Supershipが「Ad Generation」でPrebid.jsとファーストパーティデータ活用を支援
データ設計から技術導入、広告商品化、販売推進まで含めて媒体社を包括的にサポート
7:02 マーケティング/広告 | 便利ツール/サービス
デジタルマーケティング支援のSupershipは、提供するパブリッシャー(媒体社)支援プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」で、パブリッシャーが自社で直接取得したファーストパーティデータを広告配信に活用できる包括的支援サービスを始めたと10月10日に発表した。複数の広告主企業が同時に入札してWebサイトの広告収益を高めるオープンソース(無料)のヘッダービディング技術「Prebid.js」を活用する。

Prebid.jsの「First Party Data Set機能」や、デジタル広告技術の国際標準を策定する業界団体のIABが提唱するCurated Audiences(旧SDA)など最新仕様を活用し、プライバシー配慮型の広告配信環境を構築。カスタマージャーニープラットフォーム「Piano」で作成された購読者セグメント、自社会員の属性、閲覧・行動履歴、ユーザーが入力したキーワード、提供するコンテンツ情報など多様なファーストパーティデータと連携する。
どのデータをどう分類・整理して広告商品に活用するかの戦略まで立案する。国内SSP(媒体社の広告配信プラットフォーム)で初のIAB公認の国際標準でデータを整理し、PMP(プライベートマーケットプレイス)を組み合わせた広告パッケージまで企画する。例えば、ニュースメディアで会員属性と記事閲覧履歴を組み合わせたPMPパッケージを開発し、ターゲティング精度を高めて従来広告枠と比べて高単価での販売が期待できる。
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