第4回 期間の使い方をおぼえよう
かわち れい子
基本操作
書籍『Google Analytics入門』の厳選コンテンツをオンラインで公開する「Google Anaytics入門[ウェブ版]」、ここではGoogle Analyticsのレポートの表示、期間の指定などの基本的な使い方を見ていくことにしましょう。
期間の基本的な使い方
Google Analyticsのレポートでは、見たいレポートの期間を指定したり、2つの期間を比較することができます。基本の状態では期間は[日別]になっていますが、[時間別][月別]にも変更できます。レポートを「時間別」で見たい場合には、「表示」をドリルダウンして[時間別]を選択すると、レポートの横軸が時間別に変わります。
そのほか、曜日別のレポートにすることも可能です。「表示」を[デフォルト]にした状態で、データを表示したい曜日をクリックすると、その曜日だけのデータが右のレポート画面で表示されます。
レポートの期間を指定しよう
たとえばあなたのサイトでバレンタイン特集を組んだとします。2月14日までの1か月の訪問数とページビュー数などを調べたいときに「期間」の範囲の指定機能を使います。ここでは、2006年1月14から2月14日までを指定してみましょう。
アイコンをクリック
「カスタムの期間」画面がポップアップ
左のカレンダーの月をで2006年の1月に指定
14日をクリックして色をつける
右のカレンダーの月をで2006年の2月に指定
14日をクリックして色をつける
[期間の適用]をクリック
2006年1月14日から2006年2月14日までのレポートが表示される
2つの期間を比較してみよう
キャンペーンを始める前と始めてからの訪問数を調べたい場合があるでしょう。そのようなときは期間の比較をすることでその効果を測定することができます。まずは2006年の3月10日と2006年の4月10日を比較してみましょう。
期間タブ横のアイコンをクリック
カレンダーが2つになり、上が「最初の日付」、下が「2番目の日付」となる
上のカレンダーの2006年の3月をクリック(年を変更したいときには目的の年までをクリック)
10日をクリックして色をつける
上のカレンダーの2006年の4月をクリック(年を変更したいときには目的の年までをクリック)
10日をクリックして色をつける
2006年3月10日と2006年4月10日を比較したレポートが表示される
「期間の比較」は月で比較することも可能ですし、「期間の範囲の指定」を応用して、それぞれ範囲を指定した期間同士で比較することもできます。
※この記事は、以下で紹介している『Google Analytics入門』の第2章の内容をウェブ用に再構成したものです。
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