年収800万円以上のマーケター、半数が退職を視野に入れていた【Piece to Peace調べ】

部長・課長クラスのマーケ職だと、約2割が独立や起業を考え中。

人材マッチングサービス「CARRY ME」を運営するPiece to Peaceは、年収800万円以上のマーケター111名を対象に実態調査を実施した。

部長・課長クラスの半数が勤め先から退職したい?

まず、年収800万円以上のマーケターに「現在の役職」を選択式で聞くと、「課長相当」36.9%が最も多く「部長相当」23.4%がそれに続いた。そのため、この調査は“部長・課長クラスのマーケ職”へのアンケートと見ることもできる。

「現在行っている業務」については、「企画立案」51.4%、「マーケティング戦略の立案」50.5%、「マーケティング施策の実行」40.5%が上位だった。

そして「勤め先からの退職を視野に入れているか」と聞くと、「かなり考えている」14.5%、「やや考えている」35.1%で、計49.6%が退職を考慮していた。

これら55人に「退職後に考えているキャリア」を聞くと、「転職」56.4%が最多。一方で、「独立(個人)」10.9%、「起業」10.9%という回答も存在する。また「退職後の行動は考えていない」18.2%もそれに並ぶ。

なお「独立」「起業」と答えた12人に理由を聞くと、「スキルに自信がある」「リモート下でこれ以上得られるものが少ない」「理想のキャリアを追求」「やりがいを感じない」といった声が多いようだ。一方「家族との時間をもっとつくりたい」「評価に不満がある」といった意見も少数ながらあがっている。

調査概要

  • 【調査対象】年収800万円以上のマーケター
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年5月26日~27日
  • 【有効回答数】111名
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