あなたのサイトを成功に導くウェブサイト制作会社

年間100サイト以上の制作実績から戦略を立案――株式会社メタフェイズ

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あなたのサイトを成功に導くウェブサイト制作会社

株式会社メタフェイズ

年間100サイト以上の制作実績から戦略を立案
企業とユーザーを結ぶ架け橋を作る

ウェブサイト制作の現場である制作会社を訪問し、その特徴や依頼するときのポイントなどを紹介するこのコーナー。「細胞分裂」を意味する「メタフェイズ」という言葉を社名に持つ同社。この社名には、組織個々の細胞ともいうべきスタッフ全員が常にプロフェッショナルを意識して進化していこうとする思いが込められている。同社のエントランスでは壁に埋め込まれた巨大な水槽が来訪者を出迎えてくれるが、生命を育んだ海さながらに、このメタフェイズからも次々とサイトが生み出されている。そのバイタリティの源泉について、代表取締役 城野誠大氏とブランドマネジメントグループの吉岡聡氏に話を聞いた。

吉村正春(ドラゴンフィールド株式会社)

株式会社メタフェイズ

  • 所在地 ● 東京都新宿区新宿
  • 設立 ● 2001年2月7日
  • 資本金 ● 2,000万円
  • 代表取締役 ● 城野誠大
  • 社員数 ● 60名
    [社内スタッフ]役員3人、監査役1人、経営管理部4人、Webインテグレーション事業部15人(アカウントマネージャー5人、プロデューサー5人、ディレクター5人)、ブランドマネジメントグループ6名、ネットリサーチ事業部6人、ネットプロモーション事業部3人、デザイングループ7人ほか
  • 事業内容 ● ウェブサイトの企画・制作・運営からウェブアプリケーション開発まで、eブランド構築をコンセプトとしたウェブサイト制作事業を行う。その制作実績は目を見張るものがあり、設立からの5年間で500サイト以上、年間約100サイト以上の立ち上げに携わっている。数多の制作実績から、各業界のスタンダードを熟知しており、ウェブサイトの戦略が明確化できていないような企業の担当者に対し、マーケティングの観点からアドバイスしてくれる点は非常に心強い。また、リサーチ事業として「アンとケイト」を展開しており、そのナレッジを活かしたウェブサイト戦略の立案を可能にしている。
株式会社メタフェイズの実績
1.RoC(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
http://rocskincare.jp/
2.プロフェッショナル修斗オフィシャルサイト
http://www.x-shooto.jp/
3.リカレント(日本ライセンスバンク)
http://www.recurrent.co.jp/
4.箱根彫刻の森美術館
http://www.hakone-oam.or.jp/
5.IOZA TOKYO(タカラレーベン)
http://www.leben.co.jp/search/ioza/

年間100サイト以上を立ち上げる制作実績に裏付けされた経験

広告代理店でデザイナーとして勤務していた城野氏が独立して、個人デザイン事務所「スタジオ・メタフェイズ」を設立したのは2000年7月。その後、元同僚などが集まって、2001年2月に有限会社メタフェイズとして再スタートを切り、さらに翌年1月株式会社化して現在に至る。当初、デザイン事業を多面展開していたが、売り上げの大部分をウェブ関連事業が占めてきたため、設立2年目からウェブに軸足を移して活動し始めた。設立から5年、メタフェイズはどこに活路を見出し、どこを目指しているのだろうか。

株式会社メタフェイズ
ブランドマネジメントグループ マネージャー
吉岡聡氏

「メタフェイズは元々デザイン会社だったこともあり、それに由来するデザイン力の高さは強みの1つです。社内で起こしたデザインはデータベース化されていて、設立5年で1,200例のデザイン案をストックしています。その中で実際に開設に至ったサイトは500サイト以上を数え、年間平均約100サイトというペースでウェブサイトを立ち上げてきました」(城野氏)

5年で500サイト以上という他に類を見ないほど多数のウェブサイトを立ち上げられたのは、ほとんどの制作作業を内部でまかなっていることが大きい。デザインやコーディングを手がける制作スタッフはもとより、ネットリサーチやプロモーションまで抱えている制作会社は稀有だろう。

