国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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隠しテキストでインデックス削除のペナルティ ⇒ 死にたい!? など10+2記事(海外&国内SEO情報)

特に海外ネタで、Webページ高速化のさまざまな情報があります。

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今週のピックアップ

  • 隠しテキストでインデックス削除のペナルティ ⇒ 死にたい!?
    (グーグルウェブマスターセントラル公式ヘルプフォーラム)

    CSSのtext-indentでh1タグのテキストを画面の外に吹っ飛ばし、見栄えのよい画像で置き換えるテクニックがある。しかしこの手法が原因でグーグルからインデックス削除の警告を受けたWeb担当者が公式ヘルプフォーラムに助けを求めた。しかもかなり切羽詰っていたのか、こんなコメントまで残している。

    事前の警告もなくスパムするつもりもなく突然こんなことをされたらうちは生きていけないです。死ななくてはなりません。

    「ネタか?」とも思われたがそうでもなさそうだ。いろいろ言い分はあるかもしれないが、グーグルのサービスを利用している以上はグーグルの定めたルールには従わざるをえないのが実情だ(良い・悪いは別にして)。

    「知らなかった」と後悔しないように、Web担の読者も今一度ウェブマスター向けガイドラインを熟読しておいてほしい。

    なお、text-indentによる画像置き換えは、置き換えるテキストと画像が一致していれば問題ないはずだ。少なくとも筆者が知る限りではテキストと画像が同じでペナルティを受けた例を聞いたことがない。しかし、テキストと画像が異なるためにペナルティを受けたサイトは知っている。

    問題ない場合の例
    ロゴ:「Web担当者Forum」
    h1タグのテキスト:「Web担当者Forum」

    問題ある場合の例
    ロゴ:「Web担当者Forum」
    h1タグのテキスト:「SEO対策のためのWeb担当者Forum、ヤフーとグーグルのSEO情報を発信」

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • 順位をSEOの成功指標にするべきか
    (blog::tani.masaru)

    ランキングがSEOの成功指標になるかどうかは意見の分かれるところだ。パーソナライズ検索のため表示順位は絶対的なものとは言えないし、アクセスが増えてもコンバージョンに至らなければ目標を達成したとは言えない。しかし検索順位は「○○というキーワードで1位」と目に見える数字で表されるのでパーソナライズ検索を知らないようなSEOに詳しくない人にもわかりやすい。成果報酬型のSEO業者もお客に説明しやすい。

    ランキングをチェックする際、パーソナライズ検索の影響を抑えるためにもツールを使ったり別の場所から調べたりするというアイデアもあるようだが、果たしてそうだろうか? どれが正解ということではないが、SEOの成功指標としてどこまで順位にウェイトを置くことができるか考えてみてほしい。

    ちなみに、blog::tani.masaruにおける意見は、「順位ではなくキーワードに紐づくトラフィック量を指標とするべき」であり、これにはWeb担の方向性としても同意できる。

  • 「パーソナライズ検索」を説明できますか?
    (japan.ineternet.com)

    手動・自動を問わず定期的にランキングをチェックしているWeb担当者も多いことだろう。しかしあなたが見ている順位と他のユーザーが見ている順位は違うかもしれない。理由の1つはパーソナライズ検索の影響だ。

    パーソナライズ検索についてはこのコーナーで何度か関連記事をピックアップしてきたが、今一度こちらの記事で学んでみることをおすすめする(「パーソナライズ検索を十分に理解している」と胸を張って言える人は見る必要がないだろう)。

  • アクセスアップのため3つの方法
    (ウェブ力学)

    こちらの記事では、SEOでアクセスアップするには次の3つの方法しかないと定義し、それぞれのメリット・デメリットを挙げている。

    1. 検索順位を上げる
    2. 流入キーワードを増やす
    3. 検索結果でのクリック率を上げる

    (1)はすぐに思いつくだろう。(2)と(3)はいかがだろうか。検索順位を上げる以外にも、SEOにはアクセスアップに貢献できる手段がある。具体的なアクションへの参照もついているのでチャレンジしてみてほしい。

  • グーグルの左はうざいのにBingの左はうざくないのはなぜ?
    (Bing 日本版(BingJP) on Twitter)
    ナビゲーションパネル

    グーグルは検索結果ページをリニューアルし、検索結果の左側に検索ツールを含むナビゲーションパネルを配置した。ナビゲーションパネルの上部には検索キーワードに対応したカテゴリが表示され、絞り込み検索もできる。

    左にキーワードに応じたカテゴリを表示するのはBingのマネだという声もある。Bingもそう感じたのかは定かではないが、Bing日本版が次のようなツイートを残している。

    Bing検索の特徴として、検索結果の左端に表示される「エクスプローラーペイン」が挙げられます。なぜこのようなデザインを採用したのか、こちらでビデオとともに解説しています(英語) http://cot.ag/cZQARr

    日本のBingでもエクスプローラーペインを見ることができる。

    「鎌倉」でBing検索「イチロー」でBing検索
    左は「鎌倉」で検索したときのエクスプローラーペイン。右は「イチロー」で検索したときのエクスプローラーペイン。検索キーワードによってメニューが違っているのがわかる。

    キーワードに応じて変化するBingのエクスプローラーペインは登場直後から好意的に受け止められていた。しかし、グーグルのナビゲーションパネルは不評だ。同じような特徴なのになぜだろうか?

用語集
CSS / HTML / JavaScript / SEM / SEO / アクセス解析 / インデックス / キャッシュ / クリック率 / コンバージョン / コンバージョン率 / セッション / ナビゲーション / 検索エンジン / 直帰率 / 訪問

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