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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 短期間に大量のリンクを張るとスパム扱い? それとも上位表示?
    ★★★☆☆ どちらもあり得る (SEOWizz)

    短期間に大量のリンクが集まると、不自然でランキングを上げるための意図的な操作だと検索エンジンに判断される可能性がある。だからリンクは継続的に少しずつ増やしていくほうが自然で好ましい。一般的にはそう言われている。

    しかし、SEOWizzが行った実験では、短期間に一気にリンクを張ったページのほうが、徐々にリンクを増やしたページよりも順位が上がり、しかも落ちることなくその順位をキープしたそうだ。

    実験者が補足しているように、QDFアルゴリズムが影響していることも考えられる。ホットな話題に関する検索がなされたときには新しい情報を上位に表示するQDFアルゴリズムはリンクの増加率も加味しているからだ。しかし、QDFでは“旬”を過ぎるとランキングが下降するのが通常だ。ただ一定の条件を満たすと、時間が経過してもそのまま上位に居座り続けるパターンも存在することがあるらしい。

    さまざまな要因が絡みあうので、短期間に大量のリンクが張られるとペナルティを受けるとか、リンクは一度にたくさん張ったほうが順位が上がるとは一概に言えないだろうが、なかなかおもしろい事例だ。

  • ドメイン名の価値を判断する14の要素
    ★★☆☆☆ ご参考までに (DomainTools Blog)

    ドメイン名を管理する数々のツールを提供しているDomainToolsが、ドメイン名の価値を判断する項目を14個列挙している。

    1. トップレベルドメイン名(.comがいちばん価値が高い)
    2. 意味(誰でも知っている言葉がいい)
    3. 商品やサービスに合致しているか
    4. 覚えやすさ
    5. ワード数(※筆者注:日本語では文字数だと考えるといいだろう)
    6. 検索の数(ドメイン名に含まれる単語の月間検索数)
    7. 長さ(短いほどいい)
    8. 発音のしやすさ
    9. 数字を付け足さない(example24.com は example.com より価値が低い)
    10. 入力ミスや誤字(たとえば、yhooやgogle)
    11. ドメインの年齢(登録期間の長いほうが良い ※筆者注:今はこの効果はあまり意識しないほうがよさそうだ)
    12. 単数形か複数形か(※筆者注:英語は複数形での検索が多いようだが、日本語サイトではほとんど関係ないだろう)
    13. 最近のトラフィック(ドメイン名が生むトラフィックの量)
    14. 同じような名前のドメイン名が以前に売りに出されたときの値段

    ドメイン名を売買する際の話題だが、意外とWeb担当者がドメイン名を取得するときの参考になるかもしれない。

  • ツイッターのリンクはツイートしたユーザーの場所も評価要因になっている!?
    ★★★☆☆ どうなんだろう? (Shark SEO)

    ツイッターからのリンクは通常のウェブ検索のランキングにも影響を与えている(今のところごくわずかなものであるが)。そして、その評価にはツイートしたユーザーの地理的な場所が関連しているかもしれないと、Shark SEOブログが記事にしている。

    記事投稿者は英国に住んでおり、英グーグル(Google.co.uk)で検索すると、自分が投稿した記事が本来ならば上位にくるはずのページよりも上に表示されていて、米グーグル(Google.com)で検索すると上位に来るはずのページがきちんと自分のページよりも上に表示されていたそうだ。

    運営するサイトは.comドメイン名でサーバーは米国にあり、グーグルウェブマスターツールで地域ターゲットの設定もしていない。したがって、運営するサイトが英国向けのサイトだとグーグルは割り当てていないはずだとしている。そこで自分の記事をツイートしたユーザーが英国のユーザーばかりだったからではないかと推測しているのだ。

    グーグルがツイッターのリンクをどのように評価するのか時間をかけて検討していくとのことなので、ツイートしたユーザーの場所を、試験的にかもしれないが、考慮に入れていたとしても不思議ではないと筆者は思う。

  • ヤフー、米国・カナダに続きオーストラリア・ブラジル・メキシコでもBingへの移行を完了。次は英国か?
    ★★★☆☆ グローバルサイトを運用するウェブ担当者向け (Yahoo! Search Blog)

    米国とカナダのヤフーは、Bingへの検索システムの移行を昨年8月に完了した。そして今年に入って、オーストラリア・ブラジル・メキシコで移行が完了したことを米ヤフー米マイクロソフトが公式アナウンスした。

    一方、英ヤフーでは2つの異なる検索結果が現在確認されており、移行のテストが行われている可能性がある。グローバルサイトを運用しているウェブ担当者は世界規模でヤフーがBingに切り替わっていることを認識しておこう。

    ご存知のとおり日本のヤフーは昨年内にグーグルへの移行を済ませている。ヤフー独自の検索エンジン(YST:Yahoo Search Technology)がウェブの世界から確実に姿を消しつつあると言える。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

今週は、今年も注目のソーシャルメディアの記事とグーグルがレビューや口コミをどうやって検索結果に反映させるかの特許解説をピックアップ。

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