AI検索は信頼できない? AI Overviews登場後も「Webサイトを確認」が9割超【グランネット調べ】
グランネットは、「検索行動とAIの活用に関するアンケート」を実施した。GoogleのAI Overviewsの活用状況について、20代以上の就業者500名が回答している。
AI Overviews(AIによる概要)
Google検索においてキーワードを入力すると、関連するサイトの情報を生成AIが収集・要約し、検索結果の上部に表示する機能。
AI Overviews登場後も「情報源のWebサイトを確認」が9割超

まず、「AI Overviews(AIによる概要)」を普段どの程度確認しているかを聞くと、「よく確認している・ときどき確認している」の合計は42.1%となった。一方で、「知らない/見たことがない」は36.1%となり、現状では認知・利用ともに限定的であることがわかった。

AI Overviewsが表示された際の行動を聞くと、いずれの検索目的においても「まずAIによる要約を見て、必要ならサイトも見る」「Webサイトを確認することが多い」が多数派となった。一方で、「生成AIによる要約だけで足りる」は5〜7%程度にとどまっており、多くのユーザーが「一次情報」を見て判断するようだった。
過半数が「商品・サービスの比較検討に生成AIを利用」

続いて、普段の生活や仕事で対話型の生成AIを利用するかを聞くと、「よく使う・ときどき利用する・まれに利用する」の合計は38.4%となった。

また、購入前提の商品・サービスを比較検討する際に生成AIを利用するかという質問では、過半数が「利用したことがある」と回答。自由回答では、「候補の絞り込み」や「効率化・時短」に利用しているという声もあった。

一方で、AIを利用する際に感じる懸念としては、「情報が古い、間違っているかもしれない」(37.0%)、「どの情報をもとに答えているのかわからない」(35.9%)が上位に。情報源の信頼性や精度に関して不安を感じている人も多いようだった。
調査概要
- 【調査期間】2025年10月1日〜2日
- 【調査対象】日本全国の20代以上の就業者500名
- 【調査方法】インターネット調査(Webアンケート形式)

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