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自分が興味のない業界向けのリンクベイトを考えるときに便利な調査手法を一気に紹介

「おもしろみのない」分野で、リンクベイトやバイラルマーケティングといった、コンテンツベースのリンクビルディングのネタを調べる一番の方法は何? これまでにうまくいった方法や、逆にうまくいかなかったものを見つけるには、どうするのがいちばんいいの?

このテーマは、目新しいものじゃないけど、今でも取り上げてみる価値はあると思うの。

コンテンツベースのリンクビルディングを調査するために、自由に使えるツールはたくさんあるわ。これから紹介するのは、どれも聞いたことがあるものばかりだと思うけど、1つのツールでできない部分を他のツールで補ったりして、きちんと使いこなせている人はあまりいないみたい。

StumbleUpon

  • 皿洗いもせずに、StumbleUponのツールバーでStumbleボタンを一晩中クリックしてたけど、ニッチ・コンテンツの作り方や、リンク構築の可能性なんてほとんどわからなかったわ。

  • そんなことをする代わりに、単語を選択して右クリックすれば、どんなタグの中にある言葉でもブラウズできるのよ。この操作はネット上のどこでもできるわ。これは、StumbleUponの知られざる優れた機能の1つね。好きなだけ細かい記述が使えるし、本文中に理想のキーワードを含むページを探す必要さえないの。検索エンジンでそのフレーズを検索して、結果ページに表示されたフレーズを使えばいいんだから。

    ※Web担編注 StumbleUponのツールバーをインストールし、メンバー登録しないと使えない機能
    画面キャプチャー
  • StumbleUponでいつもいい結果が出るわけじゃない。でも、ずっとStumbleボタンをクリックし続けてると、StumbleUponの中ではあらゆるキーワードをめぐって激しい競争が繰り広げられていることがわかってくるわ。「普通の人のソーシャルメディア・サイト」なんてのは本当は存在しないってことね。StumbleUpon経由のトラフィックをたっぷり受け取ったことのある人なら誰でも、そのうちの99%はFirefoxを使っていることを知っているし、残りの1%の中にもIEを使っている人はいない。でも、ツールバーを使っている物言わぬ大衆は、大規模でたくさんの人たちが参加するソーシャルサイトに近いものを形成しているの。

  • StumbleUponで見つけたURLのレビューページを必ずチェックすること。これは、ツールバーの「Send to」と「Channels」のまん中にある吹き出し型アイコンをクリックするか、アドレスバーに「http://www.stumbleupon.com/url/(ページのURL)」と入力すれば表示されるわ。どのページを見ても投稿者からの情報しかないって場合、そのニッチ分野はStumbleUponではまったく人気がないと考えてよさそうよ。

Del.icio.us

  • Del.icio.us(今はdelicious.comになっちゃったわね)は品のいいDiggだと勘違いしている人がいるみたいだけど、ブックマーキングサイトとしてのこのサイトの役割は、質の高いコンテンツを探すのにとても役立つものなの。大きなニュースの簡単な要約ばかりが並んでいるサイトとは違うのよ。以前に記事でも指摘したんだけど、リンク可能なコンテンツにはさまざまな種類があって、種類によってそれぞれ用途が異なるのよね。コンテンツ中心のリンクビルディングをしたいのなら、ブックマークされたページを参考にするのはとても役に立つわ。誰かがDiggやStumbleUpon用に選んだコンテンツを見るよりもずっとまし。

  • テクノロジーと関連のないコンテンツを探して、Del.icio.us(まったく、何でこれをDeliciousなんて呼ばなきゃならないのかしら。インターネットの世界でドット好きなのは私だけ?)を調べていると、技術系の人たちはどんなものが好きなのかがわかってくるはずよ。これは「おもしろみのない」業界の仕事をするときにとても大切なことなの。世界の労働人口の大部分はソーシャルメディアを利用していないんだから、リンクしてもらいたければ、インターネットの世界を意識したコンテンツ作りをしなければいけない。その点Delicio.usは(ほら、妥協してあげたわ)、そんなコンテンツの金の鉱脈だと言ってもいいくらい。

