URL URLは「Uniform Resource Locator」(ユニフォームリソースロケーター)の略。インターネット上にある画像、文書、ホームページなどの所在を示す文字列で、「(ページやデータの)アドレス」とほぼ同じ意味である。
URL短縮サービス URLの日本語使用が可能になり、近年URLの文字数が増加するようになった。その他にもパラメータを付与する機会も増え、ファイルのディレクトリも長大になり、この傾向は拡大している。その結果、「SNSやメッセンジャーでは文字数制限により投稿できなかった」「メールでのやりとりでも意図しない改行が入りリンクが機能しない」などのケースが発生するようになった。URL短縮サービスは、そうした長大なURLを変換し、より短く単純な文字列でURLを表現するサービスだ。
ペンギンアップデート ペンギンアップデートとは、Google検索アルゴリズムの更新の1つである。検索結果の上位に表示されるよう、キーワードをWebページ内に過剰なまでに入れ込んだり、外部からの低品質なリンクを大量に増やしたりする行為を取り締まるために、2012年から導入されている。これによって、そうしたWebページの検索順位が落ちるようになった。
TCP/IP 「TCP/IP」はTransmission Control Protocol / Internet Protocol(トランスミッションコントロールプロトコル / インターネットプロトコル)の略。PCなどが他機器と通信する方法を定義したものだ。
オンライン識別子 識別子(identifier)とは、特定の対象を一意に識別するために使用される文字や記号のこと。識別子が対象の一意性を保証することで、データの効率的な管理・活用が可能になる。そのため、識別子はコンピューターサイエンスだけでなく、あらゆる領域において活用されており、それぞれの領域で多くの識別子が存在している。なお、オンライン識別子といえば、一般的にはIPアドレス、Cookieを指す。
オンプレミス インフラ構築やシステム稼働に必要なサーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを、管理者が所有する施設内に設置・保有し、運用すること。自社運用と同義。オンプレと略して言われることもある。2006年にAmazonのクラウドコンピューティングサービスであるAWSが登場するまでは、企業のシステム構築・運用はこの方式が一般的であった。
オンデマンド ユーザーからの要求に応じてサービスを提供する方式をいう。この方式を採用する代表的なサービスのひとつがビデオオンデマンド(VOD)であり、Netflix、Amazon Primeなど、代表的な動画配信サービスの多くがこの形式で提供している。他に、オンデマンド交通(デマンド型交通)、オンデマンド出版(プリントオンデマンド/POD)、オンデマンド印刷、オンデマンド授業といったサービスが挙げられる。いずれも、「ユーザーの注文に応じてサービスを提供する」サービスである。
オープンソース 著作権の一部を放棄してソースコードの自由な利用と頒布を許可することで、オープンコラボレーションを促進して開発を進めていくソフトウェア開発手法、もしくはOSIが定めるライセンス(オープンソースの定義〔The Open Source Definition/OSD〕)に準拠して開発されたソフトウェアの名称。後者の場合、一般的にOSS(オープンソースソフトウェア)と表記される。
TD SEOにおいて重要とされる要素を指した語。T(Title)はtitleタグ、D(Description)はdescriptionタグ(Webサイト説明文)を意味する。いずれも、metaタグ内に記述するもので、ここに適切な文字量でページ内容と一致した最適な情報を記述することで、Webサイトの検索パフォーマンス(検索順位、クリック率)が大幅に向上するとされている。なお、descriptionタグは、メタディスクリプション、スニペットということもある。
JPCERT / CC インターネットを介して発生するコンピューターセキュリティインシデント、サイバーインシデントに関する報告の受付、対応支援、状況把握、手口の分析、再発防止のための助言などを、技術的な立場から行う組織。1996年10月 「コンピュータ緊急対応センター」として発足し、2003年3月に現名称で一般社団法人として設立された。政府や企業から独立した中立の組織として、日本の情報セキュリティ対策活動に取り組んでいる。
「MySQL」対応のデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for MySQL」提供へ システムインテグレータ、「SI Object Browser」は国内の主要データベースをカバー
Webアプリケーション Webアプリケーションは、一般にオンラインで作動するアプリケーションを指す。従来のコンピュータで作動するアプリケーションは、ローカルストレージに保存されているソフトウェアを起動していたが、インターネットが一般化したことでソフトウェアの機能がネット経由で提供可能になり、アプリケーションがローカルに保存されていなくても動作可能となった。
ジオメディア(ジオサービス) ジオメディアは、ジオグラフィックとメディアから由来する用語で、地理的な情報を活用するメディアの総称である。現在では、GPS(Global Positioning System)機能を利用した位置情報サービスを指し、ジオサービスともいう。
API 異なるアプリケーションやソフトウェアの間で情報やシステムの一部を連携できる仕組みをいう。アプリケーションAからリクエスト(要求)された機能や情報を、アプリケーションBがレスポンス(提供)するための、共通するプロトコルや接続上の仕様(インターフェース)。APIは「Web API」「OSが提供するAPI」「ランタイムAPI」の3つに大別される。
進化が止まらない! 最新ツール開発不要でWebサイトを多言語化&海外SEOにも対応「WOVN.io」、どんなツール?【イベントレポ】 Webサイトの多言語化ツールを提供しているWovn Technologiesがカンファレンスを開催。イベントをレポートする。
クエリ クエリは英語でQueryと書き、もともとの意味は「質問(する)」「問い合わせ(る)」である。データベースを利用する場合の「クエリ」とは、データベース管理システム(DBMS)に「抽出」や「更新」といった処理を要求する際の命令文を指す。
