本当は教えたくない、良質なコンテンツをライターに書いてもらうための秘訣 など10+2記事
本当は教えたくない、良質なコンテンツをライターに書いてもらうための秘訣
「とりあえず書いてみて」は絶対にダメ (SEO HACKS公式ブログ)
SEOと「コンテンツ」は、もはや切っても切れない関係だ。良質なコンテンツなしに、SEOの成功はあり得ない。
ここで問題になるのが、「良質なコンテンツをいかにして作成するか」だ。コンテンツの重要性を認識していたとしても、ユーザーに支持される良いコンテンツを作るのは、経験がないとなかなか難しいし、時間がかかる。
では、自分たちだけでは厳しいからと、お金をかけて外部にコンテンツ作成を依頼したとしても、実は、思ったようにいかないものだ。たとえプロのライターに頼んだとしても、こちらの望むようなコンテンツが仕上がる保証はない。
こちらの記事では、ライターに良いコンテンツを書いてもらうためのコツを、こと細かに解説している。実際の現場での流れに沿っているので、あなたにも実行可能なはずだ。
ブログ主の会社の宣伝を兼ねた記事のためピックアップを若干躊躇したのだが、中身が良いので紹介することにした。
日本語で読めるSEO/SEM情報
「◯◯で検索」で大失敗しているサイトを発見したから聞いてくれ
事前の準備と確認を万端に (ウェブマーケティング)
「◯◯で検索」は、プロモーションで頻繁に使われる方法だ。ところが、少しうっかりするだけで、プロモーションどころか反対にイメージを悪くしてしまうことがあるようだ。
そんな事例をこちらの記事では発見している。
要は、テレビCMで「○○で検索」としたキーワードをふつうに検索すると、検索結果にアダルトサイトが表示されるものだったというもの。「○○で検索」ではひらがなで示している部分が、一般的な日本語変換ではカタカナになるために起きた悲劇のようだ。
「◯◯で検索」をプロモーションに利用する場合には、その言葉で確実に1位がとれているかはもちろんのこと、入力ミスや似たような言葉の検索でイメージを損なうようなサイトがないかを確認しなければない。リスティング広告を出稿していたとしても、同じ検索結果によろしくないページが示されているならば、それは問題になるだろう。
こんな事態になってしまった理由は、元記事でも示しているように、非常にシンプルだ。
リサーチ(といっても5分で終わるレベル)の段階で、アダルトサイトが表示される可能性が高いことは明かなので。 キーワードの吟味。もうこれに尽きますね。
質が高いコンテンツを作るのに効く「リファレンス」という考え方
リファレンスになる (ウェブライダー松尾茂起 on Twitter)
松尾茂起氏のツイートをピックアップする。
なんかコンテンツを作るときは「リファレンス」を作るって考えると、成功しやすいなあ。リファレンスってのは、例えば他社が参考にしたくなるコンテンツだったり、誰かが新人教育で見せたいと思うコンテンツだったり。リファレンスを意識すると、自ずとクオリティにも気を遣うようになるし。
— ウェブライダー松尾茂起(松尾シゲオキ) (@seokyoto) 2014, 7月 30
リンクの集まるコンテンツというと、「バイラルコンテンツ」「おもしろコンテンツ」などに意識がいきがちだが、そうではなく、「リファレンス」になるコンテンツを作るという考え方を示したツイートだ。
リンクを張るという行為には、本来は「このページ/サイトを参照してください」という意味がある。ということは、コンテンツが「リファレンス」、つまり参照先としての役割があるものであれば、リンクが集まりやすくなるだろうことも、納得だ。
そして、松尾氏が言うように、リファレンスとして認められたいならば、当然のことながら、「役に立つ」「質が高い」コンテンツを作ることになる。
単に「良いコンテンツを作る」「ウケるコンテンツを作る」と考えるのではなく、「参考にされやすいコンテンツを作る」と考えてみるのはどうだろうか。
28社にアンケートしてわかった、レスポンシブ・ウェブデザインのメリットとデメリット
良い点・悪い点あり (モバイルファーストラボ)
レスポンシブ・ウェブデザインを導入したECサイトに、良かった点と悪かった点をアンケートしてまとめた記事。サンプル数は28社と少ないが、解説は参考になる。
アンケート結果をもとに、レスポンシブ・ウェブデザインの大きなメリットとして次の3つを挙げている。
- ページ更新などの作業が楽になる
- 各デバイスに対応したユーザー満足度の高い表示を提供でき、結果としてCVRが向上
- SEO効果が向上し、自然検索流入数が増加
ただし、3つ目の「SEO効果」は、単純にレスポンシブ・ウェブデザインにしたことで評価が上がったということではないだろう。レスポンシブ・ウェブデザインへの変更にともない、コンテンツの見直しやサイト構造の改善が同時に行われ結果として、より適切に検索エンジンに評価されるようになったと考えるべきだ。Googleは、推奨する3つの構成の違いで優劣をつけないことを明言しているし、それを証明する調査データもある。
反対に、レスポンシブ・ウェブデザインの気になるデメリットとして次の3つが挙げられた。
- レスポンシブ・ウェブデザインの知識が必要
- 読込速度が遅い
- デバイスごとの独自コンテンツを作りづらい
1つ目と2つ目に関しては対処可能だ(詳細は元記事を参照)。
3つ目に関しては、100%完璧にモバイルユーザーに最適化したサイトを作ることを本気で目指すのであれば、レスポンシブ・ウェブデザインではなく、スマートフォン専用のページを別に作って提供したほうが目的を達成しやすいかもしれない。
特に、モバイルユーザーとPCユーザーのサイトでの行動や目的が大きく違っているサイトではなおさらだろう。もっとも、その分、更新作業が増えるのも事実で、レスポンシブ・ウェブデザインによるメリットの1つが失われる。
この記事も、記事の内容にブログを運営しているロックウェーブのサービスの宣伝が入っているが、内容が良いので紹介している。
上位表示だけじゃダメ!読まれるタイトルの付け方21条と55事例
どんなに良いコンテンツでも読んでもらわにゃ意味がない (わかること!)
検索結果でクリックされやすくするためにも、ソーシャルで共有されやすくするためにも魅力的なタイトルを付けることは重要だ。
こちらの記事は、わかりやすくかつ訴求力に富んだタイトルの作り方を21個、事例を挙げながら説明している。
Web担の安田編集長が今週火曜日に公開した「【実例アリ】ウケる記事タイトルを作りたかったら、25パターンは必死でひねり出せ」とあわせて読んで、読まずにはいられないタイトルを作るコツを学ぼう。
なお、このピックアップのタイトルは、お手本にもなるので元記事のものをそのまま使わせてもらった。また今週の日本語のピックアップのタイトルは、読まれるように意識して付けてみたが、どうだろうか?
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
米国だけで実施されたアルゴリズム更新とGoogleアナリティクスに追加された新機能に関する記事を今週はピックアップ。
- Google、ローカル検索のアルゴリズムを大きく更新 ―― ピジョンアップデート
ローカルSEO界隈は大騒ぎ - Googleアナリティクスにロボット/スパイダーを除外するオプションが追加
本物の人間だけのアクセスを記録可能に
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