ワードサラダ とは 意味/解説/説明 (わーどさらだ) 【Word Salad】
関連性がない・低いキーワードをただただ羅列した文章、それにより構成された記事。
「ワードサラダ」(Word Salad:単語のサラダ)とは、検索エンジンで上位表示させるため、関連性がない・低いキーワードをただただ羅列した文章、それにより構成された記事のこと。使われている言葉や文法は正しく一見普通の文章に見えるが、読んでも意味が通らず理解できない。もともとは統合失調症の患者に見られる症状を指す用語だった。
とにかくSEOでの効果を狙い、記事中に多彩なキーワードを盛り込んでいるのが特徴。通常の文章でなく、白い文字色や極端に小さな文字サイズといった手法が併用されることも多かった。以前は検索エンジンの上位を争うためSEOの有効策とされていたが、詐欺ECサイト・アダルトサイトなどで多用されたため、現在では逆に不正と見なされペナルティの対象となる。
ただスパムメールや広告などでは、現在もワードサラダを見かけるケースがある。また近年の生成AIの発展により、より有意な“有効に働くワードサラダ”が生成される状況が懸念されている。