
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- “text-indent: -9999px”はNG! グーグル社員語る(ただし個人ブログで)
 (Maile Ohye: Love & Technology)CSSの“text-indent: -9999px”を用いてテキストを画面の外に飛ばし、画像と置き換える手法がある。テキストよりも画像のほうが見栄えをよくできるのでデザインを優先する場面で利用できる。しかしユーザーにはテキストが見えなくても検索エンジンのロボットには見える。検索エンジンが禁止する隠しテキストに該当すると言えよう。検索エンジンが認めるのか認めないのかはっきりせずグレーな手法である。 グーグルウェブマスターセントラルに所属するマイリー・オイェ女史がパーソナルブログで見解を示した。 使うべきではないとのことである。隠しテキストであることに変わりはなく、グーグルにユーザーをだましているとして警告フラグを立てられるかもしれないからだ。“text-indent: -9999px”を利用したことが即座にスパム判定につながるわけではない。だが“text-indent: -9999px”はSEOスパムでよく使われる手法なので、スパム警告シグナルの1つとしてひっかかる可能性を避けるためにも使わない方がいいということだ。 とはいえ、白黒をはっきりつけられない領域に属するトピックなので、公式ブログではなくパーソナルブログで書いているのだと、コメントでも明かしている。 現状では、テキストを隠すことは避けるべき。グーグルはスマートな解決方法を探しており、見つかったら公式ブログで書くから待っていてほしい。昨年12月には日本語のウェブマスター公式ブログでどんな場合に隠しテキストになるか(逆に言うとどんな場合には問題ないか)を解説しているが、さて、どう判断するのが良いのだろうか。 
- ウェブマスターツールの「サイトのパフォーマンス」の更新間隔
 (Google Webmaster Central Help forum)Googleウェブマスターツールの「サイトのパフォーマンス」機能ではページの平均読み込み時間を知ることができる。  現在このデータの更新間隔はだいたい1日おきのようだ。20010年の3月後半と5月中旬にしばらくの間データの更新がストップしていたユーザーがいるようだが、これは一時的な不具合で、今は問題なく更新されているとのことである。 
- グーグルが明かした検索の統計データ
 (bg Theory)あるプレゼンテーションでグーグルが検索に関する次のようなデータを示したそうだ。 日々の検索の20%は新しいキーワードの検索か過去6か月間になされなかった検索である70%の検索は完全に一致したキーワードがない検索である※Web担編注 この「完全に一致したキーワード」が検索対象のことなのかリスティング広告の入札キーワードなのかは不明。ユーザーの検索の54.5%が4語以上であるなお当然のことながらGoogle.comでの英語の検索の統計であろう。また検索結果をクリックしたかどうかは加味されておらず、純粋な検索行為が対象になっているようだ。 
- グーグルのSSL検索では、何をどうしてもリファラーから検索キーワードを取得できない
 (Google Analytics(googleanalytics) on Twitter)グーグルは検索ユーザーのプライバシーを保護するためにウェブ検索にSSL(https)通信を導入するテストを始めた。https://www.google.com/で利用可能だ。 しかし、このSSL検索では、アクセス解析ツールで検索キーワードを知ることができなくなる。Google Analyticsのツイッター公式アカウントが次のようにツイートした。 ユーザーが自ら選んでSSL検索を利用したのなら httpS://www.google.com はGAや他のアクセス解析ツールにリファラー情報を渡さないというのも、HTTPプロトコルの仕様では、HTTPSのページから非HTTPSのページへの移動時には、リファラーが渡さないようになっている。つまり、SSL検索結果ページからあなたのページに移動するときに、リファラーがわからないため、検索キーワードも不明になるのだ。 なおSSLのウェブ検索はベータテスト中であり、標準導入されるかはまだわからない。 
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
今週は自社でSEOのスタッフを抱えるときに気を付けるべきポイントを解説した記事をピックアップ。日本では、サイト作成者がそのままSEO担当になっている企業が多そうに思える。

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