LinkscapeとYahoo! Site Explorer

  • また、以前の記事の話になるけど、そこでわかりやすく説明したように、コンテンツベースのリンクビルディングを行うときに大切なのは、そのコンテンツがどれだけ人気があるかではなくて、検索エンジンがそのコンテンツをどれくらい人気があると判断するかということなの。進化した検索エンジンなら、ある程度の社会的な要因を理解できるかもしれないけど、ここではとりあえず無視。SEO正教会に住んでいて、関連のある指標はリンク人気とPageRankだけしかないとする。リンクの数も重要ね。ヤフーの大規模なインデックスの中で見つけたリンクを調べ、それからLinkscapeを使ってこのリンクが何を意味するのかを分析すること。

  • 各ページのこの指標を並べる。これには、Excelを使うのが一番いいわね。私はExcelが大好き。全体のリンク人気、受け渡された人気度、受け渡された信頼度、これらから得られる総合的な力のバランスが取れているのはどのコンテンツかを調べてみるの。これには、nofollow属性が付いたソーシャルメディアからのリンク、たとえばコメントからのリンクなんかを除外する作業も含まれるわね。Diggで人気の高い記事のコメントから、あなたのサイトに誰かがリンクを張ってくれたことがある? Diggの影響自体と同じくらい厄介なものだけど、グーグルは、そんなリンクを無視しているわ。まるで、スパムっぽい歌詞検索サイトで表示されるJavaScriptを使ったポップアップか何かのようにね。

  • Linkscapeでは、301リダイレクトや302リダイレクト、それにmeta refreshタグが確認できるから、コンテンツのPageRankの跡をたどることができる(PageRankが表示されない場合もあるわね。馬鹿なまねをする人もいるってことがわかるわ)。古いリングベイトサイトを見ようとして、ほかの場所に301リダイレクトされたら、まず、このリダイレクトがどのレベルのベイト&スイッチなのかを判断してちょうだい。それから、転送先のURLをLinkscapeで解析して、

    1. どれだけのページがそのページにリダイレクトされているか
    2. リンクしていたコンテンツが削除されたことに気付かないまま、そのページにリンクしている人がたくさんいるかどうか

    を調べてみる。ベイト&スイッチがどれだけの人をだましているか、本当のところは誰にもわからないの。ベイト&スイッチをやってみようと思うなら、この点に注意しなきゃね。技術重視の人たちほど、こういう厚かましいリダイレクトによく気が付くみたい。

  • 今度はアンカーテキストに目を向けましょう。そのコンテンツがバッジを提供している場合は、実際にサイトのバッジが普及しているかどうかに注意してね。Linkscapeは、リンクが画像リンクかどうかを判別して、画像リンクだったら使われている代替テキストを教えてくれるわ。そうすると、バッジの普及パターンが手に取るようにわかるの。ほかにも、この方法でどのバッジに人気があって、どのバッチが嫌われてるかもわかるわね。でも、ルールは簡単。かわいいバッジは広く普及するし、みっともないのはダメ。それだけのことよ。

グーグル

  • 今はSEOの話をしているのよね? じゃあ、検索エンジンのことも考えなくっちゃ。サイトにふさわしい話題を扱ったリンクベイトに関して、それが競合の厳しいキーワードで検索上位を獲得するためにどれだけ有効か、みんなはわかっているのかしら?

  • Yahoo! Site ExplorerとLinkscapeのデータを解析し、どのコンテンツが大きな成功を収めているかがわかれば、それが検索結果に反映されていることもわかるはず。rank checkerを使えば、この作業は簡単にできるわよ(※Web担編注:会員登録が必要)。

  • もちろん、それまでのドメイン名の強さを考慮する必要もあるわ。何回かクリックするだけでそこまでやってくれるツールなんてないの。でも、リンクベイトを細かく分析すればきっと、ものすごくうまく練り上げたリンクキャンペーンを巧みに展開して、驚くほど検索順位を上昇させた小さなドメイン名が1つや2つくらいあることがわかるはずよ。

◇◇◇

最後に、今日はINTERNATIONAL CAPSLOCK DAYだってことを言っておきたいの。この記事を全部大文字で書いてみようかとも思ったんだけど、290人ほどの登録読者がいるわけで、この人たちは今日中にフィードリーダーをチェックしない人たちだってことに気がついたから、それはやめることにしたわ。このミームをほかの人にも広めてね(ウインク)。

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