アドフラウド(広告の不正)対策ツール企画・開発・販売のSpider Labs(スパイダーラボズ)は、同社が開する同ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」をアプデートし、LINEヤフーが運営する「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」でのプレースメント(掲載面)対策に対応した、と8月22日発表した。Yahoo!広告のプレースメント除外の推奨機能を実装した。
今回のアップデートでSpider AFは、Yahoo!広告の広告掲載面ごとのカテゴリに基づいた除外するべきプレースメントが自動で排除できるようになった。加えて、独自のアルゴリズムによってMFA(Made for Advertising)=広告を掲載するためだけに作られた低品質なコンテンツ=サイトの検知・除外が可能で、広告効果を損なう媒体への配信を防止する。
MFAサイトは生成AI(人工知能)やコピーコンテンツでページを大量に生成することから、広告主には広告費の浪費やブランド損なうリスクがある。プレースメント対策はMFAサイトへの広告配信を防ぐ直接的な手段で、適切な除外設定でターゲットへのリーチ精度を高められる。Yahoo広告への対応でSpider AFは、国内主要媒体で取り組みが可能になった。
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