)」を展開する豪州Canvaの日本法人、Canva Japanは、本社がビジュアル作業のプロセスを統合したクリエイティブOSの提供を始める、と11月4日発表した。強化したビジュアルツールキット、世界初というデザインAI(人工知能)、ブランドの成長に向けたマーケティング支援ツールを合わせた次世代のCanvaプラットフォームとなる。

クリエイティブOSはAIデザインモデルがベースとなり、デザイン、コラボレーション、公開、効果測定をカバーする。人の創造性を中核にしてAIがデザインの可能性を広げる。ビジュアルツールキットは、刷新した動画エディター「動画2.0」で動画作成をさらに簡単にした。トリミング、同期、レイヤー化が直感的にできるようになり、AI ツールでの編集やエフェクトの自動化も可能。

デザインAIはデザインの複雑性を理解するように学習した「Canvaデザインモデル」がデザイン論理からレイアウトを構築。数秒で編集可能なコンテンツを生成する。従来の会話型画像生成AI「Canva AI」は大幅に強化。素材、写真、動画、3Dモデルを構想すると具現化する。マーケティング支援では制作、公開、効果測定を一元化するプラットフォーム「Canvaマーケティング」を備える。

クリエイティブOS
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