スマートフォン経由のセッションを調査
4月のレポートは趣向を変え、月次のデータに加えて、今年に入り非常に多くお問い合わせをいただくスマートフォンの状況についてのデータを開示いたします。モバイルアクセス/CVのなかで、スマートフォンとフィーチャーフォンがどのような割合になっているのか、2011年2月から4月までのデータからあわせて探っていきます。
それでは、スマートフォンとフィーチャーフォンのアクセスの前に、まずは4月度の統計データを見ていきましょう。
アクティブユーザーを示す基本指標
UUあたりPV | 3.39 |
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セッションあたりPV | 2.35 |
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流入元ごとの効果を示す指標
| 流入比率 | 直帰率 | CV比率 | 流入別CVR |
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SEO | 28.19% | 65.40% | 4.01% | 0.23% |
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クチコミ | 1.07% | 77.99% | 1.42% | 2.14% |
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PR | 0.68% | 59.51% | 0.16% | 0.38% |
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リスティング | 10.20% | 70.21% | 1.50% | 0.24% |
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アフィリエイト | 4.69% | 90.35% | 0.33% | 0.11% |
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純広告 | 0.32% | 85.20% | 0.52% | 0.27% |
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その他 | 54.85% | 74.40% | 92.06% | 2.70% |
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全体 | - | 71.93% | - | 平均 | 1.61% |
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全体コンバージョン率
ランディングページからのCVR | 1.61% |
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エントリーフォームからのCVR | 52.27% |
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SEM経由のコンバージョン比率
| リスティング | SEO |
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単一ワードCV数比率 | 74.49% | 76.62% |
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複合ワードCV数比率 | 25.51% | 23.38% |
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SEM経由の単一/複合ワード別コンバージョン率
| リスティング | SEO |
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全ワードCVR | 0.18% | 0.26% |
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単一ワード流入を母数としたCVR | 0.24% | 0.43% |
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複合ワード流入を母数としたCVR | 0.07% | 0.11% |
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CGMからのクチコミ流入を示す指標
CGM |
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CGMからの流入比率 | 0.88% |
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CGMからのCV比率 | 2.57% |
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CGMからのCVR | 1.47% |
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SEOのロングテール対応状況を示す指標
SEOにおけるランディングページ数 | 782.33 |
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SEOにおけるランディングページがトップの割合 | 16.24% |
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エントリーフォームの流入元別コンバージョン率
SEO | 44.55% |
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クチコミ | 52.54% |
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PR | 50.00% |
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リスティング | 42.29% |
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アフィリエイト | 23.53% |
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純広告 | 56.06% |
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その他 | 56.00% |
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主要検索エンジン別コンバージョン率
| セッション | CV | CVR |
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Yahoo! | 43.79% | 33.30% | 0.23% |
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Google | 46.82% | 64.43% | 0.40% |
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Bing | 3.89% | 2.01% | 0.26% |
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その他検索エンジン | 5.50% | 0.27% | 0.01% |
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合計値/平均値 | 100.00% | 100.00% | 0.28% |
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主要リスティング別コンバージョン率
| セッション | CV | CVR |
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Yahoo!リスティング広告 | 44.12% | 43.66% | 0.33% |
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Google AdWords | 55.88% | 56.34% | 0.48% |
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二社合計値/平均値 | 100.00% | 100.00% | 0.36% |
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モバイルサイトアクセスに占めるスマートフォン比率は30%超
2010年は「スマートフォン元年」と呼ばれ、主要各紙でも数百件に上る記事が執筆されたと言われています。2011年5月のdocomoおよびKDDIからの夏モデル発表などで、各キャリアともスマートフォンへ注力していくことが明示化されていることは注目に値します。
しかし、都市部では電車内でスマートフォンを操作する人々を見ることも当たり前になった一方、地方へ行くとほとんど見かけることがないという声もあり、果たしてモバイルデバイス全体ではどの程度アクティブユーザーが存在するのか、気になるところです。実際の動向として、直近3か月のデータを見ると、セッションベースではすでに30%前後のアクセスをスマートフォンが占めており、もはや無視できる数字ではありません。
スマートフォン/フィーチャーフォン構成比・CVRデータ
| スマートフォン総合 | フィーチャーフォン総合 | 全体 |
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2011年2月 | セッション比率 | 28.55% | 71.45% | - |
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セッションあたりCVR | 0.81% | 3.67% | 2.41% |
2011年3月 | セッション比率 | 30.61% | 69.39% | - |
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セッションあたりCVR | 1.41% | 3.26% | 2.42% |
2011年4月 | セッション比率 | 29.19% | 70.81% | - |
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セッションあたりCVR | 1.32% | 1.82% | 1.65% |
スマートフォンとフィーチャーフォンのセッション比率
一方、CVRはフィーチャフォンに比べると、スマートフォンは著しく低い数字になっており、スマートフォンユーザーは積極的にアクセスしているものの、CVに至らない何らかの理由があるのではないか、と予想されます。1つの視点として、まだまだスマートフォン専用サイトがなく、スマートフォンデバイスアクセス時にはPCサイトを表示するケースが多く、使い勝手の悪さから相当数が直帰している、ということが考えられます。
しかし、もしここで企業サイトがマルチデバイス対応していれば、UUあたりのPVやCVRを一層高めることが可能になるでしょう。企業サイト側でCVしたユーザーのセグメントも取っていれば、コンテンツやプロダクトレベルでよりきめ細かくユーザーニーズを拾う施策ができることになります。
今回のデータからもその状況は割合早く訪れることが示唆されていると見なせば、より早い段階で対応していくことが利用者拡大・収益向上につながると考えて間違いないでしょう。迷われている方も、今後スマートフォン対応しない、という選択肢はないはずですので、機会損失を抑えることがベストではないでしょうか。
調査概要
ユニメディアのマーケティングツール「UMAP」導入企業をサンプリング、企業の各種KPIを統計データ化して業界水準のCVRを数値化した
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