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グーグルはインデックスする基準を以前より厳しくしている!? 対処法は?【SEO情報まとめ】

「Googleにインデックスされにくくなっている」そう感じているのはアナタだけではない。技術的に問題ないのにインデックスされない状況への対応法を、技術面とコンテンツ面で解説。

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「Googleにインデックスされにくくなっている」そう感じているのはアナタだけではない。技術的に問題ないのにインデックスされない状況への対応法を、技術面とコンテンツ面で解説。

ほかにも、最新トピック・テクニカル・Google・GA4・ローカルSEOなどなど、あなたのSEO力アップを助ける情報をまとめてお届けする。

  • 【購読必須!】グーグルによる最新SEO情報ニュースレター
  • サイト移転後3か月でリダイレクトをやめたらSEOに悪影響が出た!
  • 低品質による順位ダウンにはドメイン名の移転が効果あり!?
  • 衝撃! AMPに見切りをつけたウェブ担当者が8割近くもいた
  • GA4のおかげで「直帰率ランキング要因なのでは」の声が消え、「ロイヤルティが要因なのでは」になる?
  • 2022年3月のオフィスアワー: カテゴリ一覧ページをnoindexすべきか、画像サイトのSEO、GA4のAMPサポートほか
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グーグルはインデックスする基準を以前より厳しくしている!? 対処法は「サイト全体の品質」か
特定の記事をいじっても効果なし (Google SEO office-hours) 海外情報

新しいページがグーグルにインデックスされない

インデックスされてもすぐに消えてしまう

こうした相談を近ごろよく耳にする。

もちろん、次のような技術的な対策は当然のことながら必要だ:

  • サイトマップや内部リンクなどを適切に構成し、グーグルがURLを発見できるようにする
  • robots.txtやnoindexでクロールやインデックスを妨げていないことを確実にする

しかし、技術的に問題がないのにインデックスされない状況も増えてきているように思われる。

というのも、グーグルは昔よりもインデックスの基準を上げていると思われることが増えてきているようなのだ。

ネット上には、日々膨大な数のコンテンツが新たに公開される。いくらグーグルといえど、クロールやインデックスのために使えるリソース(ディスク・ネットワーク・CPU)が無限にあるわけではない。そのため、昔のように「世界中の情報」をインデックスしようとはしていない可能性がある。

技術的に問題がないのにインデックスされない場合、十中八九は品質の問題に違いない。品質の低さに起因してインデックスされないケースが最近ますます増えているようだと、グーグルのジョン・ミューラー氏は述べている。ミューラー氏のアドバイスをいくつか紹介する:

インデックスされるようにするには、特定の記事だけを修正するのではなく、サイト全体の品質を上げなければならない。

クロールやインデックスをグーグルは休んだりはしない。常に実行している。

もし管理サイトがクロール/インデックスされていないとしたら、それは次のことを意味する:

  • グーグルは、あなたのサイトよりも重要だと感じるサイトをクロール/インデックスすることを優先した

対策としては、「重要なサイトを見逃している」とグーグルに納得させるようにしなければならない。

特にインデックスに問題があるなら、ページ数を増やすのではなく、もっと良いページを作ることを推奨する。

低品質評価がインデックスを阻害している件について、SEO業界で名の通っているSEOコンサルタントのリリー・レイ氏は次のようにコメントしている:

最近インデックスに苦しんでいる多くのサイトを見ると、次のようなパターンがサイト全体に渡って存在している:

  • 低品質
  • 重複コンテンツ
  • かなり類似したURL

コンテンツが自動生成ならば、titleタグを変えたりh1タグをいじったりしても、オリジナルで高品質なページを作るには十分ではない。

インデックス問題を抱えているサイトの管理者は、自分では十分に高品質だと思っているかもしれない。しかしグーグルの目には、ユーザーに検索結果で提示するには品質が足りていないように見えているのだろう。インデックスされないとしたら、第三者の助けも借りて、品質を調査したほうがいいだろう(サイト制作に関わっている人の判断だけでは不十分だ)。

「また“全体的な品質”か、もっとすぐに役立つSEOノウハウを教えてくれ」という気持ちもわからないではない。しかし、高度に進化してきたグーグルへの対応として万人に共通するアドバイスはこうしたものになってしまう。

「品質」しか言わないSEOアドバイスに辟易している人もいるかもしれない。しかし、だまされたと思って、少数でもいいから品質が高いページでサイトを構成することに注力してみてほしい。

★★★★★
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグル検索SEO情報①

【購読必須!】グーグルによる最新SEO情報ニュースレター
グーグル検索の最新情報ダイジェスト (きらきら☆あんなたん on ツイッター) 国内情報

検索関連の最新情報を提供するニュースレター「Google 検索の最新情報ダイジェスト」を、グーグルが発行しているのをご存じだろうか(要はメールマガジンだ)。

次のフォームから申し込める:

筆者は今月から受け取りだしたのだが、以前から配信していたようだ。

Google 検索の最新情報ダイジェスト
配信メールの例

3月号では次のようなトピックを扱っている:

