国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
海外&国内SEO情報ウォッチ

Googleの新機能スクエアード、リッチスニペット、ワンダーホイールなど10記事(海外&国内SEO情報)

「同一のアンカーテキストによるペナルティ」「Googleウェブサイトオプティマイザーの事例」など。

日本語で読めるSEO/SEM情報

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 同一のアンカーテキストはペナルティを受けそうだ
    (WebmasterWorld)

    アグレッシブなリンクビルディングの結果、SERPから消えてしまった。ただし、google.comからだけ。何が原因か?

    考えられるのは、自作自演による同一のアンカーテキストでのリンクが多すぎたこと。自然に集まったリンクは、アンカーテキストがばらけるのが普通。検索順位を操作するためのリンクとみなされると、ペナルティを受ける可能性がある。特に、各国版のグーグルではなく、google.comでこの傾向が強い。

  • Google Squaredの画面を先駆けて公開
    (Google Blogoscoped)

    グーグルは、Searchology(サーチオロジー)というイベントの中でいくつかの新機能を紹介した。

    • 検索ツール(Search Options)――先ほど紹介したもの。

    • リッチスニペット(Rich Snippet)――SERPの説明文に評価や価格を表示するもの(リッチスニペットは、SEMリサーチに詳細があるのでそちらも参照してほしい)。

      rich snippet
    • グーグル・スクエアード(Google Squared)――検索結果にWebページを表示するのではなく、データを表組み(四角いマス目、つまりSquare)で表示するもの。

      具体的には元記事に掲載されている画像を見てもらいたいが、たとえばこの画面は、「small dogs」と検索したときの結果。具体的な小型犬が、名前、写真、大きさ、体重など、同じ種類の情報を同じ列に並べて見やすくまとめて表示している。自分で他の犬種を追加すればそのデータを取得してくれる。別のデータ項目を追加することも可能。

      グーグル・スクエアードは、今月後半にGoogle Labsで試験的に公開予定。

  • マイクロソフトの新検索エンジンKumoが6月にお目見え?
    (LiveSide.net)

    Kumo(クモ)は、マイクロソフトが予定している新しい検索サービスのブランド名。

    kumoは社内テストが続けられており、マイクロソフトのネイサン・ブジア氏は、6月まで大規模な試験を続けるとtwitterでつぶやいている

    マイクロソフトの社内のテレビでは、Kumoのカウントダウンタイマーが設置されているらしく、6月2日4:00PMに「0」を迎える。この日は、SMX Advancedというサーチマーケティングの一大イベントの開催日で、マイクロソフトはその場で公式発表するのではないかとの公算が大きい。

  • Gmailのメールにあるリンクは、Google検索に影響するのか
    (Search Engine Journal)

    Gmailのメールボックスに記載されているリンクは、Google検索のアルゴリズムではどのように扱われるのかという、WebmasterWorldのスレッドをまとめた記事。

    グーグルは、Gmail内のリンクをURLの発見のために利用していると主張する人がいる。理由として、Gmailには、グーグル アドセンスが表示されるし、Gmailのような巨大なユーザーのコミュニケーション情報を使わないのはおかしいということなどが挙げられる。

    WebmasterWolrdの創設者、ブレット・タブキ氏は、別のスレッドで「GoogleはGmailのリンクからPageRankを渡す」と発言している。しかし、フォーラムアドミニストレータのテッドスター氏は、ブログ記事での参照先スレッドと、もう1つのスレッドで、これを否定している。

    また、ブログ記事のコメントには、2年半前にグーグルのマット・カッツ氏が書いた、「Gmail内のリンクがウェブページに書かれたリンクと同様に動作すると言われているが、それはありえない」という記事が指し示されている。

    結論は示されていないが、さて、あなたはどう考えるだろうか?

  • 新タイプの検索エンジン「Wolfram Alpha」が5/18に登場
    (Search Engine Land)

    Wolfram Alpha(ウォルフラム アルファ)」という新しいタイプの検索サービスが登場予定。

    Wolfram Alphaは「検索エンジン(Search Engine)」ではなく、「事実エンジン(Fact Engine)」だという。どういうことかというと、「答えを探す」検索サービスであるとのこと。たとえば、次のような感じだ。

    • 「newport beach」(ニューポート ビーチ、米カリフォルニア州にある浜辺)と検索すると、現在の気温や予想気温にくわえ、過去の気温の推移をグラフで表示する。
    • 「what is gdp france」(フランスのGDPは何?)と検索するとフランスのGDPの推移が見られる。

    既存の検索エンジンがWebページの一覧を返すのに対して、Wolfram Alphaは答そのものを返してくれるのだ。「グーグル・キラー」だとも言う人もいるが、競合ではなく別のサービスだと認識していいだろう。

    関連記事:Impressive: The Wolfram Alpha "Fact Engine"

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

LPO
リンクや広告をクリックしてユーザーが最初に着地(ランディング)するページの内容を ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]