ウェブアクセス解析ソフト Urchin5.7

ウェブアクセス解析ソフトに必要とされるスピードと機能

ウェブログ自体は、多くのウェブサーバーソフトで自動的に生成されるが、そのままでは単なるテキストの羅列でしかない。ログファイルを解析ソフトに通すことで、訪問者数やページビューなどの情報をレポート化し、サイト運営に活かすことができる。

しかし、有用なレポートをタイムリーに手に入れるには、解析ソフトの選択が重要になってくる。アクセスの多いサイトでは、ログファイルは巨大化しがちなため、解析ソフトのパフォーマンスが高くないと、解析に時間がかかり、必要なタイミングで必要なレポートを入手することが難しくなるし、ログ解析以外の分析手法を持たないと正確なアクセスをカウントできない事態も生じかねない。解析ソフト選択の際には注意したいポイントだ。

Urchinが実現する高速で正確な解析レポート

Urchinは他社製品と比べて約8倍の処理スピードを実現しており、1GBのテキストログを約6分で解析するため、常にタイムリーなレポートを入手できる。

一方、ログ解析のみでは、キャッシュからアクセスしてきたユーザーの経路分析はできないが、Urchinはページにタグを埋め込むビーコン型の追跡も併用し、再訪問してきたユーザーも正確にカウントすることが可能だ。また、検索エンジン経由のアクセスキーワードも集計可能なため、ユーザーの到達理由の推測もできる。

こうしたデータを直感的に把握するための多彩なレポート機能も用意されている。
UrchinはWindowsをはじめLinuxやMacOSなど、各種OSに対応しているため、現在利用中の環境にインストールして使用が可能で、また、小さなサイトから大きなサイトまで、ベースライセンスにプロファイル追加をすることで拡張が可能なため、初期導入のハードルは低い。

Eコマースやバナー広告の効果も解析するオプションモジュール

さらに、ニーズによっては、ショッピングカート分析や売上分析が可能なEコマース・モジュールや、Web広告解析の可能なキャンペーン・トラッキング・モジュール（CTM）の選択も可能だ。また、ベースライセンスにEコマース・モジュールとロードバランシング・モジュールを加えたECパッケージと、さらにCTMモジュールを加えたSuiteパッケージも提供されている。

自社のウェブ活用法に合わせて、より意思決定に直結するレポートを作成可能なこれらのパッケージの導入も検討されてはいかがだろう？

Urchin5.7 価格表