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“Googleマップ上位表示で店舗集客”を謳う“MEO対策”スパムがヤバい状況になっているらしい【SEO記事12本まとめ】

「グーグルマップの最適化」を行うとして「MEO」なる用語を掲げてGoogleマップでスパムを繰り返す悪質な業者を、JADEの辻正浩氏が厳しく糾弾している

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「グーグルマップの最適化」を行うとして「MEO(Map Engine Optimization)」なる用語を掲げてGoogleマップ上でスパム行為を繰り返す悪質な業者を、JADEの辻正浩氏が厳しく糾弾する記事を公開した。

ほかにも、次のようなSEO関連の最新情報をまとめてお届けする。

  • 素材集の画像はSEOにマイナスか?
  • 古くても関連性があれば上位表示は可能
  • 低品質コンテンツのベストな解決策はサイトをゼロから作り直すこと!?
  • lazy-loadをサポートするGooglebotに構造化データや画像サイトマップは不要か?
  • グーグル製WordPressプラグインのプレビュー版が公開される
  • 2か月ぶりのオフィスアワーはしごと検索の質問がたくさん
  • 6月2回目のオフィスアワーは盛りだくさんのQ&A
  • グーグル金谷氏がグーグル検索の最新動向を語る
  • 超難解? それでも知っておきたいウェブのレンダリング技術
  • Search Console(旧バージョン)の「使用するドメイン」設定が廃止。今後はGoogleが判断、もしくは他の正規化手段を利用する
  • MFI移行しているかどうかをSearch Consoleのメインクローラで確認可能に

今週のピックアップ

“Googleマップ上位表示で店舗集客”を謳う“MEO対策”スパムがヤバい状況になっているらしい
MEOという用語がすでに怪しい? (株式会社JADE ブログ) 国内情報

「グーグルマップの最適化」を行うとして「MEO(Map Engine Optimization)」なる用語を掲げてGoogleマップ上でスパム行為を繰り返す悪質な業者を、JADEの辻正浩氏が厳しく糾弾する記事を公開した(JADEは辻氏と元グーグルの長山氏などが2019年6月に立ち上げた新会社)。

“SEO”としてWebコンテンツにおいてガイドライン違反を繰り返していた昔と同様に、“MEO”という用語を前面に押しだしてGoogleマップに掲載されるローカルビジネス情報で悪質なガイドライン違反を繰り返す業者が増えてきているのだ。

具体的には、ビジネスの名称にセールスコピーを含める――「完全個室あり、カップルに最適、ハッピーアワーでドリンク10% OFF、新宿駅から徒歩10分の居酒屋」のような感じだ。ビジネス名は正確にそのビジネスの名前だけを付けなければならない。

辻氏はこうした違反行為を実行する業者とは絶対に取り引きしないように注意を喚起している。ガイドライン違反を何度も繰り返すと、グーグルマップのリスティングから削除されてしまうこともある(検索でいえばインデックス削除に相当する)。

また平気でガイドラインに違反する業者や店舗を撲滅するために、通報の協力を辻氏は呼びかけている。ガイドライン違反の通報はだれでもできるし、通報の手順を辻氏が丁寧に解説してくれている。

グーグルマップのエコシステムを守るためにも、こちらの記事を読んでスパムの現状を把握し退治に力を貸そう。

★★★★★
  • グーグルマップ最適化(MEOではない!)がんばってる人用
  • グーグルマップのエコシステム保護に力を貸してくれる人

グーグル検索SEO情報

素材集の画像はSEOにマイナスか?
ウェブ検索では問題なし、画像検索では…… (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

素材集の画像を使っていると、検索ランキングに影響するか?

