『動画広告"打ち手"大全 最強の戦略74』(全11回)

動画広告の配信先はどう選ぶ? YouTubeと3大SNSの特徴を解説

YouTube、Twitter、Instagram、Facebookの特徴を解説。インストリーム、アウトストリームの違いも覚えて広告配信先を選びましょう。(第4回)
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2020年3月6日発売の書籍『動画広告"打ち手"大全 最強の戦略74』の第1章全てと、他5節をWeb担で特別公開。

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まず攻略すべきはYouTube+3大SNS

動画広告の有力メディアと広告フォーマットを理解する
Chapter 1 準備 動画と広告の常識を更新せよ

本書では、動画広告の配信先としてYouTubeおよびInstagram、Facebook、Twitterの4メディアにフォーカスします。各メディアの特徴と、動画広告のフォーマットを確認しましょう。

規模が大きく、これまでの運用経験を生かしやすい

初めて動画広告施策に取り組むにあたっては、配信先のメディアをYouTubeおよびInstagram、Facebook、Twitterの4つのメディアから選ぶことをおすすめします。

動画広告では、メディアやユーザーの特性について、特に深い理解が必要になります。その点で、先述の4メディアは多くの人にとって既知であり、理解しやすいでしょう。また、静止画の広告を配信する機会も多く、これまでネット広告を運用した知見を生かしやすいため、最初に動画広告に取り組むメディアとして適しています。

まずは、これらのメディアを知ることから始めましょう。次ページの図は、4メディアの概要をまとめたものです〔図表4-1〕。

動画広告と親和性の高い4つのメディア〔図表4-1〕

※1 「ユーチューブ、日本で10年 ネット人口の8割が視聴(日本経済新聞)」より。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32703140W8A700C1X30000/

※2 「Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3,300万を突破(Facebookニュースルーム)」より。
https://ja.newsroom.fb.com/news/2019/06/japan_maaupdate-2/

※3 「フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る『退任の真意』--独占ロングインタビュー(CNET Japan)」より。
https://japan.cnet.com/article/35139021/

※4 「Twitterは『動画プラットフォーム』。会話と動画と健全性(Impress Watch)」より。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1220686.html

国内の月間アクティブユーザー数を見ると、発表時期のずれはあるものの、YouTubeの約6,200万人という数字は、国内のデジタルメディアでは無視できない規模です。

参考までに、国内最大級のメディアであるYahoo! JAPANの媒体資料(2019年11月8日更新版)を見ると、月間ユーザー数はスマートフォンで6,270万、パソコンで2,140万とされており、YouTubeも引けを取っていません。ほかのSNSも、非常に多くのユーザーがアクティブに利用しています。

また、これらのメディアは、動画コンテンツとの親和性が高いことも特徴です。ユーザーが動画コンテンツを期待していない読み物中心のメディアよりも、日常的に動画が流通しているメディアのほうが、動画広告を見てもらいやすい環境にあります。

動画共有サービスであるYouTubeは言わずもがなで、動画コンテンツの再生前後などに動画広告を配信できます。各SNSも動画が日常的に投稿されていて、ユーザーは動画を見慣れています。興味を持ってもらえる動画広告を配信すれば、見てもらいやすい環境が整っているといえます。

インストリーム、アウトストリームで見られ方が大きく変わる

前ページの図中に記載した広告フォーマット〈※5〉には、「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」の2種類がありました。それぞれの特徴を下表に示します〔図表4-2〕。

※5 広告フォーマット
広告が表示される場所、表示のされ方、サイズ、付随するテキスト要素など、広告の形式や書式のこと。

インストリーム広告とアウトストリーム広告の特徴 〔図表4-2〕

インストリーム広告は、動画コンテンツと同じ枠内に配信される動画広告です〔図表4-3〕。YouTubeで利用され、動画の前または途中、もしくは最後に配信されて、動画コンテンツと連続した形で視聴されます。そのほかGYAO!、TVer、AbemaTV〈※6〉などの動画配信サービスも、インストリーム広告を配信しています。

※6 GYAO!、TVer、AmebaTV
これらの動画配信サービスの広告は運用型でなく、広告代理店や、広告枠の卸売りを行うメディアレップ企業を通して買い付けを行う必要がある。3つの広告のうち、GYAO!はYahoo!プレミアム広告として取り扱われる。

インストリーム広告の例(YouTube)〔図表4-3〕

一定時間の経過後にスキップが可能なものと、最後までスキップ不可能なものがありますが、動画を視聴中のユーザーや、これから視聴するユーザーにとっては、いずれも強制的に視聴させられる形になります。視聴してもらいやすい一方で、できるだけ嫌悪感を持たれないよう配慮した設計や企画が必要です。

アウトストリーム広告は、動画コンテンツとは違う場所に配信される動画広告です。Instagram、Facebook、Twitterの動画広告のうち、投稿の一覧が表示されるフィードやタイムラインの中に表示される広告は「インフィード広告」と呼ばれることもあります。

Instagram、Facebook、Twitterの動画広告は、SNSのインターフェースにあわせた自然な形で配信され、インストリーム広告と違って強制的な視聴にはなりません〔図表4-4〕。

アウトストリーム広告の例(Instagram)〔図表4-4〕

一方で、すぐにスクロールされて画面外に消えてしまうと視聴してもらえません。そのため、同時に設定するテキストや動画の冒頭部分で、視聴してもらうための工夫が重要になります。(鈴木・高橋)

まとめ

動画広告を配信するメディアはYouTube、Instagram、Facebook、Twitterがおすすめです。インストリーム広告、アウトストリーム広告の特徴も覚えておきましょう。

 

2020年3月6日発売の書籍『動画広告"打ち手"大全 最強の戦略74』をWeb担で一部公開中

『動画広告
  • 鈴木雄翔 高橋俊輔 著
  • 発行:インプレス
  • ISBN:978-4295008040
  • 価格:2,500円+税

YouTubeや主要SNSで動画コンテンツは生活者に浸透し、動画広告も成長を続けています。「5G」のサービス開始により、今後はさらに動画広告の重要性が増し、広告運用者やマーケターにとって避けて通れないものとなります。

本書では、動画の特性を知り動画広告実施を判断する段階から、施策を成功に導く設計方法や運用者が中心となった制作の進め方など、動画広告施策全般に必要なノウハウを収録。動画広告にこれから取り組む方から、結果が出ずに悩んでいる方まで、必要な“打ち手"が見つかります。

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