不正リンクがバレたときのグーグルへの謝り方 など10+2記事(海外&国内SEO情報)
- 不正リンクがバレたときのグーグルへの謝り方
手に負えない時はリスト提出 (STATE OF SEARCH)グーグル社員のマイケル・ウィスゾミエルスキー氏が、スパムやペナルティに関する解説を、SMXロンドンというイベントで行った。ウェブマスターツールからの再審査リクエストについても触れたのだが、そのなかに筆者にとって初めて耳にしたことがあったので紹介したい。
ペナルティの解除を依頼する再審査リクエストには、次の3つの基本ポイントがある。
- ガイドラインに違反している箇所をすべて修正する。
- 隠し事をせず、すべてを明らかにする。
- リクエストは1回送信すれば十分。
これらはご存知の読者も多いはずだ。ここに、新たな情報が追加された。
- 不正なリンクを集めていて、すべてを除去することができない場合は、取り除けないリンク元サイトのリストを送信する。
ランキングを操作するための不正なリンクがバレてグーグルにペナルティを受けてしまった場合、すべてを取り除くのは困難なこともある。そんなときは、不正なリンク元のサイトのリストを提出すればいいようだ。きっとリストを基にリンクの価値を無効化するのだろう。
そもそもペナルティを受けるようなことをしなければいいのだが、契約していたSEO事業者が、知らないうちにそうしたリンクを作成する場合もある。そういう場合は、疑わしい不正なリンクを洗いざらい告白して懺悔すれば許してもらえるかもしれない。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- iPadユーザーはPCユーザーほどには検索結果1位をクリックしないらしい
iPad2効果で4位以下にもチャンスが? (SEMリサーチ)iPadユーザーのクリック率に関する米チティカの調査データを、SEMリサーチの渡辺氏がレポートしている。検索結果ページでの順位ごとのクリック率を、この調査によるiPadの場合と、一般的なPCの場合を比べてみると、次のようになる。
iPadの場合(米チティカ調査) 1位 約20% 2位 約13% 3位 約10% 1位~3位計 約43% PCの場合(別の調査) 1位 約30% 2位 約16% 3位 約11% 1位~3位計 約57% PCと比較すると、iPadはトップ3に占めるクリック率が低い。iPadのトップ3のクリック率が低い理由は、「iPadユーザーの検索目的と、タッチスクリーンというiPadデバイス特性」にあるようだ。細かな分析は、同じく渡辺氏がCNET Japanブログで解説している。
筆者はiPadを所有していないので実感することができないのだが、Web担の読者でiPadユーザーの方は「言われてみてばそうかも」と思い当たるふしがあるだろうか。
なおこの調査ではiPadのみが対象で、Android端末など他のタブレットPCは含まれていないとのこと。もしトップ3のクリック率が低い傾向がタブレット端末全般に共通するのなら、タブレット端末がさらに普及すればランキングによるクリック率の格差が小さくなる可能性がある。1位でなくても、もっと言えば4位以下でもアクセスを呼び込めるかもしれない。
- ユーザーのニーズをグーグルのオートコンプリートを使って探る方法
オートコンプリートの一歩進んだ使い方 (神輿SEO対策ブログ)グーグルのオートコンプリート機能を利用してユーザーのニーズを探り、コンテンツ作成に生かす方法を解説した記事。
オートコンプリートは、ユーザーが実際に検索するキーワードの情報をもとに候補を提示している。ということは、オートコンプリートで表示されるキーワードは検索需要があるということなので、そのキーワードを狙えばいいということになる。
これは特に目新しいキーワードリサーチ手法ではない。この記事をピックアップしたのはさらに掘り下げている点があるからだ。
つまり「コーヒー 入れ方」の場合、単にコーヒーの淹れ方を調べたいのではなく、おそらく、どうすれば行きつけの喫茶店のような美味しいコーヒーを自宅で淹れる事ができるのであろうか。そういった欲求をもとに調べているのです。オートコンプリートに現れない隠れたユーザーの疑問に答えることができれば、必ず有益なコンテンツが作成できるはずだ。紹介した記事には、選んだキーワードに対する魅力的なtitleタグの付け方やページの構成方法も説明されている。ぜひ読んでみてほしい。
- XMLサイトマップのURLがすべてインデックスされるとは限らない
あくまでも補助ですから (グーグル ウェブマスター向け 公式ヘルプフォーラム)XMLサイトマップに登録したURLがすべてインデックスされないのはどうしてか?このような質問が、グーグルのウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムで投稿された。
XMLサイトマップに登録したURLは、必ずしもインデックスされるとは限らない。PageRankが低かったり、価値が低いとグーグルに判断されたりすると、そのURLはインデックスされない。
そもそも、そうしたページはインデックスされたとしても検索結果で上位に出てくることはないだろうから、インデックスされていなくても気にすることはない。
質問への回答にあるように、すべてインデックスされていないとしても「検索順位やトラフィックに影響がなければ特に気にする程の」ことではない。
- グーグルと相性の良いモバイルサイトとは
モバイルサイト担当者必読 (グーグル ウェブマスター向け 公式ブログ)グーグル検索に適したモバイルサイトの作り方を、グーグル ウェブマスター向け公式ブログが解説している。
グーグルでは、モバイルを次の2種類に分類している。
従来の携帯電話向けサイト スマートフォン向けサイト PCサイトとの関係 PCとは別扱い PCと同様に扱う 対応クローラーUA Googlebot-Mobile Googlebot 対応サイトマップ モバイルサイトマップ サイトマップ その他モバイルサイトの運用について重要な情報がたくさん書かれているので、モバイルサイトを運用するウェブ担当者はよく読んで確実に理解してほしい。
- ヤフーカテゴリ審査をパスする確率をアップさせる小さなコツ
登録担当者とのコミュニケーション! (Yahoo!ビジネスエクスプレス スタッフブログ)ヤフーカテゴリ(ビジネスエクスプレス)登録の申請フォームに、「付記」という任意入力の項目がある。
ここは空欄にせず、サイトのアピールポイントをなるべく細かく書いたほうが、審査の通過率があがるようだ。Yahoo!ビジネスエクスプレス スタッフブログが次のように説明している。
申し込みフォーム内に「付記」という欄がございます。
こちらにご記載いただいた内容は、審査時に参考として拝見させていただいております。
また、コメントの編集やカテゴリの選定などにおいても、詳細にご記載いただいていると非常に参考となりますので、サイト内で特にアピールしたい商品やサービス、得意な分野などがございましたら、ご記載ください。
Yahoo!ビジネスエクスプレスの審査担当者さんも人間。わかりやすい言葉で情報を伝えるのがいいだろう。
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