1カートあたり平均商品数
1カートあたり平均商品数
平均注文額(平均注文額)を上げる最良の方法は、良質な訪問者を獲得することに加えて、買い物のたびに、1つでも多くの商品を購入させることである。
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定義
ショッピングカート1つあたりの平均アイテム数は、精算完了したカートにあった平均アイテム数をいう。
{購入された商品の総数}÷{精算されたカートの数}={1カートあたり平均商品数}
この値を得るには、あなたのアクセス解析ツールまたはショッピングシステムが、精算されたカートの中にいくつ商品が入っていたかを計測できることが必要である。それが自動的にできなければ、エクセルの関数を使って算出することを考えよう。購入商品数の総数と、精算が完了したカートの数さえわかれば大丈夫だ。
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表現形式
1カートあたり平均商品数と、平均注文額のどちらかが減少していたら、これら2つの指標を一緒にKPIレポートに入れることで、背景に何があるかを知ることができるだろう。
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想定される結果
扱う商品のラインナップによっては、1カートあたり平均商品数は限りなく1.0に近くなり、ほとんど増えようがないこともある。その場合、このKPIは意味のある情報をほとんどもたらさないが、そうでない限り、このKPIは訪問者の購入行動や、アップセル・クロスセルの状況について、深い洞察を与えてくれる。
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行動
このKPIを注意深く観察するタイミングは、アップセル・クロスセルを促す何らかの施策を講じたときである。新たな施策を講じたのに、1カートあたり平均商品数と平均注文額が変わらなければ、追加の施策が必要である。
このKPIが急落している場合、最近起こった変化について、マーケティンググループと一緒に振り返ってみよう。おそらく単品での購入が増加し、複数商品の購入が減少しているのだろう。逆に、アップセル・クロスセルを促す行動をしていないにもかかわらず、1カートあたり平均商品数が増えていたら、より望ましい訪問者が集まっているか、キャンペーンのどれかが高い効果を発揮しているかのどちらかであろう。
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この記事の筆者
この記事は、Web Analytics Demystifiedの創設者でありシニアパートナーであるエリック・T・ピーターソン氏による書籍『The Big Book of Key Performance Indicators』の日本語版です。原著作者の許諾を受けて株式会社デジタルフォレストが翻訳し、同社の開催する「Web解析マネジメント実践講座」において参考書としているコンテンツを、Web担当者Forum向けに特別に公開しているものです。
※この日本語訳版に関するお問い合わせは、デジタルフォレストまでお寄せください。
エリック・T・ピーターソン 著
株式会社デジタルフォレスト 手嶋進、入谷聡、清水昌浩 訳
Original Author: Eric T. Peterson, Senior Partner and Founder, Web Analytics Demystified