WordPressのSEOを強化する7つの設定 など10+4記事
WordPressのSEOを強化する7つの設定
コンテンツマーケティングの研究としても役立つ記事 (知らないと損をするサーバーの話)
ウェブライダーの松尾茂起氏が、「WordPressのSEOを強化するための7つのポイント」を解説している。
- 「noindex,follow」を上手に使い、低品質評価のリスクを回避する
- パーマリンク設定以上に、「構造化マークアップ」を意識する
- 記事の最後には、同じブログ内の「関連記事」へのリンクを入れる
- 引用部分に「引用タグ」を使い、オリジナルコンテンツと引用との線引きをする
- 「キャッシュ系プラグイン」を使い、サーバー負荷を下げる
- 「Google XML Sitemaps」を使い、Googleにサイトマップ送信をする
- 「脆弱性をカバーする運用」をおこなう
WordPressを利用しているなら必ず役に立つ設定ばかりだ。適用できるものがあるかチェックしよう。
WordPressを利用して自社サイトを構築しているウェブ担当者が、このコーナーの読者には数多くいるはずだ。WordPressは今や、ブログにとどまらず通常の企業サイトのプラットフォームとしても使われている。
WordPressはその使いやすさやプラグインの多さもさることながら、SEOに強い点でも魅力的だ。しかし、何もせずにそのままの状態でSEOに強いわけではない。「WordPressは、SEOに強いさまざまなチューニングができる」と言うほうが適切だろう。
WordPressとは別に、もう1つ重要なことに触れておきたい。
同じ松尾氏が書いた「コンテンツマーケティング」を成功させるためのハウツー記事を、先週のこのコーナーでピックアップした。今回のWordPress記事も、松尾氏が提唱するコンテンツマーケティングのプロセスに従っている。
「コンテンツマーケティング」のお手本となるものとしても、この記事を研究材料にしてほしい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
企業やお店の情報をグーグルに的確に伝える方法
組織のschema.orgでマークアップ (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルは、企業の電話番号や店舗の情報を検索結果に表示したりグーグルに適切に伝えたりする構成の仕方を解説した。
今回解説があったのは次の2つの設定方法だ。
- 企業の電話番号の検索結果で表示する設定
- 店舗の住所・電話番号・営業時間などを伝えるための推奨設定
どちらも、schema.orgで定義されている「組織(Organization)」の構造化データで、該当する情報をマークアップする。
schema.orgに慣れていないと難しく感じるかもしれないが、顧客サポート用の電話を開設していたり実店舗を構えていたりするビジネスでは、ぜひ取り組んでほしい。グーグルにあなたのビジネス情報を的確に理解させることができる。結果的に、検索結果で目に留めてもらう機会が増えることも期待できる。
検索結果ページで電話番号や営業時間がわかってしまえば、そのユーザーはページまで来てくれないかもしれない。つまり、検索流入が減る可能性がある。
しかし、ページビュー数という観点ではなく、「検索ユーザーが求めているもの提供できるか」という観点で考えれば、よりユーザーにとって便利になることが想定される。サイトのゴールが「ページビュー数を増やすこと」ではなく「問い合わせ連絡や店舗への訪問を促進すること」だとすれば、こうした仕組みは有効だろう。
なお電話番号表示は、今のところ米Google(googl.com)だけでの提供だが、日本への導入も当然ありえるだろう。今から準備しておきたい。
こちらも詳しい内容は、公式アナウンスを参照してほしい。
ウェブマスターツールの「インデックス ステータス」がHTTPとHTTPSを別々レポート開始
サブディレクトリ単位でのレポートも可能に (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルは、ウェブマスターツールの「インデックス ステータス」機能を改良した。
HTTPのサイトとHTTPSのサイトで、それぞれのインデックス状況がレポートされるようになった(以前はHTTPSサイトでもHTTPサイトのインデックスレポートになっていた)。SSLを利用しているサイト運営者は、それぞれを別々に分析できたほうが、都合がいいはずだ。
またディレクトリ単位でもレポートを出せるようになった。これまではトップレベルのドメイン名だけでしかインデックスステータスを見られなかった。1つのドメイン名のなかのサブディレクトリ単位で、ジャンルが異なるサイトを運用している環境ではありがたい。
いずれも、ウェブマスターツール上で、HTTPSのURLやサブディレクトリのURLでサイトを登録すると、それぞれに対応したインデックスのレポートを確認できるようになる。
詳しい内容は、公式アナウンスを参照してほしい。
想定外のページが上位にでてくるのはなぜ? アノテーションを複数設置しても大丈夫? などの質問にグーグル社員が回答
定期開催の4月2日版 (ウェブマスター オフィスアワー on Google+)
グーグル日本のサーチクオリティチームが4月2日に開催したオフィスアワーを紹介する。
今回トピックに挙がった主な質問は、次のとおりだ。
- 想定していないページが上位にでてきてしまうときの対処
- 複数のアノテーションの記述
- サイトマップの拡張
- スクレイピング通報フォームの利用方法
ライブ参加していなければ録画を視聴しておこう。
小規模サイトに嬉しい、お手軽決済システムをヤフーが提供開始
数行のコードでクレジットカード決済が可能に (ヤフー株式会社 プレスルーム)
日本のヤフーが、決済システムをお手軽に導入できるサービスの提供を始めた。「Yahoo!ウォレットFastPay」という名称だ。
「Yahoo!ウォレットFastPay」は、事業者が運営する自社サイトに、数行のコードを貼り付けるだけでかんたんにオンラインクレジットカード決済システムが導入できる、新しい決済サービスです。
とのことである。
オンラインショップであれば、きちんとしたショッピングカートを利用したほうが自社のビジネスに合わせた柔軟な設定ができて便利なのかもしれない。しかし、ごく少数のアイテムを販売するだけだったり、セミナーの申し込みを受け付けるだけだったり、ちょっとした支払いのやりとりをしたりするには、便利そうだ。銀行振込を好まない人もいるだろうから、クレジットカードが使えるのは助かるに違いない。
興味があれば、公式サイトをチェックしてみるといい。
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
「schema.org」と「サイト内検索」がトピックの記事を今週はピックアップ。
- schema.orgがサイトを更新、RDFaとJSON-LDの例を追加
グーグルのヘルプにもRFDaとJSON-LDが追加されている - サイト内検索に必要な9つの機能と要素 from #IAS14j
重要なのに大手企業でもおざなりなサイト内検索
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