電通グループ3社、radiko、Spotifyに音声広告配信サービス「Premium Audio広告」の提供開始

業界をリードしてきたサービスを、Premium Audio広告では聴覚面にその領域を広げる

岩佐 義人(Web担 編集部)

2019年5月9日 16:45

電通、電通デジタル、CARTA HOLDINGSの電通グループ3社は、インターネット広告の新たな取り組みとして、音声コンテンツを提供するプレミアムな媒体のみを対象にした音声広告配信サービス「Premium Audio広告」の提供を開始する、と5月8日発表した。

最初の広告配信先は、ラジオ番組コンテンツを放送するサービス「radiko(ラジコ)」と、音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」となる。これまでも従来にはないレベルの安全を実現した「Premium Viewインストリーム動画広告」などにより、業界をリードしてきた。Premium Audio広告では聴覚面にその領域を広げた。

Premium Audio広告の特徴は、まず広告主のブランドを毀損しない「ブランドセーフティ」な環境で広告が提供できるところがある。次に各サービスにログインしたユーザーに向けて広告を配信するため、機械(≒bot)によって不正にインプレッションが消化される「アドフラウド(広告詐欺)」のリスクを限りなく減らすことができるところにある。

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