Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報

SEO業界に就職するためのビギナーズガイド(前編)

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2週間ほど前のWhiteboard Fridayで、SEOの仕事を獲得する方法を説明していた(英語記事)。これは、すでに多くの経験を積んでいるSEO担当者にとってはすばらしいリソースだと思う。

でも、そうじゃない人はどうすればいいんだろう? 経験の浅い人たちは、どうやってインターネットテクノロジー企業で最初の仕事を獲得すればいいんだろう? そこで今日は、僕が実際にやったことをこれから説明していこうと思うんだ。

初心者が最初のチャンスを掴むための手引き

注意:僕は、自分の求職用資料をサンプルとして、この記事のいたるところで使用しているけど、単にみんなの参考になるサンプルとして掲載してあるだけだ。僕は、今勤めている会社がとても気に入っているので、自分の履歴書、カバーレター、問い合わせの電子メールなどを本来の目的のために使う必要性はまったくない。僕が自分の資料をここに掲載したことを、自分を売り込むためにズルしてるんだなんて思わないでほしい。本当にみんなの参考のためにそうしているんだ。

自分自身について調査する

刺激的なハイテク企業に入るチャンスを掴むための第一歩は、自分のオンラインプロフィールをきちんと管理することだ。君を雇うことになるかもしれない人物が、グーグル、Myspace、Faceboo、Linkedinなどで君のことを調べたとしても、何ら驚くことではない。先方の目に触れそうなものを、きちんと管理しておこう。

相手の立場になって考える――自分に超保守的な考えを持ったおばあちゃんがいるって考えてみてよ。そのお祖母ちゃんに見られると都合の悪い画像や実話がオンライン上にあるのなら、投稿者に削除してもらえないかと丁寧にお願いしよう。以下、各ウェブサイトを調べる際にに注意するといい点を挙げるよ。

  • Facebook――画像に付けたタグを絶対に外さないこと。僕はこれを1年前の求職活動中にやってしまい、自分の最悪の画像がどこに載っているのか、もうわからなくなっちゃったんだ。また、友達のプライバシー設定が君を守ってくれるとは期待しないこと。守ってくれやしないよ。

  • Linkedin――Linkedinに登録していないなら、登録しよう。もう登録してるなら、データを更新しよう。

    ※Web担編注 Linkedinは、英語圏で非常に活用されているビジネスマン用のSNS
  • Myspace――削除しよう、というのは冗談だけど、見られても恥ずかしくないように情報をできるだけ整理しておこう。

  • Flickr――辛い作業になるだろうが、写真やコメントを一つひとつ厳しい目で見て、自分がどのように見えているのか判断する必要がある。

  • 自分が参加したことがあるすべてのウェブサイト――IBMに求職してるのに、Diggでたくさんの反マイクロソフトの記事に投票したことはないかい? 企業には愛社精神を持った人がたくさんいるってことを覚えておこう(IBMは今、多くの部門で、マイクロソフトと密接に協力しながら仕事をしているんだからね)。僕の友達がIBMのインターンシップに応募したとき、面接官が冗談めかしてマイクロソフトがどんなにひどい企業か話したんだって。これは、僕の友人の反応を見るためのトリックだったんだ。簡単にだまされちゃダメだよ。

自分の名前で検索したとき、表示される検索結果ページ(SERP)を望ましいものにする

  • 自分の名前をドメイン名にした個人サイトを作成する――誰かが君の名前を検索したとき、検索エンジンは、単に君のことに言及している普通のページよりも、君の名前と一致するドメイン名の方を重視する。

    Danny Dover Google SERP
    僕の名前をグーグルで検索すると、検索結果にDannyDover.com(上から3番目)と、このサイトの連絡先ページに掲載したSNSのプロフィール(4番目と6番目)が表示される。
  • そのサイトから、自分のオンラインプロフィール全部にリンクを張ろう。アンカーテキストに自分の名前を使用すること。――単なるリンクリストで終わらせないために、オリジナルのコンテンツも掲載して、自分の個性を示す使い方をしよう。こうしておけば、自分が時流に乗り遅れていないということもわかるし、SNSプロフィールの検索順位も高くなるよ。

  • 過去の最高作品を強調する――自分がこれまでにやった仕事をまとめて、その中でも特に自慢できる最高の内容の作品を強調しよう(もともと他の場所に発表していた作品だったら、複製コンテンツ問題を回避するために、robots.txtで検索ロボットがクロールするのを防ぐといい)。

理想の会社を見つけよう

  • 自分が知っていて、高く評価している企業に連絡しよう――簡潔かつ/または本当に説得力のある内容のメールを適切な人物に送付することをお勧めする。件名は目立つように、しかも短くすること。相手は1日に数百通ものメールを受け取る人だということを忘れないようにね。目立つようなメールを送ろう。だからって、脅し文句を並べちゃダメだけど。

