Googleインスタント検索でSEOの世界が激変する? など10+2記事(海外&国内SEO情報)
Googleインスタント検索でSEOの世界が激変する?
- Google インスタント検索 - 検索の新機能が登場
(AdWords日本版 公式ブログ)グーグルは、より素早く検索結果を表示できる「インスタント検索」という機能を公開した。AdWords日本版公式ブログで紹介されているほか、SEMリサーチで渡辺氏も解説している。
検索キーワードの入力に合わせて、どんなキーワードで検索されるかを予測して、その場で検索結果を自動的に更新するのが最大の特徴。これによって、1回の検索に要する時間を2秒~5秒短縮できるとしている。また、入力したキーワードに合わせてキーワード候補を一覧で表示する(サジェスト機能)のに加えて、入力ボックス内に最上位の候補が表示され、その状態で右キーを押すと検索キーワードとして入力される。
インスタント検索は、現在はアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・ロシアのグーグルドメインで提供されている。日本では未導入だが、Google.comドメインで表示言語を英語に設定すると利用できる。ただし、インスタント検索が有効になるのは検索結果ページだけで、トップページやiGoogleでは利用できない。検索結果の即時更新は日本語検索でも有効だが、キーワードの自動補完は日本語では有効にならない。
一部では「インスタント検索でSEOが終わった」という意見もあったが、検索順位にはなんら影響を与えるものではない(インスタント検索によってアドワーズ広告のインプレッション数に影響があるとの報告はある)。ただし、検索キーワードやユーザーの行動という点では変化があるだろう。
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- またまたヤフージャパンが、グーグル検索で乗っ取られた
(グーグル ウェブ検索 ヘルプフォーラム)昨年12月にグーグルの検索結果でヤフージャパンが得体の知れないサイトに乗っ取られるという出来事があったが、なんと再び乗っ取られてしまったようだ。今回グーグルの検索結果からのリンクがおかしくなったのは、Yahoo! JAPANのサイトリンクの1つで、ヤフーの天気情報ページに行くべきサイトリンクが、191955.info というヤフーとはまったく関係のないページへのリンクになっている。
しかもリンク先ページは、ドメインパーキング(登録したが利用していないドメイン名に広告を設置するタイプのサービス)の状態。
筆者がこの記事を書いている時点では怪しいページへのリンクはすでに解消されているが、天気情報ではなくヤフー検索(search.yahoo.co.jp)へのリンクになっている。どういう種類のバグなのだろうか。いずれにせよ不思議な現象だ。
- アクセス解析しやすいサイトを作るための5箇条
(dIG iT)Web担の読者ならアクセス解析の重要性は認識しているだろう。しかしサイトの作りによっては、解析しづらくなる場合がある。某アクセス解析ツールベンダーでコンサルタントをしているあんけい氏が、アクセス解析しやすいサイトの構造として次の5つのポイントを挙げて解説している。
- 1ページ(URL)=1コンテンツ
- URL構造はきちんとした階層構造にする
- ページ内リンクはメインナビとして利用しない
- ランディングページで動画を利用しない
- ページ内は要素ごとに入れ替えやすくする
解析ツールの高度な機能を使いこなしていれば解決できる点もあるが、アクセス解析初心者ならば、まずはこうした点に注意してサイトを作ってみるといいだろう。
- ウェブ担当者にオススメの厳選ツール×62
(ネットで稼ぐ方法をマスター!)ウェブサイト作成時に役立つ便利な国内外のツールを62個紹介するまとめ記事。SEO関連のツールも14個取り上げている。自分に任された役割によって使うもの使わないものがあるだろうが、ひととおりチェックしてみよう。「もっと早く知っておけばよかった」というツールに出会えるかもしれない。
- ヤフーのリンク評価方法はグーグルとどう違うのか
(WEB in the morning)ヤフーがリンクを評価するときの指標を独自に分析した記事。グーグルとは異なり「アンカーテキスト」よりもリンク元ページの「テキスト」や「titleタグ」を重視するとのことだ。ヤフーがいつグーグルに切り替わるか気になる時期ではあるが、最後の最後までヤフーのSEOに注力したいならば参考にしてみるのも1つの手だ。
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