インタラクティブマーケティング統計データ by ユニメディア

流入元別コンバージョン指標 2011年9月

8月に続き前月から落ち込んだ9月のCVRを向上させるポイントはどこにあるのか、データから読み取った。

ユニメディアのマーケティングツール導入企業の各種KPIを統計データ化し、マーケティング担当者が業界水準のCVRとして参考とするためのレポートをお届けする。

インタラクティブマーケティング統計データ
目次

下落傾向にあるCVRを改善するには

2011年9月度の平均CVRは0.75%となり、8月度の平均CVR(1.25%)と比較して下がっています。個別に見ると、8月と比較して大きくCVRを落としているのは、0.3ポイントおよび0.56ポイントマイナスの「リスティング」と「その他(外部ポータルサイトや自社/姉妹サイト経由、ノーリファラーなど)」の流入ですが、特に「その他」流入を改善すれば大きくCVRは向上されると思われます。実際、「その他」流入が7月並みのCVR(3.33%)であれば平均は2.20%となり、7月の平均CVR(2.19%)を大きく上回ります。一方、リスティングが8月並みだとしても0.80%程度と、全体に与えるインパクトは微小と言えます。

これらのデータからはどんなことが読み取れるでしょうか。CVRを改善するためにどのような施策を行えばいいのか、詳しい仮説検証に入る前に、まずは9月度の統計データを見ていきましょう。

アクティブユーザーを示す基本指標

UUあたりPV4.19
セッションあたりPV2.37

流入元ごとの効果を示す指標

流入比率直帰率CV比率流入別CVR
検索エンジン17.39%62.70%9.06%0.39%
クチコミ0.66%66.30%0.78%0.88%
PR3.09%55.25%3.72%0.90%
リスティング15.66%66.19%5.43%0.26%
アフィリエイト1.53%69.79%3.88%0.95%
純広告0.79%10.46%0.23%0.24%
その他60.87%76.24%76.90%0.95%
全体-73.36%-平均0.75%

全体コンバージョン率

ランディングページからのCVR0.75%
エントリーフォームからのCVR48.96%

SEM経由のコンバージョン比率

リスティングSEO
単一ワードCV数比率74.20%73.64%
複合ワードCV数比率25.80%26.36%

SEM経由の単一/複合ワード別コンバージョン率

リスティングSEO
全ワードCVR0.57%0.43%
単一ワード流入を母数としたCVR0.64%0.61%
複合ワード流入を母数としたCVR0.56%0.33%

CGMからのクチコミ流入を示す指標

CGM
CGMからの流入比率0.87%
CGMからのCV比率2.04%
CGMからのCVR1.44%

SEOのロングテール対応状況を示す指標

SEOにおけるランディングページ数705.67
SEOにおけるランディングページがトップの割合53.93%

エントリーフォームの流入元別コンバージョン率

SEO56.44%
クチコミ51.13%
PR57.44%
リスティング54.16%
アフィリエイト34.65%
純広告51.52%
その他48.14%
セッション比率CV比率CVR
Yahoo!43.91%34.67%0.35%
Google34.98%48.74%0.58%
Bing2.10%2.97%0.41%
その他検索エンジン19.01%13.62%0.28%
合計値/平均値100.00%100.00%0.43%

主要リスティング別コンバージョン率

セッション比率CV比率CVR
Yahoo!リスティング広告34.35%31.17%0.44%
Google AdWords65.65%68.83%0.53%
二社合計値/平均値100.00%100.00%0.57%

データを総合的に見ることで改善そのものの可否ポイントを見極める

冒頭で述べたように、「その他(外部ポータルサイトや自社/姉妹サイト経由、ノーリファラーなど)」流入を改善することでCVRの向上が望めます。しかし、力を入れたことに対し定性的評価が出やすいプロモーション系と比べ、「その他」流入を改善すると一口に言っても漠然としている印象があります。ユーザーの回遊動向を分析したり、コンテンツのA/Bテストを実施したりするのはもちろんですが、その前に改善そのものの可否ポイントを見極める必要があるでしょう。

この視点を前提に直近3ヶ月のデータをさらに深掘りしていくと、直帰率はリスティングで5ポイント増加しているものの、全体では大きく推移はしていません。またエントリーフォームからのCVRは8月度分からはむしろ向上しており、7月度の水準に戻りつつあると言えるでしょう。

今月度のデータから読み取れるのは、端的に言うならば既存ユーザーにとってサイトの魅力が減少しつつあるということです。プロモーションを改善しても全体CVRに与えるインパクトが少ないのであればサイトそのものの見直し、たとえばコンテンツの閲覧状況や商品説明の構成、あるいはデザイン・インターフェイス自体を再考することも選択肢の1つとして視野に入れるべきでしょう。人々の注目を集めるプロモーションの効果は、その対照となるサイト自体の基本能力が高まってこそ相乗効果が生まれるものであり、地道で中長期的かつ継続的な改善活動が鍵となるのです。

調査概要

ユニメディアのマーケティングツール「UMAP」導入企業をサンプリング、企業の各種KPIを統計データ化して業界水準のCVRを数値化した

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