あなたがオウンドメディア運営に失敗する11の理由 などSEO記事まとめ10+3本
「これからはオウンドメディアだ」とがんばって始めたものの……という、ありがちな失敗例を11種類解説した記事が、今回のトップストーリー。ほかにも、スマホ時代に意識すべき「Micro-Moments」、ソーシャルで記事を目立たせるのに大切な方法、meta keywords、インデックスなどなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。
あなたがオウンドメディア運営に失敗する11の理由
ポイントがまとまってる (SEO対策会社のユナイテッドリバーズ)
コンテンツマーケティングによる成果が認められてきたからか、コンテンツを中心としたオウンドメディアを始める企業が増えてきている。
ところが、流行りに乗っかっただけのオウンドメディア“もどき”を始めてしまい、結局失敗してしまうこともある。
こちらの記事は、オウンドメディア運営に失敗する原因とその回避策を11個挙げている。
コンセプトがブレブレ
サイトの制作にお金をかけすぎてしまって活用ができない
バズやPVアップをねらっておかしな事になる
身内の話題ばっかり書いている
検索を意識してコンテンツが作れていない
コンサルの言う事を聞いて密なペルソナを設定しすぎてネタが尽きる
運用負荷を考えずにはじめてしまって、責任者(ディレクター)不在で更新ストップ
レギュレーションが厳しすぎて記事がつまらない
逆に自由にやりすぎて成果がでずに、さらに企業のイメージが下がる
炎上してしまう
出口(ゴール)が設定できておらず、ただの便利なWEBサイトになってしまう
なかには笑ってしまうようなものもあるが、こんな失敗をおかすことなくオウンドメディアを成功させたい。
また、この記事の作り自体にも、オウンドメディアのコンテンツ作りの参考になるポイントが盛り込まれている。詳しくは説明しないが、記事を見ながら自分で考えてみてほしい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
スマホ時代に意識すべき「Micro-Moments」とは?
広告だけではなくSEOにも重要 (Inside AdWords-Japan)
グーグル アドワーズの公式ブログからであるが、広告だけではなく検索にも関わってくる記事を見つけたので紹介する。
グーグルでは、「Micro-Moments(マイクロ・モーメンツ)」という言葉を使うようになっているそうだ。Micro-Momentsとは、生活者の「意図」に触れる瞬間 だとグーグルは定義している。さらに続けて次のように説明している。
Micro-Moments とは、「何かをしたい」という意図が生じたとき、すぐに目の前にあるデバイスを使って調べる・買うといった行動を起こす瞬間を意味する。そしてこの瞬間は、生活者が何かを決断したり、ブランドに対する好みを形成する大切な瞬間でもある。
Micro-Momentsが起きたときに、
- あなたのブランドを認知してもらい
- コンバージョンに繋げ
- 関係性を築いていく
ことが大切だという。
Micro-Momentsが重要になったのは、スマートフォンの普及でいつでもどこでも情報に接することができるようになったからだ。広告のように即効性はないが、SEOにおいてもMicro-Momentsを意識したマーケティングやコンテンツが必要なのではないだろうか。
ソーシャルメディアであなたの記事を確実に目立たせる方法
Open GraphとTwitter Cardsを設定すべし (ゆーすけべー日記)
コンテンツのプロモーションにはソーシャルメディアの活用が現在は鍵になる。ソーシャルメディアの活用は、自然な被リンクが集まることも期待できSEOにもおおいに貢献する。
ソーシャルメディアで記事を投稿するときは、写真が必須だ。写真(しかもサイズの大きな画像)があると、その投稿のクリックや再共有(エンゲージメント)がまったく変わってくる。
こちらの記事は、フェイスブックとツイッターでの大きなサイズ画像と記事タイトル、記事説明文などを投稿で目立たせる設定方法を説明している。具体的には、フェイスブックはOpen Graph(オープン・グラフ、OGPともいう)、ツイッターはTwitter Cards(ツイッター・カード)を設定する。
難しい設定ではないので、あなたのサイトに実装することを勧める。
Web担でも、OGPやTwitter Cardsに関する記事があるので、参考にするといいだろう。
- Twitter Cardsを設定して自社サイト情報をツイートに出す2つの手順(OGP済みなら10分でOK)
- FacebookでシェアしたときのOGP画像、大きな表示で出てますか?
- Facebookのシェア投稿に「作成:筆者名」を表示するmetaタグの設定方法
もしもハッキング被害にあったらまず何をすべきか?
ハッキングの監視も重要 (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルがグローバルで展開したハッキング対策キャンペーンの、第4回と第5回の公式ブログ記事を紹介する。次の2記事だ。
ハッキングが疑われるときの診断方法と、ハッキング被害にあってしまったときの対処方法をそれぞれ説明している。「自分のサイトはハッキングには無縁」といわずに、目を通しておくことをおススメする。「ハッキングにあう心配は100%ない」とは絶対に言い切れないのだから。
フォームの離脱を防ぐために必要な15種類のエラー対策
フォーム完了率アップに重要 (EFO・フォーム改善ブログ)
フォームの入力中に発生するエラーは、離脱の大きな原因になる。エラー発生によるユーザーのストレスを可能な限り抑えることも、EFO(エントリーフォーム最適化)では大切だ。
こちらの記事は、エラー表示で気を付けるべき項目を15個挙げて説明している。
入力画面上でエラーを表示する
エラー文言は該当項目の近くに表示
フォーム冒頭には、エラーが存在する旨を簡潔に伝える
デザイン上引き立たせる
エラー項目のハイライトは、赤ではなく黄色やオレンジを使用
入力内容を保持する
エラー項目だけ表示する
入力直後に、リアルタイムにエラーチェックする
複数の入力条件がある場合、あらかじめチェックリストのように表示する
エラーの存在を事前に知らせる
ネガティブトーン否定的の言葉を使用しない
専門用語を排除する
エラーの理由を明確にし、何を訂正すれば良いかをわかりやすくする
問題を解決するためのヒントを与える
ユーザーではなく、自分自身に責任を置く
エラーによるフォーム離脱を減らすために、どれも実践したい。
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
グーグルマイビジネスとURL設定に関する情報を今週はピックアップ。
- Googleマイビジネスに半年に1回はログインすべし、ログインしないとGoogle+ページの削除もありうる
リマインダーを設定しておくといいかも - URLが空白を含むときは「スペース」と「%20」、「+」のどれを使うべきか?
無難なのはURLにスペースを使わないこと
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