有料リンク販売がバレて商工会議所のサイトがPageRank降下 など10+2記事(海外&国内SEO情報)
- 有料リンク販売がバレて商工会議所のサイトがPageRank降下
(リアルSEO)地方自治体のリンク販売を指摘したリアルSEOさんが、今度は日本商工会議所のリンク販売をレポートしている。
グーグルツールバーでのPageRank(TBPR)に5~6の高い数字を与えられているサイトも多いそうだ(元記事に代理店のリンク販売資料あり)。
しかし、このエントリの公開後まもなくTBPRが下がったとの報告を、某大手SEM会社の社員さんがツイートしている。
有料リンク掲載の商工会議所サイト群、PageRankの下落を確認。大体2ランクダウン。グーグルがペナルティを与えたのだろうか? もしそうだとしたら、日経BPネットのときと同様に、グーグルのペイドリンクに対する制裁は迅速だと評価できる。やはり、有料リンクに関しては積極的にグーグルに報告して情報を出していくのがいいようだ。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- noindex meta タグの実験
【完結編】&【番外編】
(SEMアドバイザーの揺さBrain!)noindexのmetaタグを3大検索エンジンがどのように処理するかの検証結果を公開した記事。
このコーナーでも以前に紹介した、全ページにmetaタグでnoindex指定を入れた場合に各検索エンジンにおけるインデックス数がどう変化していくのかの調査の続編である。
元記事によると、次のような結果が出ている。
- インデックス数が最初にゼロになったのはBingだった
- グーグルは実験の最後までゼロにならなかった
- ヤフーはBingに僅かの差で敗れた
- サイト名での検索ではヤフーは最後まで1位表示していた
- サイト名での検索でグーグルはすぐに表示しなくなった
確認したところ、インデックス数の調査には基本的にsite:コマンドを使ったとのことである。「インデックスから消す」という点で考えると、Bingがnoindex meta タグの命令をいちばん忠実に守っているとこの実験結果からは言えそうだ。
グーグルは最後までゼロにならなかった。原因は定かではない。クロール状況に関する情報がないので判断しづらいが、サイト名での検索ではすぐに現れなくなっている点をみても、クロールはある程度の頻度でされているのだろう。となると、site:コマンドでの検索が、実際の検索用インデックスの内容を適切に反映しいないのではないかという疑いが強くなる。
逆にヤフーはsite:コマンドでのインデックス検索ではゼロになったが、通常の検索では最後まで検索結果に表示している。一般ユーザーがsite:コマンドを使うことは想定しづらく、通常検索で出てきてしまうようでは、noindex metaタグを使う目的が果たせないようにも思える。
ちなみにこの実験にはさらに続きがあり、noindex metaタグを外した(通常どおりインデックスする状態に戻した)後のインデックス数の復活状況も検証している。
インデックスからの削除処理が早かったヤフーとBingは、インデックスの再表示も早かった。グーグルはほとんど変化がない。しかし表示されなかったサイト名の検索では、すぐさま1位に戻っているのは注目に値する。また、こちらでも、グーグルのsite:検索の結果自体が信頼に欠けることが裏付けられているようだ。
「インデックスそのもの消す」という点ではBingとヤフーが優れているが、「通常の検索結果から消す」という点ではグーグルが秀でていると判断できる結果となった。
なお、さらに番外編があり、こちらを読むとヤフーとBingはトップページを特別扱いしているような雰囲気だ。
グーグルでまずトップページがインデックスから消えていたことを考えると、グーグルのインデックス数の変化に対する1つの仮説が考えられる。このサイトに対するクロールの起点となっているトップページにおいてnoindexがすぐに認識されてトップページが検索結果から消え、さらにnofollowによってトップページから先のページへのクロールが阻害されたため、noindex状態の他のページをクロールする機会が失われ、結果としてインデックスが残っていたというものだ(下層ページがサイト名検索でヒットしない内容で、外部から下層ページへのリンクがないならば、だが)。
今回の期間の生ログからgooglebotのクロール状況をページ別に調べるか、「noindex,nofollow」ではなく「noindex,follow」で再テストしてみると、このあたりが明らかになるかもしれない。
- グーグルSEOのためのHTML基礎の基礎
(電気設備SEO)ヤフーがグーグルの検索エンジンを採用する発表を受けて、改めてグーグル向けのSEOに適したHTMLの使い方を解説している。どれも基本中の基本だが、SEOに慣れてくるとおろそかになっているものもあるだろう。初心に帰るために目を通しておきたい。
「グーグル向け」となっているものの、どの検索エンジンが対象でもここに書かれている基本が重要であることに変わりはない。
- コンバージョン率を上げるためにアクセス解析の前にやるべきこと
(サイト解析.com)コンバージョンの改善を図るときには、アクセス解析のデータを分析して対応策を講じるのが大切だ。しかし、アクセス解析のデータを見る前にチェックすべきことがあると、この記事では指摘している。
それは、サイトに初めて訪れたユーザーとしてサイトを実際に使って、購入・申し込みなどコンバージョンアクションまで操作してみることだ。ユーザー視点から見た問題が発見でき、何を優先的に改善すべきかの判断材料になるそうだ。
「エキスパートレビュー」(専門家がチェックする方法)や「ユーザーテスト」(一般のユーザーに使ってもらい問題点をあぶりだす方法)が行うチェックの基本的な部分を、まず行うということだ。
自分が管理するサイトを1ユーザーとして閲覧するのは難しいだろうから、家族や知人に頼んでみるといいだろう。その際には、できるだけウェブに詳しくない人に頼むのがいい。
- goo モバイルで上位表示できるとGoogleモバイルの「2倍」儲かる
(矢野直人(nao_to_yano) on Twitter)偶然見かけたツイートを紹介する。同じ上位表示するなら、gooモバイルのほうがGoogleモバイルよりも、収益が高くなるというもの(引用部分の改行は筆者による)。
モバイルgooで上位表示した時の収益:モバイルgoogleで上位表示した時の収益=2:1
ユーザー特性やその他精密な数字を考えると、乱暴な計算ですけど、ほぼこのくらいだと思う。
後、モバイルgoo実装以降、直G検索や直Y!検索のドコモユーザー増えた。探し物がみつからないのかも。
筆者はモバイルSEOにはあまり詳しくないためモバイルSEOを専門にやっている知人に尋ねたところ、おおむね同意できるとの回答が返ってきた。
ほぼ同じ感覚ですね。ロングデール対策をしてないと、もっとgooがおおいかも!モバイルサイトからの収益を拡大したいなら、現状ではgooに力を注いだほうがいいのかもしれない。
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