Yahoo! JAPANで大切な3ポイント+更新頻度など10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- 最近のYahoo! JAPAN対策3箇条
(CyberAgent SEO Information)サイバーエージェント シニアSEOアナリストの木村氏による、最近のヤフーのアルゴリズムの分析。抑えておくべきポイントは次の3つとのこと。
- キーワードはなるべく絞る
- 過剰なキーワードの詰め込みをしない
- Yahoo!カテゴリ登録の難易度上昇
- Yahoo!で重要なのはフィードの更新頻度。ページの更新頻度は関係ない
(twitter)京都のWebプロデューサー&SEOコンサルタントの松尾氏のtwitterでのつぶやき。
Yahoo!SEOでは、indexされた「RSSフィード」の更新頻度が重要。特に、サイト形式でRSSを配信しているサイトは、その「RSS」を更新しないと順位が下落してくる。ページの文字列を変えたりするような細かい更新は関係ない。本人に確認したところ、管理サイトでページ更新しても順位が変わらなかったのに、RSS更新すると順位が上昇したケースがあったのこと。あくまでも推測とのことだが、興味深い。
- 携帯サイトはどこにボタンを配置したらいいのか
(ユーザビリティ実践メモ)携帯サイトでは、どのような配置でボタンを設置したら、購入や申し込みといった成果に結びつきやすくなるのかを、3パターンで分析。
ページを開いた瞬間に見える場所と、多少スクロールしたところにボタンを置くのがベスト。また、アクション導線の下には必ずメリット訴求コンテンツを用意することも重要。
- ヤフー検索のインターフェイス変更はユーザビリティ目的
(Yahoo!検索 スタッフブログ)こちらは、ヤフー(Yahoo! JAPAN)の検索インターフェイスの改善の話。
Yahoo!検索の検索結果画面が変わり、検索モジュールが左側に移動した。理由は、検索窓や検索キーワードと、検索結果間の視線の移動を少なくするため。ユーザーの無意識とはいえ、無駄な動作を省くための配慮である。
結果として、Yahoo! JAPANのロゴが右側に配置された。今回のレイアウト変更に言及した多くのサイトではロゴが右側になったことばかりを報じているが、ヤフーにとっては、検索モジュールを左側に移動したのが主目的であって、ロゴの移動は結果として起きた副次的なものだろう。
- グーグルが目指す最高のインターフェイスとは
(Google 公式ブログ 日本版)グーグルの上級ソフトウェアエンジニア、ベン・ゴメス氏が、グーグルの検索インターフェイスについて説明。
同意語の理解、日付表示、適切なスニペットの作成、サイトリンクなど実例を挙げ、ユーザーの使いやすさ向上のために、グーグルが絶えず検索結果ページに手を加えていることを強調している。
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- Googleウェブマスターツールがリニューアルして使いやすさ抜群に
(Google Webmaster Central Blog)Google SEOに欠かせないGoogleウェブマスターツールのデザインが一新した(ログインして「Check out our new look!」リンクをクリックすると新しいインターフェイスを試せる)。
展開メニューになったナビゲーションは非常に使いやすい。“ダッシュボード”という名称の管理画面トップページには、よく利用する項目がアクセスしやすいように並んでいる。サイドバーには各ページに対応したヘルプが表示され、すぐに参照できて親切だ。
2週間ほどは、新旧両方のインターフェイスが使えるが、バックリンクのデータなどは新バージョンほうが正しい情報が得られるので、早めの切り替えを推奨する。
なお、デザイン以外の改良については、筆者のパーソナルブログで解説しているので、よければそちらを参照していただきたい。
- Googleのマイナス50ペナルティ発動
(WebmasterWorld)Googleには、ウェブマスターをどん底に落とし入れる「マイナス950ペナルティ」や「マイナス30ペナルティ」と呼ばれる悪名高いペナルティがある(Googleが公式に認めたわけではなく、ウェブマスターが勝手に命名しただけ)。
今度は新たに、「マイナス50ペナルティ」が登場した。SERPの5ページ目に順位が落ちてしまう。ここのところ多くのサイトが被害を受けているようで、本スレッド以外にも、2つのスレッドでディスカッションが起こっている。
他のマイナスペナルティと同様に、原因は不明。手動によるものか自動によるものかも、はっきりしない。
- モバイルSEOのTIPS fromオーストラリア
(Bruce Clay Australia)NHK「グーグル革命の衝撃」にも登場した米国で著名なSEOコンサルティング会社、ブルース・クレイのオーストラリア支社が解説した、モバイルSEOのTIPS。
- 専用のURLを準備する
- 関連性があり、ユーザーがアクセスしやすい情報を提供する
- シンプルなナビゲーションに頼る
- モバイル標準に従う
- 画像、オブジェクト、スクリプト、フレーム、フラッシュ、ポップアップに頼らない
- グーグルの場合は、携帯サイト向けのガイドラインをよく読む
- ローカルSEOのアルゴリズム分析は難解
(SEO Scoop)Googleのローカル検索で重要視されると言われる、以下の要因について調査した内容。
- レビューの数
- ローカルリスティングのタイトルに含まれるキーワードの数
- 写真・ビデオ
- ユーザーが作成したコンテンツ
- ページ数
- 被リンク
- PageRank
- ホームページのタイトルに含まれるキーワードの数
最も関係があるのはレビューだという結果が出たが、決して関連度は強いものではなかった。通常のウェブ検索のSEOで重要な被リンクとサイトのページ数については、因果関係は弱かった。その他、程度の差こそあれ強い影響を与えていると思われる要素は、今回の調査では見つからなかったとのこと。
- 質問リサーチツール
(Daily SEO Tip)「Keyword Questions」というキーワードツールの紹介。WordTrackerという海外ではもっとも有名なキーワードリサーチツールの関連ツール。WordTrackerは有料だが、こちらは無料で使える。
Keyword Questionsは、入力したキーワードに関係した「質問」を調査してくれる。たとえば「cars」をリサーチすると下のキャプチャのような結果が返ってくる。
1位は「車の絵の描き方」、2位は「どうして人間は車が好きなのか」。英語サイトを構築するなら、ユーザーが求める情報を知ることができるので、コンテンツのテーマ探しに活用できる。
残念ながら日本語には対応していないが、応用はできそうだ。たとえば、6位の「自動車に最適なGPSシステムは何」や8位の「電気自動車はどうやって動くのか」は、日本人でも知りたい人が多そうに思える。
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