AkamaiがDDoS攻撃防御「Prolexic」の新機能「Prolexic Network Cloud Firewall」発表 攻撃者に対して一層効率的で柔軟な防御が可能に、ユーザーは独自のACLを定義・管理
5G 第5世代移動通信システムを意味する5th Generationの略語で、「ファイブジー」と読む。日本では2020年3月25日からサービスが開始された移動通信規格で、高速・大容量、超低遅延・超高信頼、多数同時接続が特徴。前世代の4Gと比較して、通信速度は20倍、遅延は10分の1、1平方キロメートルにおける同時接続数は10倍に向上している。
TLS 「TLS」(Transport Layer Security)は、Webサイトを閲覧するときの通信を暗号化するための仕組み(プロトコル)。SSL(Secure Sockets Layer)の上位版(SSL バージョン3.1)として開発された。
SSL 「SSL」(Secure Sockets Layer)は、Webサイトを閲覧するときの通信を暗号化するための仕組み(プロトコル)。ユーザー側ブラウザのリクエストに応じて証明書を使い通信を暗号化することで、第三者によるデータ改ざんやなりすまし、盗聴を防止できる。2014年よりGoogleは、SSLで保護されているサイトは検索ランキングを上位に表示するようにしている。
ビッグデータ ビッグデータとは英語でBig Dataと書き、従来の典型的なデータベースでは処理しきれないほど膨大で複雑なデータを指す。店舗やECでの取引データやSNSの投稿データなど、多種多様なデータがある。
ビジネスチャット ビジネスチャットとは、ビジネス上のコミュニケーションをはかるためのツールで、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどがある。これらのツールは、職場内や取引先とのコミュニケーションを活性化したり、効率化したりすることを目的に利用されている。
パンダアップデート パンダアップデートはGoogleの検索アルゴリズムアップデートの1つで、2011年2月から実施され、その後何度かバージョンアップされている。パンダアップデートは、コンテンツの品質を対象に評価して、低品質なコンテンツのランキングを下げ、高品質なコンテンツのランキングを上げることが目的で行われた。
ライブ配信サービス 動画配信サービスのひとつで、ライブ配信を行えるサービスをいう。配信する人をライバーという。ほとんどのサービスがスマートフォンやタブレット端末専用のアプリを介して、動画制作、視聴を行う。なお、ライブ配信とは、インターネットを介してリアルタイムに動画もしくは音声を伝えるもので、インターネット生放送、インターネット生配信、生配信ともいう。多くのライブ配信サービスには投げ銭システムが搭載されており、視聴者は、気に入ったライバーに対して投げ銭(ギフティング)することができる。
ERP Enterprise Resource Planningの略。「ERP」(企業資源計画)とは、資産、人材、設備、業務などの資産について総合的・横断的に情報管理し、経営の効率化を図る手法を指す。一般的にはこれらの情報データを「ERPパッケージ」と呼ばれるビジネスサービスを用いて、リアルタイムに収集・保存・管理・分析する。
キュレーションメディア キュレーションメディアとは、あるテーマに沿って他のメディアなどの情報を集め、整理して配信しているメディアサイト・アプリのことで、キュレーションは博物館や美術館のキュレーターからきている。ネット上には膨大な情報があるが、キュレーションメディアには、ユーザーにとって興味のある情報を効率的に得られるというメリットがある。一方、デメリットとして、著作権や情報の正確性に問題があるメディアもあるので注意が必要となる。
ライブコマース ライブ配信を活用したECの販売促進手法。動画サービスのライブ配信機能やライブ配信サービスを介して、リアルタイムかつ双方向性を駆使して特定商品の紹介を行うことで、販売数/金額の増加を狙う。ライブコマースの主なプラットフォームの種類には、SNS型、ECモール型、SaaS型、アプリ型がある。
メディアレップ 媒体が保有する広告枠を仕入れ、広告主や広告代理店に販売する業種のこと。取り扱い広告枠がインターネット上に限定される点が、総合広告代理店との最大の違いである。上記の仲介業を基本として、Web広告の制作から効果測定までを行う会社も多い。
ペイドリンク 金銭によって売買されたバックリンク(被リンク)のこと。バックリンクとはSEO用語のひとつで、外部サイトが自サイトに設置したリンクを指す。かつては、バックリンクの数だけで評価されていたため、ペイドリンクによるバックリンクを増やし、検索順位の上昇をもくろむ手法が横行した。現在は、ペイドリンクによってバックリンクを増やすことは、Googleのペナルティの対象となっている。
スマホ決済 スマホ決済(スマートフォン決済)とは、現金を使わずに支払を行えるキャッシュレス決済の方法の1つ。政府がキャッシュレス決済の普及・拡大に力を入れており、ポイント獲得などの利用メリットもあり、利用者が増加している。あらかじめ、スマホに決済アプリをインストールし、クレジットカードや電子マネーが利用できるように設定しておくことで利用可能となる。●特徴
ペイドメディア 「トリプルメディア」の1つ。インターネット広告などの、お金を払って利用するメディア。バナー広告や検索連動型広告、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌広告など、企業が広告費を支払って情報掲載する従来型のメディア。
DX Digital Transformationの略。企業におけるデジタル化・電子化を推進し、業務プロセスだけでなく、開発や労働環境、さらには企業文化にまで適用することで、変革を促す戦略を指す。スウェーデンの大学教授であるエリック・ストルターマン氏が2004年に提唱した。
ビッグワード Googleなどのインターネット検索で、頻繁に検索される単語のこと。一般には“月間1万回以上検索される単語”とされており、「ライフハック」「健康」「仕事」など、抽象的で生活に密着した単語がビッグワードになりやすい。ユーザーニーズにマッチしておりSEOの観点では流入を獲得しやすいが、競合も非常に多いため、一般的にビッグワードで検索上位を目指すのはかなりの困難がともなう。そうした場合、リスティング広告で対応するケースも多い。