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HTTPSでインデックス済みのURLをHTTPに戻すにはどうすればいいのか?

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HTTPSでインデックス済みのURLをHTTPに戻すにはどうすればいいのか?
★★★★☆ rel="canonical"が機能するはずだけど、効かないこともある? (Gary Illyes on Twitter)

HTTPSからHTTPへ301リダイレクトしているのに、それをグーグルが無視してHTTPSのURLを検索結果に出し続けるのには理由があるのですか?

こんな質問を、グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏にツイッターでフォロワーが投げかけた。

イリェーシュ氏は次のように説明している。

ああ、そういうケースは確かにある。僕たちはHTTPSを非常に優先するから、どうにかしてそれを覆さなければならない。ひとつの方法は(httpのURLに向けた)自己参照のrel="canonical"だ。

これで解決するかに思えたのだが、そうではなかった。

質問者はこう続けた。

rel="canonical"の設定はもうやってます。本当はHTTPSにしたいのですが、大きなサイトなので移行には1年くらいかかるのです。

イリェーシュ氏は次のように言って、実際のサイトのURLをダイレクトメッセージで送るように質問者に伝えた。

おかしいな。rel="canonical"が優先するはずなのだが。

最終的に何が原因だったのかは不明だが、次の2つを覚えておきたい。

  • グーグルはHTTPよりもHTTPSを優先して検索結果に表示する傾向がある

  • HTTPを優先させたい場合は、HTTPのURLを指定した自己参照のrel="canonical"を設置する

また、いったんHTTPSでインデックスされたURLをHTTPに戻すのは難しい場合もあることも、あわせて知っておいたほうがよさそうだ。

キーワードを埋め込んだなフッターリンクにSEO効果はあるのか?
★★★★☆ グーグルは無視する (English Google Webmaster Central office-hours hangout)

英語版のオフィスアワーで、参加者が次のように質問した。

クライアントのサイトは、主だったページヘの内部リンクをフッターにたくさん設置しています。そのリンクはトップのナビゲーションやサイドメニューにもあります。

本当に必要だと思いますか? もし撤去したら、良い影響か悪い影響が出てきますか?

グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように答えた。

おそらく検索エンジンは、それらのリンクをすでに無視しているのではないだろうか。通常のナビゲーションに、そのページヘのリンクがすでにあるなら、フッターに再び設置する必要はない。

あなたのケースに該当するかどうかはわからないが、多くのサイトがやっているのは、下層ページへのリンクを小さなフォントでキーワードを詰め込んだ形でフッターに詰め込むやり方だ。

私たちの観点から見ると、そういうのはキーワードの乱用に近い。私たちのアルゴリズムは、どのキーワードも実際のコンテンツとは関係ないから無視しようとするだろう。

サイトにもよるが、そういった詰め込み型のリンクを私たちは無視する。

サイトをリニューアルしているとしたら、そんな無駄なリンクのメンテナンスに時間を費やすのは意味がないことだ。

ユーザーが本当に使うためのフッターリンクなら何も問題ない。しかしSEOの効果を狙ってフッターにリンクを詰め込んでも、昔は効果があったかもしれないが、今は期待する成果は得られないだろう。それどころか度が過ぎれば、キーワードの乱用だとして手動対策の対象になりうる。

AMPでA/Bテストまで利用できるようになった
★★★★★ 一般的なA/Bテストでやれることが可能 (Accelerated Mobile Pages Project)

AMPページでA/Bテストができるようになった。

ソーシャルボタンやサイドバー、広告、レコメンドなど、今はAMPでさまざまなことができるようになっていることを、前回お伝えした。

ここに、新たにA/Bテストの機能が追加されたのだ。

どのくらいの割合でユーザーを割り振るかを設定したり、3つ以上のパターンを試したり、同じユーザーには同じテストを提供し続けるかどうかを決めたりなど一般的なA/Bテストでやれることが可能だ。

AMPページでのA/Bテストには、<amp-experiment> という専用のAMPタグを使う。設定はJSONで記述する。

<amp-experiment>
<script type=”application/json”>
    {
      recommendedLinksExperiment: {
        sticky: true,
        variants: {
          shorterList: 25.0,
          longerList: 25.0,
          control: 50.0,
        },
      },
      bExperiment: {...}
    }
  </script>
</amp-experiment>

詳しい実装方法はドキュメントを参照してほしい。サンプルコードも公開されている。

AMPの話題なのでまださほど多くの人には関係ないかもしれないが、A/Bテストは非常に大切なものなので、要注目だ。

titleタグのおかしな書き換えが発生したらグーグルにフィードバックしよう
★★★★☆ アルゴリズムの将来の改善に役立ててもらえる (English Google Webmaster Central office-hours hangout)

検索結果に表示されるページタイトルが、実際のtitleタグの中身ではなく、グーグルが書き換えたものになってしまう件に関して、グーグルのジョン・ミューラー氏は英語版オフィスアワーで次のようにアドバイスした。

本当に変で、すべてのユーザーに対して役に立たないタイトルを私たちが生成していたとしたら、フィードバックしてほしい。

タイトルチームが、将来のアルゴリズム変更に際してきちんと考慮に入れてくれる。

フィードバックしたら検索結果ですぐに反映されるというわけではないが、問題を解決するために何ができるか、アルゴリズムレベルで解明してくれる。

検索結果におけるtitleタグ修正のアルゴリズムを専門に扱うチームが、グーグルには存在するようだ。誰がどう見ても問題がある書き換えが発生していたら、フィードバックするといい。アルゴリズムの将来の改善に役立ててもらえる。

Google+のダイレクトメッセージでフィードバックを送ってもいいとミューラー氏は言っているが、検索結果ページの下にある「フィードバックを送信」リンクからでも報告できる。

検索結果からフィードバックを送信

hreflangで、言語の順番は関係ないが、タグの場所は重要
★★☆☆☆ 可能な限り先頭に配置 (Google Webmaster Central office-hours)

英語版のオフィスアワーで次の質問が出た。

hreflang属性で、言語の順番は関係しますか?

ジョン・ミューラー氏からの回答は次のようだった。

いいや、順番はまったく関係ない。

ただし、次のように補足している。

ひとつ気を付けることがあるとしたら、私たちが確実に認識できるように、hreflangはできるだけheadセクションの先頭に置いたほうがいいということだ。

なぜかというと、hreflang要素がもしheadセクションの下の方にあった場合、JavaScriptがheadセクションの内容を操作したら、結果としてhreflangがうまく認識されない場合があるからだ。

hreflangの順番自体は好きでいい。英語を1番目にしてもいいし、日本語を1番目にしてもいい。好きに並べることができる。

だが想定していない何らかの出来事が発生していて、hreflangが読み取られないことがある。

headセクションでは使用が許可されていないiframeタグがheadセクション内でhreflangよりも上に存在していたため、hreflangが認識されなかったというトラブルも以前に紹介したことがある。

ミューラー氏は動画で、JavaScriptによってhreflangがbodyセクションの中に移動させられてしまう例を挙げている(そんなことが起こるのかは少し疑問だが)。

hreflang要素を設定するなら、確実に認識されるように可能な限りheadセクションの先頭近くに配置しよう。

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今週もお休み。SEO Japanはもう更新されないのだろうか……。

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