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SEOに強いのは、詳細ページを大量に? 少数ページを強化? グーグル中の人のおススメは……【SEO記事12本まとめ】

「トピックを分けて詳細ページを大量に作る」のと「少数のページにさまざまな情報を盛り込んでいく」のと、SEOではどちらが良いのだろうか?

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「トピックを分けて詳細ページを大量に作る」のと「少数のページにさまざまな情報を盛り込んでいく」のと、SEOではどちらが良いのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏が、その2つの作り方が検索でどう扱われるのかと、SEO担当者が方針を選ぶ際のオススメを教えてくれた。ミューラー氏が推奨するのは、どちらの手法だろうか?

ほかにも、今回は特にSEOのテクニックや手法に関する情報を多めに、次のような情報をまとめている。ぜひチェックしてみてほしい。

  • 簡単にできて効果絶大!かもしれないSEO
  • 画像のリンクに関するクスッと笑える質問×2
  • ページの更新日時表記はランキングに影響するのか?
  • モバイルSEOでCTRをぐっとUPさせるファビコン設定方法を日本一のSEO専門家が教えてくれた
  • ECサイトの購入手続きページはクロールさせる必要なし
  • MFIに移行した日を正確に知る方法
  • サイトマップインデックスファイル内のサイトマップ個別データをカバレッジレポートで確認できない
  • Search Consoleを使った構造化データの監視方法をグーグルが解説
  • AMPに対する10個の誤解をグーグルが払拭
  • Google主導のもと、Robots Exclusion Protocol (REP) がインターネット標準に
  • robots.txtでのnoindexをGoogleが完全にサポート終了、2019年9月1日から

筆者取材などの都合で、次回更新は8月9日となります。少し間があきますが、3週間後にまたお会いしましょう。

今週のピックアップ

SEOに強いのは、詳細ページを大量に? 少数ページを強化? グーグル中の人のおススメは……
戦略的な判断にもよるが (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

英語版のオフィスアワーで次のような質問が出た。

あるテーマについて記事を書くとき、次のどちらがいいのか?

  • トピックを細かく分けてたくさんのページを作ったほうがいいのか?
  • 限られた数のページにまとめて公開したほうがいいのか?

この質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏は、次のように回答した。

ページを分ければ、個々の詳細により焦点を当てたページにできるだろうが、その分テーマ全体に対する価値が薄れるかもしれない。

  • ページを細分化したことでニッチなキーワードでのトラフィックが増えた例もある。

  • 1つのページにまとめたことで一般的に多く検索されるキーワードでのトラフィックが増えた例もある。

どういう戦略で攻めるかの判断になるだろう。

至極まっとうな、「そもそも違う」という回答だ。しかしミューラー氏はさらに続ける。

私からのアドバイスとしては、ページを分けるよりも1つのページを強くしていくことを勧める。

ゆくゆくは細分化してもいいが、一般的なサイトであれば初めのうちは大量にページを作成するよりも少数のページに集中したほうがいいだろう。

ピンポイントでそのことだけについて書くのか、それとももう少し拡大してより広くカバーして書くのか、どちらが絶対的に正しいかと問われれば、回答はたしかに難しい。

たとえば、グーグルが公開しているSEO関連の2記事を例に見てみよう。

これをSEOの順位だけを気にして「どちらの作り方が良いのか」と考えるのは正しくない。そうではなく、大切なのは「どんな人のどんなニーズに応える記事なのか」だ。SEO全般を学ぶ人にとっては、前者のスターターガイドが適している。SEO全般は理解したうえで画像検索に取り組みたい人には、後者のヘルプ記事が適している。

SEO担当者としては、そうした原則を把握したうえで、どう判断するかというところなのだが、ミューラー氏は方針をアドバイスしている。それは「まずは細かく分けすぎるよりも、そのテーマについてある程度幅広く扱うページを作り上げていく」ということだ(もっとも、どこまでが幅広くどこからが細かいのかの判断も主観的要素が強いが)。

前述の例でいうと、画像検索に関しても、さらに細かくしてalt属性だけに絞ってページを作ることもできるだろう。だが、いきなりalt属性のページから作り始めるのはおすすめしないということだ。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

グーグル検索SEO情報

簡単にできて効果絶大!かもしれないSEO
被リンクが多い、古いコンテンツを見つける (Aleyda Solis on Twitter) 海外情報

「簡単に実行可能で、それでいて大きな効果を期待できるSEOのTIPS」を、スペインのSEOスペシャリスト、アレイダ・ソリス氏がツイッターで共有した。

外部リンクの数が多い上位のページのなかから古いページを見つけて、新しいページへ向けるといい。そうすると、リンクの評価と訪問ユーザーをより新しい最適なページへ送ることができる。

新しいページに向ける方法は2とおりある。

  • 内部リンクを貼る
  • 301リダイレクトする

ユーザー観点からどちらが適切かを判断する。

たしかに難易度は低いし、うまくいけば成果が出そうな施策だ。試してみるといい。

また、このツイートは「同様のトピックで新たにコンテンツを作る場合」の対処に関しても、大切な知見を提供してくれている。

具体的には、次の3つのやり方を状況に応じて選ぶということだ:

  • 同じURLでコンテンツを上書きする
  • 別URLで新たにコンテンツを作り、旧URLへのアクセスは新URLに301リダイレクトする
  • 別URLで新たにコンテンツを作り、旧URLから新URLにリンクする

