国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
海外&国内SEO情報ウォッチ

アメブロ・はてな・pixivなど8社がスパム情報の共有などで団結 などSEO記事まとめ10+4本

グーグルの呼びかけで集まり、情報交換と協力体制を構築

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久しぶり更新のこのコーナー、今週お届けするトピックは、「ブログサービスなどの大手が、ウェブスパム対策で協力」というトピックだ。具体的には、スパムを行っているURLやその手法を情報共有するなどがある。
ほかにも、「スマホアプリに対抗するプログレッシブ ウェブ アプリ」「関連性の高いコメントで上位表示」「SEOによくある2つの間違い」「20年間で検索エンジンに起こった10の変化」「14日間で検索トラフィックを110%増加させたリンクビルディング」などなど、連休前後のSEO情報をまとめてお届けする。

今週のピックアップ

アメブロ・はてな・pixivなど8社がスパム情報の共有やアフィリエイトの悪用抑止で団結
★★★★★ 参加者の募集を継続中 (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

アメブロ・はてな・pixiv・gooブログ・Seesaaブログ・JUGEMブログ・Yahoo!ブログ・楽天ブログなどが、スパム防止などで協力して動くことを発表した。

プログラムに参加している企業間で、ウェブの健全なエコシステムの構築のために、次のアクションを実施することを決定したそうだ。

  • スパム サイト情報の相互共有
  • アフィリエイト プログラムの悪用抑止
※個人情報などは共有しない。

ブログなどのホスティングサービスを運用している企業を対象に、日本のグーグルのサーチクオリティチームが主催したAdvanced Hosting Meetupプログラムの経過報告として、ウェブマスター向け公式ブログで公開したものだ。

また、プログラムをきっかけに、参加企業独自のスパム対策も始まったとのことである。

現在この動きに参加しているのは、NTTレゾナント、サイバーエージェント、シーサー、GMOペパボ、はてな、ピクシブ、ヤフー、楽天の8社。日本でも著名なホスティングサービス企業ばかりだ。利用者数を合わせたら一体どのくらいの数になるのだろうか? 膨大なユーザーをかかえる企業とグーグルが力を合わせることで、ウェブスパムが減ることを期待したい。

この活動は8社に限ったものではなく、新規参加を募集している。大手でなかったとしても、ホスティングサービスを運用しているなら、ウェブの健全化のために一緒に取り組んでみてはいかがだろうか。詳細はブログ記事を参照してほしい。

スマホアプリに対抗するプログレッシブ ウェブ アプリとは?
★★★★☆ PWAを可能にするService Workerが読み込まれるページは1日に133億 (WIRED)

今週はもう1つ、海外記事から「プログレッシブ ウェブ アプリ」の解説を紹介する。

スマートフォンでは、アプリの利用がウェブ(ブラウザ)利用よりも圧倒的に多い。スマホの利用時間の90%以上がアプリに費やされているという米国の調査データもある。

こうした状況で、「ウェブは終わった」という一見すると過激な発言が、現実味を帯びてきているようにも思える。

しかし、そんな予想を打ち消すかのように、プログレッシブ ウェブ アプリ(Progressive Web Apps)という技術が今注目を浴びつつある。プログレッシブ ウェブ アプリ(以下、PWA)とは、簡単に言うと、次のようなものだ。

「プログレッシブ ウェブ アプリ」とは、ブラウザによるウェブ利用において、アプリのような体験を提供する技術のこと。

たとえば、次のような機能をウェブで実現できる。

  • ホームスクリーンアイコン ―― アプリのように、タップするだけでそのサイトをブラウザで開けるアイコンをホームスクリーンに簡単に追加できる
  • フルスクリーン表示 ―― ブラウザのアドレス欄を非表示にしてページをフルスクリーンで表示できる
  • プッシュ通知 ―― ブラウザを開いていなくても、サイト側からユーザーに通知を送信できる
  • オフライン機能 ―― インターネットに繋がっていなくてもページを表示できる
  • プリフェッチ機能 ―― アクセスしなくても事前にコンテンツを取得しておける

どれもアプリには当たり前のように備わっている機能だが、ウェブでは簡単には実装できない。

グーグルは、PWAの普及に力を入れている。グーグルが中心となって開発したService Worker(サービス ワーカー)という仕組みを実装すると、こうした機能をあなたのサイトにも導入できる。

