CGM とは 意味/解説/説明 (シージーエム) 【Consumer Generated Media、消費者生成メディア】
Consumer Generated Mediaの略。一般的には「消費者生成メディア」と訳されることが多い。
既存のメディアでは、記者・ライターなど専門職のプロがコンテンツを作成していたが、インターネットが普及し、一般人でもコンテンツやメディアを作成できるようになった。こうした“消費者側が作成したメディア”が「CGM」と呼称されている。
基本的にはブログ記事を指すが、“メディアを作成している”と意識せず、掲示板に書き込んだり、SNSで意見を表明したりしているユーザーは多い。こうした意見が積み重なることで、メディアと同等のパワーや品質となることもあり、こうした掲示板、クチコミ、SNS、ブログの書き込みを総称して「CGM」と呼ぶこともある。
CGMでは、商業主義的な思惑に左右されず、一般消費者がストレートに表現することから、より現実的な意見が集まると考えられている。一方で、専門家によるチェックを経ていないため、正確性に欠けている場合もある。ただし、専門家が既存メディアでなく、あえて自身のブログやサイトで発表を行うケースも増えており、その品質はさまざまだ。
なお「UGM」(User Generated Media:ユーザー生成メディア)も、ほぼ同義の内容を指す。