古いコンテンツであっても残しておく価値がある場合もあり、そうした場合には3つ目の手法が有効だ。

たとえば、隅田川花火大会について書いたコンテンツがあったとする。最新の開催だけではなく過去の開催がどうだったかを知りたい人だっているだろう ―― 例を挙げると、隅田川花火大会の歴史を夏休みの自由研究のテーマにしている小学生などはどうだろうか。

また、毎年定期的に繰り返すイベントや特集の場合にはそれ用のベストプラクティスもある。以前に書いた解説を参照してほしい。

古いコンテンツの更新に関しては状況に応じて巧みに使い分けたい。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

画像のリンクに関するクスッと笑える質問×2
ユーザー視点にたてば答えが出る (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

画像に貼るリンクについての質問に対するグーグルのジョン・ミューラーからのコメントを2つ紹介する。

  • Q 画像のリンクよりもテキストのリンクのほうがいいのか?

    どちらでも構わない。

    グーグルが相手にしているのは、自然に形成されるウェブだ。自然なウェブでは、ユーザーはいろいろなやり方でリンクするものだ。だから、ウェブで機能していることはきちんと処理できるようにしている。

  • Q 一覧ページで、商品の画像とテキストにリンクを設定するときは、まとめて1つのリンクにしたほうがいいのか? それとも画像とテキストに分けてそれぞれにリンクを設定したほうがいいのか?

    どちらでも構わない。好きなほうを選んでいい。違いが出るとは思わない。

SEOに精通した人ならクスッと笑ってしまうような質問かもしれない。しかしSEOを始めたばかりの頃は、どうしても検索エンジンの評価の違いが気になってしまうものだ。

概して言えば、ランキングを不正に操作する意図がなく、ウェブで一般的に利用されているものであれば検索エンジンの評価は気にしなくていい。どうするか悩んだときは、検索エンジンのことは脇に置きユーザーの視点に立ってそれが適切かどうかで判断するといい。

ユーザー視点にたてば、画像のリンクでもテキストのリンクでも(リンクされていることがわかれば)どちらでもいいはずだ。ユーザー視点にたてば、画像とテキストのリンクがまとまっていようが別々であろうが(きちんとクリック/タップできるのなら)何も違わない。

それにしても、SEO初心者の「これはどうなんだろう?」と気になった疑問にもミューラー氏が丁寧に答えてくれるのは、ありがたい。

★★★★☆
  • SEOに取り組み始めたWeb担当者 必見!

ページの更新日時表記はランキングに影響するのか?
クロールにもインデックスにもランキングにも影響しない (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

英語版オフィスアワーで次のような質問が取り上げられた。

1日に2回更新するページがあります。サイト上で「最終更新日時」のような表示を変更していくほうがいいでしょうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏はこのように答えた。

どちらでも構わない。

更新日時やタイプスタンプを新しくしたからといって、クロール・インデックス・ランキングに良い影響が出るものではない

たとえば、天気予報のページは数十分ごとに更新されて最終更新時刻を表示している。しかし、だからといって、それだけで検索で上位に表示されたりはしない。

そうした表示を更新していくことが、検索において何か役に立つとは思えない。

とはいえ、ユーザーにとっては、コンテンツの更新日時がわかるのはいいことだろう。

「ページ上の記事公開日を新しい日時に書き換える」「コンテンツのほんの少し変えてファイルのタイムスタンプを新しくする」といったことが上位表示に役立つと思い込んでいる人が今でもいるようだ。新しさが影響するクエリもあるが、グーグルは公開日だけを参考にしているわけではない。また、ファイルやHTTPレスポンスでのタイムスタンプはランキング要因には使っていない(簡単に操作できるからだ)。

ユーザーに対しては、内容をある程度変えたのであれば更新日を書いておくほうが親切なはずだ(ただし誤字脱字を修正した程度では更新とは言えない)。

検索結果のスニペットに表示される日付をより最新にするために、更新日を偽って書き換えるニュースサイトもあると聞く。これはスパム行為だ。スニペットに表示される日付がどのように決定されるかに関しては、グーグルが公式ブログで以前に解説している。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

モバイルSEOでCTRをぐっとUPさせるファビコン設定方法を日本一のSEO専門家が教えてくれた
5つの重要ポイントに従ってあなただけのファビコンを (週刊はてなブログ) 国内情報

グーグルのモバイル検索結果にサイトのファビコンが5月下旬から表示されるようになっている。

モバイル検索結果のファビコン

そこで、検索ユーザーに印象付けるファビコンの設定方法をJADEの辻氏が解説してくれた。大切なポイントを5つ挙げている。

  • サイズは48ピクセルの倍数
  • 透過は使わない
  • 複雑なものにはしない
  • 正しく指定をする
  • あなただけのFaviconに

たかがファビコンと侮ってはいけない。辻氏によればファビコンの表示によって検索結果のクリック率が明らかに上がったサイト、下がったサイトがあるとのことだ。

辻氏は、どちらかと言うと、ウェブの問題点を(ときには非常に厳しく)指摘する記事を書くことが多い。だが今回の記事はだれにとっても役に立つアドバイスだ。参考にして、あなたのサイトに最適なファビコンを設定しよう。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

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