「プログレッシブ ウェブ アプリ」や「Service Worker」と言った言葉を初めて耳にした読者が多いかもしれない。しかし、すでに多くのサイトが利用しているようだ。

グーグルは昨年の11月に次のような数字を公開している。

  • Chromeブラウザは毎日22億ページでService Workerを読み込んでいる
  • 1日に3億5,000万のプッシュ通知が送信されている

半年後の今年4月には、この数字が次のように変化した。

  • Service Workerの読み込みが6倍に増え、133億
  • プッシュ通知は26.6倍の93億

アプリだけではなく、ウェブでのサービス提供も重視するならPWAは今後目が話せない革新的な技術になるかもしれない。

日本では、SUUMOさんがPWAをいち早く採用し、成功を収めているそうだ(Google Developers Summit Tokyo 2016でSUUMOの方が成功事例を発表していた)。

なお、この情報はグーグル ジャパンのダンカン・ライト氏が提供してくれた。この場を借りてお礼したい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

AMPの今後、robots.txt更新を反映させる方法、アフィリエイトリンクの付け方などにグーグル社員が答えた
★★★★☆ GAが使うGooglebotが存在した (Japanese Webmaster Office Hours)

グーグルの社員がウェブマスターからの質問に答える「ウェブマスター向けオフィスアワー日本語版」の4月版が開催された。いつものように、グーグルの長山氏と金谷氏がウェブマスターから寄せられた質問に回答した。

今回取り上げられた質問は次のとおりだ。

  1. 医療のナレッジグラフ
  2. 出所不明のクロールエラー
  3. AMP展開の予定
  4. robots.txtの更新
  5. インターナショナルターゲティングの設定
  6. パラメータの処理
  7. 情報がないユーザーエージェントを名乗るGooglebot
  8. セーフサーチのベストプラクティス
  9. アフィリエイトリンクの扱い

長山氏も金谷氏も調べて初めて知ったという回答の、Googlebotのユーザーエージェント名に関するユニークな質問も混じっている。ライブ参加していなければ、録画で視聴できる。

PCの検索結果に「モバイルフレンドリーではありません」のメッセージが表示された!
★★☆☆☆ SCの管理サイトのページが対象 (jdash 2000 site)

PCでの検索結果に、モバイル対応していないページが出てきたときに「ページがモバイルフレンドリーではありません」というメッセージが表示されることがある。

もしかして、スマホ対応しているかどうかがPCのランキング要因にも影響し始めたのでは?

と疑いたくなるかもしれないが、実はそうではない。

検索結果に出現したのが、自分のGoogleアカウントでSearch Consoleに登録している管理サイトのページ場合、そのページがスマホ対応していないと、メッセージが表示されるのだ。

「ページがモバイル フレンドリーではありません」のメッセージあり
スマホ対応していない筆者のサイト。「ページがモバイル フレンドリーではありません。」のメッセージが出ている。
「ページがモバイル フレンドリーではありません」のメッセージなし
サイトの管理権限がないグーグルアカウントでログインしていたり、グーグルアカウントからログオフしていたり、またはプライベート検索結果(パーソナライズ検索)をオフにしていたりする状態だとメッセージは見えない。

PCで検索している状況であっても、「このページ、スマホ対応が必要ですよ。あなたのサイトですよね」と、グーグルは我々に伝えたいのであろう。

選択肢が多いとコンバージョン率が下がる!?
★★★☆☆ 迷いや戸惑いを与えてしまう (UI改善ブログ by f-tra)

「成約を目的として複数のアクションを同時に提示する際に気を付けるべき点」を解説した、コンバージョン率最適化の記事を紹介する。

心理学者の研究から、次のようなことが判明しているそうだ。

多くの選択肢を与えられると、与えられた側は実際に選択しようという意欲をなくしてしまう

そこで、複数のコンバージョン方法を持つサイトが、迷いや戸惑いをユーザーに感じさせないようにするための3つの具体的な施策を提案している。

  • 選択肢を減らす
  • 情報に強弱を付ける
  • 選択肢同士の違いを明らかにする

複数のコンバージョンを設定しているサイトは参考にしてみよう。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

グーグルのリダイレクト処理とレビュー記事に対する手動対策についての記事を今週はピックアップ。

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