ジオメディア(ジオサービス) ジオメディアは、ジオグラフィックとメディアから由来する用語で、地理的な情報を活用するメディアの総称である。現在では、GPS(Global Positioning System)機能を利用した位置情報サービスを指し、ジオサービスともいう。
ステルスマーケティング(ステマ) ステルスマーケティング(Stealth marketing)とは、広告であることを消費者に認識させることなく、商品やサービスを宣伝する行為を指す。略して、ステマと呼ぶことが多い。例えば、宣伝だと消費者に知らせずに、インフルエンサーに報酬を払って商品を紹介してもらう行為は、典型的なステマ行為である。
スマホ決済 スマホ決済(スマートフォン決済)とは、現金を使わずに支払を行えるキャッシュレス決済の方法の1つ。政府がキャッシュレス決済の普及・拡大に力を入れており、ポイント獲得などの利用メリットもあり、利用者が増加している。あらかじめ、スマホに決済アプリをインストールし、クレジットカードや電子マネーが利用できるように設定しておくことで利用可能となる。●特徴
ダッシュボード ダッシュボード(Dashboard)はもともと、自動車の運転席前に設置された計器類のパネルを指す用語である。運転者が自動車の状態を一目で把握できるよう、速度計や燃料計などが設置されたものだ。現在、ビジネス上でダッシュボードという場合、ビジネス判断を行う者が一目でビジネスの状態を確認できる管理ツールを指す。
チャーン チャーンは英語でChurn。Churnは日本語で「かき混ぜる」という意味だが、ビジネス用語としては、それまで商品やサービスを購入し続けてくれた顧客が、購入してくれなくなった状態を指す。特に、サブスクリプションサービスにおいて顧客が解約すること、または有料を無料に切り替えることをチャーンと呼ぶことが多い。
ティザー広告 ティザー広告は、商品・サービスのリリース前に情報を小出ししていくことで、興味・関心を盛り上げていく手法のことである。例えば、テレビドラマ「VIVANT」や映画「ゴジラ-1.0」でも、公開前にこの広告手法がとられ、話題となった。
テレワーク テレワークは、情報通信技術を使い、自社オフィス以外の自宅やコワーキングスペース等で働くことをいい、リモートワークとも呼ばれる。政府の「働き方改革」により推進される働き方であり、コロナ禍以降、多くの企業で採用している。テレワークによって、働く場所・働く時間がある程度自由になることで、ライフワークバランスの向上が期待できる。一方、社員の育成や、上司や部下、同僚とのコミュニケーションへの難しさがデメリットとして指摘されている。
トリプルメディア 企業のマーケティング戦略上で重要な 3 つのチャネル「アーンドメディア」「オウンドメディア」「ペイドメディア」を整理した概念。日本では 2010 年にインターネット広告主の団体、Web 広告研究会が「トリプルメディア、トリプルスクリーン戦略を考える時代」を発表したことで急速に広まった。
パンダアップデート パンダアップデートはGoogleの検索アルゴリズムアップデートの1つで、2011年2月から実施され、その後何度かバージョンアップされている。パンダアップデートは、コンテンツの品質を対象に評価して、低品質なコンテンツのランキングを下げ、高品質なコンテンツのランキングを上げることが目的で行われた。
ビジネスチャット ビジネスチャットとは、ビジネス上のコミュニケーションをはかるためのツールで、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどがある。これらのツールは、職場内や取引先とのコミュニケーションを活性化したり、効率化したりすることを目的に利用されている。
ビッグデータ ビッグデータとは英語でBig Dataと書き、従来の典型的なデータベースでは処理しきれないほど膨大で複雑なデータを指す。店舗やECでの取引データやSNSの投稿データなど、多種多様なデータがある。
フェイクニュース フェイクニュースとは、事実とは異なる誤ったニュース、あるいは根拠のない不確かなニュースを指す。フェイクニュースは、多くの人に誤解を生じさせて社会に混乱を招く場合がある。たとえば、コロナ禍においては不確かな情報がSNSなどで拡散され、それを信じる人、信じない人との間で争いが生じた。偽情報によって、健康被害を被った人もいる。
ベネフィット ベネフィットとは、英語のbenefitを元とした用語で、利益や恩恵、利点のことである。マーケティング分野では、顧客が企業の商品・サービスから得られる価値や恩恵を指す。たとえば、同じ洗顔料でも、年代や肌質、どのような状況下で使用するのかなどによって顧客が求めるものは異なる。洗浄力はそれほど高くないものの保湿成分が多く含まれた洗顔料が欲しいのか、とにかく洗浄力の高いものが欲しいのか、その商品から得られるベネフィットは顧客によって異なる。
ペンギンアップデート ペンギンアップデートとは、Google検索アルゴリズムの更新の1つである。検索結果の上位に表示されるよう、キーワードをWebページ内に過剰なまでに入れ込んだり、外部からの低品質なリンクを大量に増やしたりする行為を取り締まるために、2012年から導入されている。これによって、そうしたWebページの検索順位が落ちるようになった。
ランサムウェア ランサムウェアとは、英語のransom(身代金)とsoftware(ソフトウェア)を合わせた造語である。企業などのシステムに不正アクセスをし、重要ファイルを暗号化。この重要ファイルを復号してほしければ金銭をよこせ、と要求してくるマルウェア(悪意のあるソフトウェア)である。Windowsの脆弱性を利用したマルウェア「WannaCry(ワナクライ)」が2017年に大流行したことで、ランサムウェアの名が広く知られるようになった。
ワードサラダ 「ワードサラダ」(Word Salad:単語のサラダ)とは、検索エンジンで上位表示させるため、関連性がない・低いキーワードをただただ羅列した文章、それにより構成された記事のこと。使われている言葉や文法は正しく一見普通の文章に見えるが、読んでも意味が通らず理解できない。もともとは統合失調症の患者に見られる症状を指す用語だった。
透明性 透明性(Transparency)とは、物理的な透明さと同様に「社会的な組織・制度・仕組みなどの、わかりやすさ・健全さ・正直さ・オープンさ」を指す。「透明性を求める」「透明性を確保する」といった使われ方が多い。特に、金融機関・医療機関・個人情報を大量に扱う企業には、高い透明性が求められている。
認証 認証(Authentication, Certification)とは「本人確認」のこと。Webサービスでは、セキュリティ上の仕組みとして「IDとパスワードのセット」(アカウント情報)をログイン時に使うものが多い。認証に失敗した場合や取り消された場合はログインできない。
CIO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつ。社内のIT戦略を統括し、CEOが策定した経営戦略に基づいて情報戦略の立案と実行を担う。ITシステムの保守・運用、業務プロセスの改善、ITセキュリティの管理などもCIOの職務に含まれる。「情報統括役員」や「情報システム統括」と訳されることもある。
CMO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつ。マーケティング部門の責任者として全社のマーケティングを統括し、CEOが定めた経営戦略に基づいてマーケティング戦略を策定・実行する。自社のブランディングも担当し、経営陣の一員としてマーケティングの視点からCEOを支える役割を持つ。
CTO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつ。CEOが策定した経営戦略に基づき、最適な技術戦略を立てて実行する。VPoE(Vice President of Engineering/エンジニアリング部門の責任者)よりも上位の立場にあり、経営陣の一員として技術面からCEOを支える役割を持つ。