時間をかけるだけムダな「都市伝説SEO技」16選 など10+2記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- パンダ・アップデートが遂に世界的に導入&ユーザーのブロック指定を反映。今からチェックするべき8項目
日本語への導入が待ち遠しい (Google Webmaster Central Blog)「パンダ・アップデート」または「ファーマー・アップデート」と呼ばれる、低品質のコンテンツを持つページが検索結果に出ないようにするグーグルの検索アルゴリズムの変更が、遂に世界的に適用された。地域は広がったものの対象言語はまだ英語のみとのことだが、今後さらに英語以外の言語にも広がっていくと思われる。
また、注目すべき点として、2011年3月に導入していた「各ユーザーが、特定のドメイン名を検索結果に表示しないようにブロックする機能」によるデータを、(そうするべき確度の高い状況だとグーグルが判断する場合は)検索結果にも反映していくと発表されていることがある。
Search Engine Landで元グーグルのヴァネッサ・フォックス氏が、客観的にサイトを見たときにパンダ・アップデートに対して注意したい点を8個まとめているので紹介しておこう。
- 訪問者が、行きたいところを容易に見つけられるか
- 各ページのトピックが明確であるか
- コンテンツはオリジナルか、それとも他のソースからの配信か
- 広告の数や場所がコンテンツを見づらくして、すばやくアクセスするのをじゃましていないか
- 客観的にサイトを見たとき、ユーザーのニーズやビジネスのゴールに焦点が定まっているか
- ページのコンテンツには権威や価値が感じられるか。ウェブにある他のページよりも検索キーワードに対してより適切に回答しているか
- 高品質で人々を引きつけるページがサイト内にあったとしても、高品質でないページがその他に存在しないか(質の低いコンテンツがサイトにたくさんあると、質の低いそのページだけではなくサイト全体のランキングを下げるとグーグルは述べている)
日本語向けにもパンダが導入されるのが待ち遠しい。
- グーグルのサイトクリニックから得る7つのSEOアドバイス
日本でもやってほしい (Google Webmaster Central Blog)グーグルは、英ロンドンで行ったサイトクリニックで出たSEOアドバイスをウェブマスター向け公式ブログで共有した。以下の7点についてのアドバイスだ。
- titleタグとmeta descriptionタグについて
- hタグについて
- サイトの構造について
- 重複コンテンツ・正規化について
- 存在しないページのステータスコードについて
- 打ち間違いキーワードの検索について
- ウェブページの表示速度について
それぞれの内容は、SEMリサーチで渡辺隆広氏が日本語に訳しているので参照してほしい。
- 存在しなくなったページの正しい取り扱い方
状況に応じて301か404/410 (WebmasterWorld)すでに存在しなくなったURL(ウェブページ)の扱いについてWebmasterWorldの管理者が次のようにアドバイスした。
似たようなトピックのページがあるときは、そのページに301リダイレクトする。しかし、さまざまなページをすべてトップページにリダイレクトしようとは思わない。
代わりになるページがないなら、404か410のステータスコードを返すようにする。
削除したページにバックリンクが多く張られているようなら特にリダイレクトを検討するが、その場合でもトピックが合っている適切なページにリダイレクトする。
なくなったページをなんでもかんでもすべてトップページにリダイレクトするウェブ担当者がいるが、グーグルに要注意フラグを付けられる可能性があるので気を付けたほうがいいだろう。「ページが恒久的に移動した」ことを伝えるための301リダイレクトの本来の使い方と異なり、不正なランキング操作だとみなされかねないからだ。
- グーグル画像検索がインデックス時間を表示
インデックス速度もアップか (Google Web Search Help Forum)グーグル画像検索で表示された画像に「◯時間前」や「◯日前」のように、いつインデックスされたのか表示されるようになっている。
すべての検索結果に適用されるわけではなく、ニュースになるような最新の検索に表示されるようだ。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
パンダ・アップデートに関係しているかもしれないグーグルの特許に関する記事を今週は2本ピックアップ。
- Googleが文書レベルの分類子でスパムを特定する仕組み
後半の「スパムチェックリスト」は要チェック - Googleのパンダアップデートに関わる質の決定階層
パンダ・アップデートの「パンダ」さんが書いた特許?
コメント
h1タグはロングテール
h1タグはロングテールにぐっと寄ったキーワードでは、そこそこ効果が期待できるのでは。
複数ドメインで複数キーワードに渡って検証したが、h1にキーワードを記述した後から順位が安定した。
競合が全く外部リンクを貰っていないようなキーワードで、自分の順位が1~3位程度で
推移しているような状態では、全く効果がないとも言えない。