んー…マーケティングを学ぶほど、迷子になるぞ！ という人はどうすべき？【1週間まとめ】

今週の担当は四谷です。

もう6月です。あっという間に2023年も残すところ半分です。は、早くないですか……いつもこんな会話をしているような……バリエーションが少なくてすみません。

●ChatGPT使ってますか？

AI開発のスタートアップ、OpenAIが2022年11月末にChatGPTをリリースしてから、AI祭りに拍車がかかってますよね。私も、AI食わず嫌いとも言っていられる状況じゃなくなり、ようやく重い腰を上げて3か月くらい前から私もChatGPTの有料版を契約して、あれやこれやとどんな使い方が一番良いのか調べています。

前提条件として、ChatGPTの仕組みをおさらいです。ChatGPTは、ネット上に存在する膨大な量の文章を解析し、フレーズの次に関係性の高いフレーズをつなげていき、文章をつくっていきます。

1. AIでレポートの類ができるのか？

回答：「真面目な大学生が書く文章」でまとめてくることはできそう

自分がその分野の知識が（ある程度）ある、「日本の歴史」「サッカー」「ウェブマーケ」の3ジャンルでレポート作成をしてみました。事実らしいことを簡易的かつ端的にまとめるのはとても上手（そういう仕組みなので当たり前）。ただ、「事実らしい」の検証は人間が行う必要があります。プロンプト（AIへの質問文）で「誰向け」「条件」「目的」を変更すると、内容はそのままに、それに応じた文章を生成するのでそれはすごいなと思います。

2. AIの要約文はメディアとして使えるか？

回答：読者にそのまま提供するのは難しいけど、編集者がパッと理解するには使えそう

粗削り感がある文章であることは間違いないので、要約した文章をそのまま外部で使おうとすると、気配りが足りない感じがします。ただ、自分が理解するには十分なので、臨機応変に使い分けられるとよさそうです。

3. 仕事の悩みの相談相手としてはどうか？

回答：割と使えそう

解決のために押さえるべき要素を端的に列挙してくれる印象があるので、この使い方は割と良さそうですが、薄っぺらい感は否めないです(笑)(←当たり前！！)

4. 料理のレシピを聞くのは？

回答：現時点では使い物にならない

テキストのみの回答なので、検索エンジンの方が現段階では圧勝。検索エンジン×会話AIの未来に期待です。

5. （子供向けの）国語の問題を作ってみるのはどう？

回答：結構いける

著作権の問題は注意する必要がありますが、国語の問題をAIに作ってもらうのは、良さそうです。プロンプトに頭を使いますが……。

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私が現時点でうまくいってないなーと思うものは、プロンプトの出し方が良くなかった可能性も否めません。私が3か月使ってみた感想は、仕事を丸投げできる仕事のパートナーにまでは至らないけど、あるテーマの下調べ、下準備は短時間で6-7割の完成度で提出してくれるパートナーかなと思っています。

AdobeやMicrosoftでAIの位置づけを「副操縦士」としており、意思決定者はあくまでも人間で、それを助けるのがAIである、というのは納得感が高いなと思います。

さぁ、今週も頑張りましょうー！

Web担の編集後記も毎月末に更新してますので、よろしければご覧ください：
https://webtan.impress.co.jp/editors_note