コミュニケーション施策の成功確率を高める4つのポイント

こんにちは。今週担当の二村です。

先日、「伊勢エビよりも美味しい」と言われるウチワエビを食べました。セミエビの仲間で、高級食材との噂です。めちゃくちゃ美味しかった……。さて、美味しい食べ物と言えば！ 現在池袋のサンシャイン水族館で「美味しくてすごい生き物展」が開催されています。今日は久々に生き物の話です。

最近流行の昆虫食コーナーもあったのですが、流石にまだ抵抗あるので虫は割愛。展示されていたニジマスで思いついたのでニジマスたちについてお話します。突然ですが皆様、以下の魚の違いってご存じでしょうか？

• 鮭
• 鱒
• サーモン
• トラウト

個人的な感覚だと「鮭＝サーモン」「鱒＝トラウト」というざっくり把握ですが、実は結構細かく決まっています。

●鮭と鱒の違い

まずは親しみある日本での鮭、鱒の違いです。日本では「海で獲れる大きなものが鮭、淡水で獲れる小さなものが鱒」と大雑把に決まっています。ニジマスは淡水域に棲んでいるので鱒ですね。逆に、一度海に行って川に遡上してくる魚を鮭と呼んでいます。一般的なものだと秋鮭（シロザケ）です。

でも銀鮭は鮭だけど遡上しないし、サクラマス（本マス）は海で獲れて皮で産卵する……。しかもサクラマスは海行かないと小型のヤマメとして育つらしい。ややこしい。しかも紅鮭っていう子お、海に行かないとヒメマスと呼ばれる小さいまま。

このあたり本当にややこしいので、ご興味あれば詳しく調べてみてください。誰かチャート図作って欲しいくらいです。探せばあるかもしれないけど。

●サーモンとトラウトの違い

お次は外国の話。回転寿司などですっかりお馴染みのサーモンと、トラウトの違いです。サーモンもトラウトもやっぱり川で育ったり海で育ったりするからしっかり分けられていません。

お寿司で見かける「サーモン」は大抵養殖ですので、トラウトを人工的に海で育てて大きくした「サーモントラウト」が一般的です。なぜお寿司屋さんの「サーモン」は「サーモントラウト」なのかと言うと、養殖によって安定的な供給を得られるだけではなく、アニサキスの問題があるからです。

●気をつけようアニサキス

皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。身近な寄生虫「アニサキス」。見た目は白くて細くて2～3cmくらい。サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、鮭、イカなどに寄生します。日本人がお刺身で食べている魚のほとんどには寄生の可能性があると思ってください。

気づかずに摂取してしまうと胃や腸の粘膜に潜入しようとし、非常に激しい腹痛や吐き気を引き起こします。予防方法は簡単。鮮度確認、目視確認、冷凍・加熱！ これだけです。

スーパーや魚屋さんで買ったお刺身はしっかり目視でチェックしてくださいね！ 私は前に魚屋さんで買ったお刺身の柵にアニサキスががっつり刺さってました（確かマグロかタイ)。ちなみにお酢や醤油、ワサビでは死なないので注意です。特に何故か今年は被害報告が多い気がするので、皆様気をつけて美味しいお刺身ライフをお送りください。

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください：
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