EC事業者の顧客情報漏えい相次ぐ:ルーク19「サンプル百貨店」やホビーサーチ
ECサイトから個人情報の流出が相次いでいる。サンプル品のECサイト〈サンプル百貨店〉を運営するルーク19(本社東京)は11月1日、サイトを利用したカード情報以外の顧客情報46万3360人分が流出したと公表。フィギュアのECを手がけるホビーサーチ(本社東京)も運営するECサイト〈ホビーサーチ〉から、最大で2万7320件のカード情報が流出した。
〈サンプル百貨店〉の情報漏えいは、ルーク19に勤務していた派遣社員が顧客の氏名やメールアドレス、住所などの情報を、名簿業者数社に計33万円で売却したことが原因。「見知らぬ不動産販売会社から勧誘電話を受けた」など、顧客からの連絡で事実が判明した。顧客情報は11社に転売されたが、同社は「情報を記載した記録媒体を破棄する旨の同意書を取り付けた」としている。
ホビーサーチは韓国から不正アクセスを受けた。手法は、システムの脆弱性を攻撃し、カード情報を搾取する「SQLインジェクション攻撃」とみられる。
今年7月6日から約1年前の間に商品をカードで購入した顧客と、7月7日に移行した新システム上で購入した顧客情報が対象。現在、クレジットカードの利用を停止している。
・株式会社ルーク19
→ http://www.luke19.jp/
・情報流出に関するお詫び(株式会社ルーク19 サンプル百貨店)
→ http://www.3ple.jp/c.php?id=100000002955
・ホビーサーチ
→ http://www.1999.co.jp/
・不正アクセスによるお客様情報流出の可能性について(ホビーサーチ)
→ http://www.1999.co.jp/info_card.html
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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。
コメント
サンプル百貨店個人情報漏えい事件は
終息なんかしていませんよ。まだまだ迷惑メールが届いています。
おそらく業者が転売して個人情報がアチコチにばら撒かれているんですよ。
未だにサンプル百貨店社長名で謝罪広告も打たないなんて信じられますか?
会員は怒っていますよ。
サンプル百貨店の個人情報漏えい事件
運営会社・ルーク19では「終息に向かっている」等と発表していますが、被害は未だに
拡大し続けています。
2010/11/26 デジタルアカデミーという企業名を名乗る男性から、「教材モニターに選ばれたためアンケートに答えて欲しい」という内容でかかってきました。
住所は札幌市中央区南二条西七丁目と言っていました。
この企業は悪徳商法のリストにも載っているようです。
名簿流失事件があった事を伝え、名簿からの完全削除を依頼(あてにはなりませんが…)。
こちらもあてにはなりませんが、名簿を流出したサンプル百貨店の対策室にも上記の内容を連絡し、対応をお願いしました。
電話を受けたオペレーターが企業名を聞いただけですぐ反応していた様子でしたので、他にもまだまだ多数の報告が上がっていると思われます。