Google Analytics入門 第8回 アドワーズ広告の費用や表示回数、出稿キーワードを分析したい
第8回 アドワーズ広告の費用や表示回数、出稿キーワードを分析したい
かわち れい子
ケーススタディで学ぶGoogle Analytics活用
<検索エンジンマーケティング編>
書籍『Google Analytics入門』の厳選コンテンツをオンラインで公開する「Google Anaytics入門[ウェブ版]」、ここでは、SEOをはじめとする検索エンジンマーケティングに参考となるような事例について解説します。ユーザーが使っている検索エンジンやキーワードを知ることは、ユーザーの自社サイトへの誘導方法を考えるときに役立ちます。
ユーザーが検索してくれそうなキーワードに入札し、クリック課金で支払うGoogleのアドワーズ広告は、常に費用対効果の検証が必要です。出稿しているなら、Google Analyticsでの分析が便利です。
「AdWords分析」では、左列にアドワーズ広告を出稿したキャンペーンが一覧表示されています。「+」マークでドリルダウンすると、下位の広告グループが表示されます。
結果はこう読め!
Googleアドワーズ広告の管理画面には、Google Analyticsのタブが追加されます。そのタブをクリックすると、Google Analyticsの画面に切り替わります。
「AdWords分析」は、デフォルトでは上の図のように[表示回数]の順に並んでおり、どのキャンペーンが多く表示されているかをグラフで比較することができます。この場合、棒グラフに切り替えてもいいでしょう。
[グラフの列]のプルダウンメニューを[費用]に切り替えて表示すれば、どのキャンペーンに一番多く費用がかかっているかを円グラフで確認することができます。このほかにも、[クリック数][収益][クリック単価][収益単価][投資収益率]など切り替えて分析してみましょう。
また、リストのマークにカーソルを合わせ、表示された[分析オプション]の[セグメント間のパフォーマンス]から[キーワード]を選ぶと、出稿キーワードのページビューや訪問数が表示され、どのキーワードが最も集客しているかが一目瞭然です。アドワーズ広告の通常の管理画面ではクリック率や表示回数は確認できますが、このようにページビューなどのアクセス記録も含めて分析すれば、新しい発見があるばすです。
POINT!
アドワーズ広告を出稿しているなら、Google Analyticsでアクセス解析を行うことをおすすめします。
※この記事は、以下で紹介している『Google Analytics入門』の第4章の内容をウェブ用に再構成したものです。
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