業界人間ベム
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運用型広告とはそもそも「何を運用するのか。」
入札運用型広告はインハウスで運用した方がいいと以前のエントリーで書いた。ブランド統合的にインハウスないしハウスエージェンシーでの運用がお奨めだ。リスティング広告をインハウス運用して、またアウトソースに戻してしまうケースもあるが、それは導入方法が悪かったからだ。ディレクションできるスキルを獲得できないで、作業に埋没して
…… 続きがあります実は広告主が損をしているコンペのさせ方
広告主が広告代理店やクリエイティブファームに提案をさせる時、特に競合プレゼンテーションをさせる場合において、多くの広告主が決して上手なやり方をしていないケースが多い。それでも、CMなどのマス広告の提案の場合は、長年の経験値から広告主も代理店側も了解事項がかなり出来上がっているので、そうでもないが、問題はWebサイトや
…… 続きがありますデータ格納戦争
まずは広告配信の世界だけでも、大手企業広告主、大手メディア会社、大手広告代理店が、データ取り込み戦争を行うだろう。既にアメリカで起きている状況でいうと、WPP、IPG、ピュブリシスなどのメガエージェンシーグル―プがDSPによるエ …… 続きがあります
入札型広告のインハウス運用の必要性
この入札運用型広告だが、従来の枠もの広告の買い付けと効果検証の仕組みがまったく違う。
まず、従来枠ものであれば、枠そのものがPDCAの対象だが、DSPでは運用そのものがPDCAの対 …… 続きがあります
DMP(データ・マネージメント・プラットフォーム)とは何か
DMPとはデータ・マネージメント・プラットフォームの略。DSP、RTBに続いてまたまたアルファベット3文字の登場だ。
しかし概念としてのDMPは、大きくふたつに分けられる。ひとつは広告配信先のデータセラーとしてDMP、もうひとつ …… 続きがあります
広告業界、ネット広告業界に入った新人さんのために ~新人研修への臨み方~
私はDACの新人研修も長くやってきましたし、「横山塾」も最初は新人対象だったので、まずは何を意識して研修にのぞむべきかのヒントだけでも書こうと思います。
まず、総合広告代理店に入ったみなさん。
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インハウス運用の意味 ~例えば3PASは第三者というよりバイイングサイドのサーバーということ~
デジタルマーケティングは広告主企業側が自身でやらないといけないことが多い。全部はできないのは当然だが、構造的に言って、やはり自分でやらないと意味がないものがいくつかある。そのうちのひとつが、3PASの導入と運用。第三者配信サーバーとかいうから意味が分かんないが、本来は広告主が自ら使うサーバーつまりバイイングサイドサー
…… 続きがありますマーケティングテクノロジーのランドスケープ
そもそも集合知でつくるものなので、複数の人間が集ま …… 続きがあります
ネット専業の人材にマーケティングとコミュニケーションを学んでもらうということ。
「広告やマーケティングの業界にはデジタル人材が不足している。」とよく言われる。確かに総合代理店のほとんどはデジタルを理解していないし、今から勉強したところでもうキャッチアップは難しい段階に来ている。それに既に広告領域だけはデジタルマーケティングは出来ない。マーケティングテクノロジーの理解や、データマイニングのスキルな
…… 続きがありますデジタルマーケティングとは何か
「デジタルマーケティング」という言い方が広まって定着した。私自身も「デジタルマーケティング」のコンサルタントと称している。しかし、このワードの定義は意外と獏としている感がある。「そんなことはない。デジタルマーケティングの定義はしっかりある。」と言われる方もいらっしゃるかもしれないが、あえてここで私が考える「デジタルマ
…… 続きがあります世界の広告業界トップは年頭に何と言っているか。
WPPのトップが年頭にどんなことを発信しているかです。
今年68歳になるWPPのCEOマーチン・ソレルが「既存のマーケティング業界から、離脱」を新年から発表している。
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2013年広告業界予測 ~7つの出来事を予測する~
① DMP(データ・マネージメント・プラットフォーム)が始動する年
DMPとは何かが明確になる年と言い換えてもいいだろう。
オーディエンス …… 続きがあります
2012年をちょっと振り返ると・・・
今年2012年、DSPはかなり普及したが、まだまだ「DSP=リタゲ」というレベルに留まっているということと、リタゲの精度がまだ低いことで課題を残した感がある。
RTBの本当の効用を得るのはこれからだ。
また、「アトリ …… 続きがあります
総合広告会社とネット広告会社の「クリエイティブ」の解釈の違い ~そしていいとこ取りした融合を考える~
私がADK-i社長の時に毎週水曜日の昼に1時間実施していた座学講座「横山塾」は、デジタル広告の最前線だけに、とかくデジタルメディア戦術だけに嵌りがちなメンバーのために、川上で何が行われているかを知る講座だった。もちろんデジタル領域も知るべきことが次から次に出てくるので、その道のエキスパートの方に講師になってもらってイ
…… 続きがあります「パブリシティコンテンツ」のアトリビューションについて
今回、弊社デジタルインテリジェンスとインテグレートさん、アタラさん、JBプレスさんの4社で取り込んでいる「パワー・コンテンツ連動型アトリビューションマ …… 続きがあります
「第三者配信サーバー」に関わるいくつかのことと感慨
ここの社長は元南アフリカの空軍のパイロットという異色の経歴で、元軍人らしく「できないことはできない …… 続きがあります
広告会社のマーケは企業のデータドリブンなマーケティングをサポートできるか
直接、エンド …… 続きがあります
広告会社の行く末 その4 次世代エージェンシーの業態を探索する
もともとは、アヴェニューAレイザーフィッシュというエージェンシーと、Atlasというテクノロジー会社とDrive performance という最初はアドネットワークの3社を統合した全く新しいマーケティングコミュニ …… 続きがあります
広告会社の行く末 その3 「営業はいらない?」
しかし、この「営業という存在がいて、プランニングスタッフがいて、実行部隊が社内外にいて」という構成は、広告主ごとに「すり合わせ」して「人の手」に …… 続きがあります
広告会社の行く末 その2
DAS(Diversified Agency Services)というワードが聞こえてきてから、もう6~7年経つのだろうか。Diversifiedとは「多様な」とか「多角的な」とかという意味で、いわゆるDAS領域での売上シェアが高くなるということが、WPPにしろ、オムニコムにしろ、メガエージェンシーグループが言ってい
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