英語版のオフィスアワーでこのような質問が出た。グーグルのジョン・ミューラー氏による回答の要点をまとめると、次のとおりだ。

ウェブ検索においてはまったく問題ない。コンテンツの役に立つ画像ならば、素材集の画像であっても掲載することになんら害はない。

一方で画像検索においては、同じ画像がほかのサイトにも掲載されているだろうから、その画像で上位表示する可能性は少ない。一般的には、同じ画像をグーグルが検索結果に出すことはない。

素材集の画像を使うかどうかは、主となる目的による。ウェブ検索からのトラフィックを集めることを目的としていて、コンテンツを充実させるために使用するなら問題ない。画像検索からのトラフィックを集めることを目的としているなら、独自の画像を使用すべきだ。

素材集の画像を使ったからといって、品質が低いと判断される理由にはならない。ましてほかのサイトでも使われているとして、“重複コンテンツ ペナルティ” などという対処を受けることもない(そもそも、そんなペナルティは存在しない)。安心して利用できる。

もっとも、その素材集画像が本当にコンテンツをより良く見せているかどうかはよく考えたほうがいいだろう(あちこちでよく見る、たいした意味のないアイキャッチ画像をいきなりデカデカと見せ、記事を読むのをまるっきり邪魔しているサイトは珍しくない)。

対して、画像検索からのトラフィックを重視するのであれば、当然のことながらオリジナルの画像を掲載すべきだろう。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

古くても関連性があれば上位表示は可能
投稿日が唯一のランキング要因ではない (John Mueller on Twitter) 海外情報

強調スニペットとして3年前のコンテンツが表示されているのを見て関連性が低いと不平を漏らしたユーザーに対して、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように説明した。

たとえ2014年の投稿だったとしても関連性が高い場合だってある。投稿日が唯一のランキング要因ではない。

特に近年では、コンテンツの新しさがランキングにより大きく影響するようになっている傾向は確かにある。だが、新しさがすべてではないのもまた確かなことだ。事実、筆者のブログでもっとも検索トラフィックが多いのは、4年前に公開した記事だ。この記事が役立ったという投稿をツイッターでしばしば見かける。

有益なコンテンツであれば、古くてもグーグルは評価してくれることを知っておきたい。

筆者注: 質問主が指摘した強調スニペットには、商品の写真を撮影するのに最適なスマホとして2015年の記事が出ている(たとえば、iPhone 7を勧めている)。この検索結果に限定すれば、新しさは重要な要因だ。だが一般的に言えば、新しさが必ずしも重要とは限らない。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

低品質コンテンツのベストな解決策はサイトをゼロから作り直すこと!?
グーグル社員からきついアドバイス (John Mueller on Twitter) 海外情報

最初からサイトを作り直す ―― それがベストな解決策だろう。

(よそから引っ張ってきたコンテンツを表示するのではなく)独自で競争力があり、高品質な何かを自分で作り出すことだ。

これは、品質が低いことが原因で手動対策を受けたと思われるサイト管理者にグーグルのジョン・ミューラー氏が与えたアドバイスだ。

問題のサイトはカレンダーを配布するサイトのようだ。カレンダーはオリジナルなのか、別の場所から集めたのかはわからない。いずれにしても、カレンダーやスケジュール表をひたすら貼り付けている。テキストコンテンツらしきものはあるが、たいした内容ではなくユーザーの参考になるとは到底思えないサイトだった。

低品質なカレンダー配布サイト

質問者はなんとかしてリカバリさせたいようだが、一部をいじってどうにかなるような状況ではない。

このサイトは、(グーグルから見て)低品質だとはいえ、それなりの労力をかけて作ってきたことだろう。それをゼロからスタートさせることには抵抗があるかもしれない。

しかしながら、箸にも棒にもかからないようなサイトを始めてしまったのは自己責任だ。ウェブサイトを公開するのであれば、最初から品質を十分に気にかけてコンテンツを作成しなければならない。簡単には閉鎖できない、企業サイトならなおさらだろう。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

lazy-loadをサポートするGooglebotに構造化データや画像サイトマップは不要か?
併用しても問題なし (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報

Googlebotがレンダリングエンジンを最新版のChrome相当にアップデートしたことを、以前におしらせした。それによってGooglebotは、画像の遅延読み込み(lazy-load)で使われる IntersectioObserver をサポートしている。lazy-loadをサポートする以前は、遅延読み込みさせる画像を認識させるために、構造化データや画像サイトマップの利用が推奨されていた。

Googlebotがlazy-loadをサポートするようになった今、構造化データや画像サイトマップは利用しないほうがいいのだろうか?

そんなことはない。構造化データや画像サイトマップを併用してもなんら問題ない。むしろ、lazy-loadを正常に処理できなかった場合に備えて併用すべきだろう。それに、構造化データや画像サイトマップは、画像に関する追加の情報も提供できる。

★★☆☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
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