ウェブサイトは育てていくメディア
クライアントと課題を共有して解決

現実問題として予算規模に合わせたサイトを構築することも大事だが、ウェブサイトは公開して終わりではなく、その後のフォローが成功の成否を握っていることも忘れてはならない。とりあえずサイトを作るではなく、作った後の対応こそ重要だと、城野氏は強調する。サイト制作の事前調査や、立ち上げ後における効果測定などのケア無しにウェブサイトを育てていくことはできない。ウェブサイトは育てていくことを前提として立ち上げるべき存在である。

「企業の方は、自社サイトを持つことだけに注目しがちなのですが、サイト自体の制作よりリサーチやマーケティングに予算をかけた方が効果的なケースもあります。また、サイトにさまざまなコンテンツを用意するよりも、SEOやリスティングなどの集客プロモーションに注力した方が成果につながるということもあります。企業の方は意外とユーザー視点に立つことが少なく、企業側だけで考えられた企画をもとに事前に調査・分析をしてみると、実はユーザーの期待に添う内容ではなかった、ということも数多くあるのです。ウェブに大規模なシステムを導入したものの、立ち上げ後の集客プランが疎かで全然人が集まらないなんてことも起きています」(城野氏)

このようなウェブにおける成果予測のミスは、企業と制作会社、両者に責任があり、制作会社に任せっきりにしている企業、逆に企業に言われたことだけでしか動かない制作会社、両者の責務を果たさないことで生じる。受注側・発注側のどちらも人任せではならないのだ。

「企業のWeb担当者がひとりで悩んでいるケースも多いと思うのですが、その困っている課題を共有して、少しでも前に進むお手伝いをしたいと考えています。ですから、他社から断られた案件であってもまずは相談していただきたいですね。企画提案を依頼したはいいけど、途中でプロジェクトが頓挫して、予算の見通しが立たなくなった、という事態が起きたとしてもあまり気にしません(笑)。提案したことは後に必ずノウハウとして残るので、決して無駄な作業ではありません。担当者様には、良いウェブサイトを一緒に作っていきたいという思いだけを持っていただければ大丈夫です」(城野氏)

ウェブを通してブランディングを達成
リニューアルで社員の満足度も向上

メタフェイズのウェブインテグレーションが活きた実績としては、ホールや映画館などの連結イスやストリートファニチャーのメーカーとして業界最大手である「コトブキ」のサイトが挙げられる。当初コトブキのウェブサイトは社内で制作されるケースも多かったが、さまざまな切り口からの改善を進めるために、メタフェイズがリニューアルを担当することになった。

図1 連結椅子とストリートファニチャーメーカーとして世界的な展開を見せるコトブキでは、新規の法人・個人ユーザー獲得のためにリニューアルを計画。デザインや見せ方にこだわって制作されている。
http://www.kotobuki.co.jp/

今まで主に法人向けに製品開発・販売をしてきたコトブキだが、今後は個人ユーザーも視野に入れて事業を拡大していきたい一方で、「椅子のコトブキ」として90年以上の歴史があるにもかかわらず、社内でもその創業から現在までの歩みを知っている社員が少ないということから、社の内外に向けて広くウェブブランディングにつながるコンテンツを計画する必要があった。

制作に際して、コトブキ側もメタフェイズに制作を任せっきりにするのではなく、双方がお互いにウェブサイトの重要性を認識し、さまざまな意見を交わし合いながらウェブサイトを作り上げ、リニューアル後の社内外での評判は上々との事で、さらに今後も継続して成果をあげていくという。

「ウェブサイトのリニューアルにあたり、企業のステークホルダーを洗い出す過程で、社員の満足度を調査するケースが増えてきています。ウェブサイトを通して社員に会社の良さや実績を再確認してもらい、自社に対する誇りや帰属意識を持ってもらうという視点が必要不可欠になってきてます。いわば社内に向けたウェブブランディングですが、こちらも今後は重要課題になってくると思います」(吉岡氏)

用語集
CSS / HTML / RSS / SEM / SEO / アクセシビリティ / アクセス解析 / アフィリエイト / インタビュー / クリエイティブ / コンバージョン / ステークホルダー / メタフェイズ / ユーザビリティ / リスティング広告 / リンク / 制作会社 / 広告代理店 / 訪問

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