    僕が今の仕事に就くきっかけとなった電子メールを以下に紹介しよう。君がこれを使うときは、中身を書き換えてくれて構わない。今、改めて見てみると、もっと短くした方がいいような気がするな。とにかく、僕はこれで幸運を得たんだけどね。

タイトル:問い合わせ

ミューシッヒ様

お時間を割いてこのメールを読んでいただきありがとうございます。私はダニー・ドーバーと申します。御社についていろいろと調べさせていただき、御社で働かせていただけないかと考えております。

御社は、SEOおよびインターネットに関する教育において、すばらしい情報リソースであると思います。私も御社の一員として、インターネットのあり方を変えていきたいと考えているのですが、そのためにはどのようにすればいいのかお伺いしたく、このメールを送らせていただいた次第です。SEOmozに参加するにはどうすればよろしいのでしょうか? インターンシップ、メンターシップ、あるいはコーヒーを飲みながらのお話など、どのような機会でも提供いただければ深く感謝いたします。また、そうしていただければ、私自身の学習を継続する上でも非常に有益なものになると思います。

御社の共同創設者フィッシュキン様がかつてそうであったように、私も現在ワシントン大学の学生であると同時に、熱心なウェブ開発者であり、また、起業家でもあります。

ワシントン大学に在籍していることにとても満足しておりますが、目下、学習を進めていく上で壁に突き当たっております。私は、すでに大学のインターネット関連、およびウェブ開発のクラスをすべて受講いたしました。残念なことに、ワシントン大学は、リソースの多くをコンピュータ科学に傾けることを決定しており、インターネットの重要性が高まっているという現実を理解しておりません。

指導教官、教授、学部長と面談したところ、ワシントン大学ではインターネットに対する取り組みが欠けており、危ぶまれるほどだという点ではみなさんが同意してくださったのですが、授業を行うのに必要な指導者が不足しているとのことでした。

御社には、大学で得られない情報があると存じます。御社の役に立てるよう努力するとともに、自分の経験にプラスになるような機会を私は求めています。このメールを読んで、ご一考いただけましたら幸いです。

草々
ダニー・ドーバー

ご連絡あり次第、履歴書と紹介状を送らせていただきます。

注意:ランドの返事は、後で連絡してくれというものだった。僕の話を聞いてくれて、そして今の仕事に就かせてくれたのはジリアンだった。(^J^)

  • 知り合いに話をしてみる――ほとんどの人が、コネを使って最初の仕事に就いている。自分の友人や知人に片っ端からあたってみて、望みの持てそう求人情報を聞き出そう。知り合いというのは最高のリソースなんだ。

  • Craigslistで求人情報を探す――企業(特に新興企業)の中には、従来の求人サイトを利用せず、Craigslistに無料の求人情報を投稿するところも多い。

  • MonsterとJobsterで求人情報を探す――以前からある企業の多くは、こういった定評ある就職情報サイトを利用している。こういうサイトをないがしろにしてはいけない。

  • SEOmoz Marketplaceで求職情報を探す――現在、500以上の企業から200件以上の求人情報が出ていて、君のような人材を探している。SEOmoz Marketplaceを通じて、すでにたくさんの人が仕事を獲得しているということは、何も驚くことではない。

企業について調査する

  • 何よりもまず、その企業の社風を把握する――この企業は、自分が本当に働きたいところだろうか? ちょっと話が上手すぎやしないだろうか? 上司になるかもしれない人物は間抜けではないだろうか? 応募する前に、こういう事がらについて把握するよう努めよう。

  • 企業のブログを読んで、コメントしてみる――これは、その企業の社風を理解するのに役に立つ。言うに値することがないのなら、コメントしないこと(ブログのコメントで自分を宣伝しても役には立たない)。

  • 企業サイトで、雇用に関するあらゆる情報を調べる――運がよければ、情報の宝の山が見つかるかも知れないよ。

  • 先方の幹部をオンラインでこっそり追跡する ――半分は冗談だけどね。というのは、たぶん雇う側の方が求職者について(少なくとも多少は)こういうことをしているはずだから。もし相手の企業が小規模なところなら、少なくとも幹部クラスに関する基本的な事がら(肩書き、役割、大きな業績)は知っておく方がいい。そうすれば、その企業の社風と業務をより一層理解できるだろう。そういう情報はすべて、面接の際にとても役に立つんだ(ネタばらしすると、実は、僕はSEOmozのすべての人々について、初めて握手を交わす以前から顔と名前を知っていた。それから、ランドについて、ワシントン大学を卒業しなかったものの、一時在籍していたと知っていたことは、ランドやジリアンの注意を引くメールを書くのに役に立ったと思う)

この記事は、前後編に分けてお送りする。今回は、調査や問い合わせなど、いわば応募の下準備についてお伝えした。後編となる次回は、履歴書の書き方や面接の際の留意点など、実際の就職活動についてお届けする。→「SEO業界に就職するためのビギナーズガイド(後編)」を読む

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