  • Search Central Virtual Unconference Japan 2022
  • 検索における動画コンテンツ
  • Search Console と Data Studio
  • ページ エクスペリエンスのロールアウト
  • Google 社員による検索 & AdSense ポリシー Q&A を動画で

グーグルは新しい情報を常に発信している。しかし、その配信チャネルはブログ・動画・ツイッターなどさまざまあり、自分から取りに行かないと見逃してしまうことがある。ニュースレターならメールボックスに届くので保険にもなるだろう。メールアドレスを登録しておけばニュースレターを無料で配信してもらえるので、忘れずにフォームから配信申し込みしておこう。

内容について要望があれば、あんな氏にフィードバックしよう:

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

サイト移転後3か月でリダイレクトをやめたらSEOに悪影響が出た!
最低1年はリダイレクトを継続 (John Mueller on Twitter) 海外情報

ドメイン名を移転した結果、順位が下がりリッチリザルトも表示されなくなったサイト管理者が、グーグルのジョン・ミューラー氏に助けを求めた。

そのサイトは、リダイレクトに関して次の2つの問題があったことがわかった:

  • 関連性がないページに適当にリダイレクトしていた。

  • リダイレクトを3か月しか継続していなかった

致命的なのは後者の点だ。しかも、旧ドメイン名はもう他人の手に渡ってしまい、取り戻せないそうだ。

ミューラー氏は次のように指摘している:

(もう修正はできないから)今後のために言っておくと、もっと早く相談してもらえれば、前のドメイン名をもっと長い期間所有し、最低でも 1年間はリダイレクトを設定しておくことようアドバイスしただろう。

(グーグルがサイト移転を処理するには)3か月は短すぎる。

グーグル検索においては、URLのリダイレクトは最低1年継続することが推奨される(1年たてば解除できるとも言っている)。実際には3か月でリダイレクト処理が完了することもあるのだが、リダイレクトを確実に認識させるには1年程度古いドメイン名を確保してリダイレクトしておくほうが安心だ。特に1件のURL変更ではなく、規模が大きいサイト全体の移転ならなおさらだ。

最低でも1年間のリダイレクト継続をグーグルが推奨する理由に関しては、以前にこのコラムで説明している。見逃した人は確認しておくといい。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

低品質による順位ダウンにはドメイン名の移転が効果あり!?
名前をすげ替えただけにすぎない (Google SEO office-hours) 海外情報

サイト品質によるトラブルの事例をもう1つ取り上げる。英語版オフィスアワーでのジョン・ミューラー氏のコメントをグレン・ゲイブ氏が要約してツイッターでシェアしていたものだ。

流れとしては、こんなことがあったらしい:

  1. 長く運営しているサイトがあり、重要なキーワードでずっと上位表示できていた。

  2. しかし、あるタイミングで、主要なキーワードの順位が下がってしまった。

  3. サイトの管理者は、最終手段としてドメイン名を移転した。

  4. 功を奏して元の順位に戻った。

  5. しかし、わずか3日で再び順位が下がってしまった。

ミューラー氏は、順位が下がった原因は「広範囲なサイトの品質の問題」だろうと指摘している。

ドメイン名移転の直後は、サイト全体の品質をグーグルはまだ把握できていない。しかし時間がたつにつれ徐々に全体像を理解できてくる。すると、やはり「品質が低い」という結論になり評価を下げたのだろうと推測できる。

つまり、問題はドメイン名にあるのではなく品質にあるため、ドメイン名を変えても根本的な解決にはならないのだ。名前をすげ替えただけで中身は同じなのだから。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

衝撃! AMPに見切りをつけたウェブ担当者が8割近くもいた
AMPを続けるサイトも7%ある (Kenichi Suzuki on ツイッター) 国内情報

(筆者のTwitterアカウントでの調査であることを断っておく)

アメブロがAMPを停止したが検索トラフィックに影響は出なかったというニュースを前回トップで紹介した。これに関連して、AMPを導入したサイトの現状を問うアンケートを筆者のツイッターのフォロワーにとってみた。

次のような結果だった:

  • AMPをすでに停止した: 60.8%
  • AMPをやめる予定: 18.6%
  • AMPをやめるかどうか検討中: 13.7%
  • AMPを継続する: 6.9%

あくまでも筆者のTwitterアカウントのフォロワーを対象とした簡易的なアンケートであるため、この投票結果には、調査統計としての信頼性を期待してはいけない。回答者の属性に偏りがあるし、回答者数も約100人強だ。

それでも6割以上がAMPをやめていたというのは衝撃的だった。やめる予定を合わせると、実に8割近くがAMPに見切りをつけている。

一方で、AMPを続けると回答した人が約7%いた。依然としてAMPにメリットを感じているサイトも確実に存在することを表している。

ウェブにはさまざまなフレームワークやプラットフォームがあり、自社サイトに適したものを選ぶのが肝要だ。「AMPをやめる人が増えたから自分もやめる」というのはあまり感心できないが、「ずっとAMPをやめたいと思っていた」人ならば、昨今の流れを受けて決断するのも悪くないかもしれない。

★★★☆☆
  • AMPを導入しているすべてのWeb担当者 必見!

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