第3回 レポートの使い方をおぼえよう
かわち れい子
基本操作
書籍『Google Analytics入門』の厳選コンテンツをオンラインで公開する「Google Anaytics入門[ウェブ版]」、ここではGoogle Analyticsのレポートの表示、期間の指定などの基本的な使い方を見ていくことにしましょう。
「すべてのレポート」の項目をクリックすると、さらに下位のメニューが表示され(図9)、詳しいレポートを表示できます。例外はありますが、レポートは基本的にデフォルトでは円グラフか棒グラフで表示されます(図10)。右上のアイコンをクリックして棒グラフから折れ線グラフに、円グラフから棒グラフに変更することも可能です。
円グラフでは、下部にリストが表示されるもの(図11)が大半で、グラフを非表示にしてリストのみの表示にすることも可能です。それぞれのレポートでは、右下に[すべて表示][すべて非表示]というボタンが用意されており、数値をすべて表示したいときには[すべて表示]、すべての数値を消したいときには[すべて非表示]ボタンをクリックします。一部分だけ数値を表示・非表示させたいときには、棒グラフの場合は棒の一本一本をクリック、折れ線グラフの場合は点の部分をクリックします。
リストが表示されているとき、リストの項目名をクリックしてソートをすることが可能です。ページビュー数の少ないものに注目したいときなどは、[ページビュー数/訪問数]を降順にソートしてみましょう。
デフォルトでは一番左の項目(図11では「訪問数」)がグラフとして表示されます。このグラフをレポート右上のプルダウンの「グラフの列」を使うことで変更できます。レポートによってプルダウンの項目は違いますが、図11では、リストと同じ項目の「訪問数」「ページビュー数/訪問数」「目標1/訪問数」「トランザクション数/訪問数」「収益/訪問数」のグラフに変更可能です。
Google Analyticsでは、右上の「エクスポート」を使うことで、レポートのデータをダウンロードすることができます。テキスト形式、XML形式、Excel形式の3つの形式が用意されています。
さらに、プリンターのアイコンをクリックすると印刷用にグラフのみの画面に切り替わるといった機能もあります。まずはいろいろなアイコンをクリックして機能を確認してみましょう。
※この記事は、以下で紹介している『Google Analytics入門』の第2章の内容をウェブ用に再構成したものです。
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