博報堂DYメディアパートナーズが低画質映像を高解像度にするサービス「H-AI UpRes」開始

AIの機械学習で映像を分析して劣化や色彩を補正、クリエイターが仕上げで修正して最適化

博報堂DYホールディングス傘下でメディアサービス基盤開発・運用の博報堂DYメディアパートナーズは、低画質の映像を高解像度にするサービス「H-AI UpRes(エイチ・エーアイ・アップレゾ)」を始めた、と6月16日発表した。AI(人工知能)の機械学習で映像を分析し、劣化や色彩を補正したうえで高解像度化する。過去の価値ある低解像度映像の活用を可能にする。

AI・XR=AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)=技術を強みにするイスラエルのスタートアップ企業、AUGMIND(オーグマインド)と共同開発したAI技術を活用する。コンテンツごとにカスタマイズしたAIアルゴリズムで自動修正するとともに、映像クリエイティブの美しさを見分けられるAUGMINDの専属クリエイターが仕上げ作業で修正し、最適化した映像にする。

ソフトで簡易的に画素数を高めるのではなく、アルゴリズムをカスタマイズして作成し、仕上げまで手掛けることが特長。低料金で高画質・高ビットレート(4K画質)映像にでき、デジタルノイズやフィルムのダストなども除去する。テレビ番組、CM・映画・アニメ・NFT(非代替性トークン)=所有証明付きデジタルデータ=動画など、幅広い映像コンテンツに対応する。

高解像度化のイメージ
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