国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
海外&国内SEO情報ウォッチ

SEOとは、何とむなしい作業なのだろうか など10+1記事(海外&国内SEO情報)

ツイッターの普及でSEOはどう変わるのか、信じちゃいけないSEOのアドバイスなど

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今週のピックアップ

  • SEOとは、何とむなしい作業なのだろうか
    (Yahoo!知恵袋)

    Yahoo!知恵袋に次のような質問の投稿があった。

    SEO対策って、むなしくなる時ありませんか。

    ……中略……

    ひたすらSEO対策を考えているのは充実しているものなのでしょうか。

    アルゴリズムを分析し、
    サイトを改善させて上位にあげたけどアルゴリズム変化でドボーン、
    再びアルゴリズム分析、、、、

    そんなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

    Yahoo!知恵袋に登場するくらいに「SEO」という言葉は広まってきているようだ。とはいうものの、言葉としては広まっていても、その本質を正しく理解されているとは思えない。

    以下に示すベストアンサーに選ばれた回答にあるように、小手先のテクニックで検索エンジンの裏をかくような施策ばかり行っていれば、むなしくなることもあるだろう。しかし、それは本来のSEOがあるべき姿ではない。

    本当に充実した内容で適切な構造の正しいサイトを製作して運営していれば、サーチエンジンのアルゴリズムが変わってもほとんど影響しません。

    また、サイトの人気が出た事によって自然に増えた被リンクは、いきなり減る事もありませんし、その評価が下がることもほとんどありません。

    ……中略……

    なので、正しいSEO対策を考えて実行していれば、決してむなしくなることはありません。

    正しいSEO対策とは、正しいサイト製作および運営を行う事と直結しているのですから。

    あなたは、「むなしいSEO」を行ってしまっていないだろうか。

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • ツイッターの普及でSEOはどう変わる?(前編後編
    (japan.internet.com)

    ツイッターは日本でもすっかり定着した。サイトによってはツイッターが重要なアクセス源になっているだろう。しかし、ツイート内の外部リンクにはnofollow属性が自動的に付くので、いくらツイートでリンクされても検索エンジンの順位に影響を与える形での評価は上がらない。

    短期的には爆発的な威力を持つ場合があるツイッターだが、検索エンジンからの長期的なアクセス向上には、現時点ではさほど期待できない。情報発信の場をブログやページからツイッターに切り替える人が増えれば増えるほど、検索エンジンが認識できる自然発生リンクが減少してしまう可能性がある。

    そこでこの記事では、今後どのようにリンク構築に取り組むべきかについてアドバイスしている。

  • ホームページのキャッチコピーを変えただけで売上が16倍に!
    (ダイヤモンド・オンライン)

    ホームページのファーストビューに掲載するキャッチコピーを変更したら、約10万円もする高額商品のコーヒーメーカーの販売数が16倍も伸びたというケーススタディ。

    新しいキャッチコピーを作るにあたっては、実際に購入した顧客が購入前にどんな悩みをもっていたのかの声を調べたうえで、それに応えるコピーにしたとのこと。

    キャッチコピーだけでなくページのデザインも変更しているので、キャッチコピーだけが売上を伸ばした要因のすべてではないであろう。たとえば以前の画像はコーヒーの写真が掲載してあった。これではコーヒーを売っているサイトに見える。しかし変更後は商品であるコーヒーメーカーを掲載してある。何を売っているかがすぐに見て取れる。コンバージョンを上げるには素材集から拾ってきたイメージアップのための写真ではなく実際の写真(商品やスタッフ)を掲載することが貢献する場合が多い。

    とはいえ、キャッチコピーが重要なことは疑いようのない事実である。「あなたの探している(悩みを解決する)商品がここにありますよ!」ということが直接伝わるキャッチコピーを考えてみよう。

  • グーグルウェブマスターツールがクロールエラーの急激増加を通知
    (Google ウェブマスター向け公式ブログ)

    グーグルウェブマスターツールでは、登録したサイトにおいてクローラーが遭遇したエラー(ページが見つからない、アクセスが禁止されているなど)を確認できる。それを進化させて、クロールエラーの数が急激に増加したら、それを通知する機能を加えたことをGoogleウェブマスター向け公式ブログがアナウンスした(機能自体は7月下旬に導入されていた)。

    予期せずクロールエラーが急増したということは、サイトに何らかの異常が発生している可能性がある。ウェブマスターツールには登録したメールアドレスへのメッセージ転送機能があるので設定しておくといいだろう。

  • ユニークコンテンツがないページは検索に引っかからない
    (Googleウェブマスターセントラル ヘルプフォーラム)

    4月下旬からグーグルのインデックス数・アクセス数が激減して困惑したウェブ担当者がグーグルの公式ヘルプフォーラムに原因解明を求めて投稿した。

    筆者が推測するのはユニークコンテンツの不足だ。「ユニーク」といっても、おもしろいコンテンツという意味ではなく、「他と同じでない、独自のコンテンツ」が足りていないようなのだ。投稿者のサイトをご覧いただくとわかるのだが、数千種類あると思われる個々の商品ページにはテキストコンテンツがほとんどない。それぞれのページ同士は写真や型番くらいしか違わない。残りはサイト内の全ページで共通のヘッダーやサイトバー、フッターなどのテンプレートで構成されるコンテンツばかりだ。

    また、アクセスが減った時期とトラフィックを失ったキーワードのタイプから考えると、クオリティ不足のページがロングテールキーワードでのアクセスを大量に失った「メーデーアップデート」と呼ばれるグーグルのアルゴリズム更新の影響を受けているのかもしれない。

    原因は何にせよ、特に商品数の多い大規模ECサイトでは個別商品のページにはユニークなコンテンツを載せておくべきだ。

用語集
CSS / Google Webmaster Central / HTML / JavaScript / SEM / SEO / meta keywords / metaタグ / nofollow / インデックス / キーワード出現率 / クローラー / クロール / コンバージョン / ナビゲーション / ファーストビュー / リンク / 外部リンク / 検索エンジン / 被リンク

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