ADK MSが音声広告とディスプレイ広告を組み合わせた広告効果で重複接触効果を確認

記憶に残るradikoやSpotifyの音声広告、ディスプレイ広告効果の引き上げに寄与と分析

ADKグループでマーケティングソリューション事業のADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、第一三共ヘルスケアの協力で音声広告とディスプレイ広告を組み合わせた効果を検証した、と4月1日に発表した。音声広告接触者でディスプレイ(バナー)広告接触者は、ブランドや商品認知状況を把握するブランドリフト調査で認知8.3倍▽興味6.8倍▽好感4.4倍▽購入意向6.4倍リフトアップし、重複接触効果が確認された。

 

重複接触効果では、インターネット検索やSNS投稿など行動喚起も1.7倍になった。音声広告のみの接触者も認知6.4倍▽興味2.8倍▽好感2.5倍▽購入意向2.8倍リフトアップしている。音声広告の複数回接触者によるディスプレイ広告のクリック率比は、広告非接触者に比べて1.55倍になることも確認された。音声広告がもつ記憶に残る特性がディスプレイ広告の効果の引き上げに寄与した、と考えられる。

 

音声広告はPCやスマートフォンでラジオが聴けるサービス「radiko」と音楽ストリーミングサービス「Spotify」が協力し、ディスプレイ広告はセルサイド(広告枠販売側)プラットフォーム(SSP)の「Magnite」とバイサイド(広告枠購入側)プラットフォーム(DSP)の「TheTradeDesk」が協力した。コロナ禍の生活環境の変化で音声配信サービスの利用者が増加し、ターゲティング配信が可能な音声広告の需要が高まることが予測されている。

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