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ネッ担必見! LINEショッピングとLINEの戦略・全力まとめ | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

8 years 5ヶ月 ago

LINEショッピングの発表がありましたね。「LINEショッピングってなに?」「売れるの?」「出店方法は?などなど疑問があると思いますので、6月18日現時点の情報をまとめました。

集客力のあるポイントサイトが誕生

LINEのECサービス「LINEショッピング」は自社サイトの集客UPに役立つ? 出店方法は? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4422

新規獲得の3割を占める事業者も!LINEの機能を線でつなぐ新サービス「LINEショッピング」とは | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4693

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント
https://netshop.impress.co.jp/node/4427

まとめると、

[ユーザー向け]
  • 「LINEショッピング」はLINEが提供するポイントサイトで、掲載されているECサイトで買い物をすると、購入金額に応じた「LINEポイント」をもらえる
  • 貯まったLINEポイントは1ポイントを1円として使える「LINE Pay」や、スタンプ購入などに使える「LINEコイン」と交換可能
  • 還元率が10%~20%のショップも多く、LINEポイント以外にもショップ自体のポイントも貯まる
  • LINEポイントはcookieを有効にしておかないと受け取れない。ポイント付与は最大で購入の90日後。180で消滅してしまうことなどに注意
[ネッ担向け]
  • 「広告費を消費者に直接支払う」という発想から生まれたサービス形態
  • 送客後の商品購入率は平均22.8%、新規購入者の割合は平均して20%~30%
  • 顧客単価は平均6,000円ほど
  • 初期費用および運用費用が無料で、売上金額に対して費用がかかる
  • 売れる商品、消費者へバックするポイント率が高いものが上にくるよう加味されている
  • JANコード有りの商品も上位表示を優先するなどの措置がある
  • ショップで専用のページを作成する際に「友だち追加」のボタンを設置可能
  • LINEショッピングで新規ユーザーを獲得し、LINEアカウントでリテンションさせることも可能

LINEショッピングは、ただのネット通販送客モデルで終わるつもりはありません。オフラインでもネット同様、決済があった金額に応じてポイントバックする仕組みを考えています。計測についても、すでにテストを始める段階になっています。これにより、リアル店舗への送客だけでなく、決済促進まで行える新しい取り組みになると考えています。広告での打ち手が詰まっていたEC事業者さんにとって、LINEショッピングが突破口になれば幸いです

─LINE株式会社 藤原彰二氏

いろいろと情報が流れていますが、ざっくりまとめると集客力のあるアフィリエイトサイトのようなものでしょうか。しかし、そこにはLINEがあるのでリテンションも可能ですしリアル店舗への誘導もできる。

還元率20%といった施策がいつまで持つかはわかりませんので、LINEユーザーとのコミュニケーションの場として考えたほうが良さそうですね。

関連記事

LINEショッピングは構想のほんの一部

マイナンバーからピザの出前まで生活インフラへと進化する『LINE』5年先の構想が明らかに | ファミ通App
https://app.famitsu.com/20170616_1069659/

まとめると、

  • LINEマンガは100億以上に、LINE PAYも570%の成長
  • カメラの新機能を今夏リリース予定。エフェクトやフィルターを強化
  • トークルームのメニューをカスタマイズできる「チャットアプリプラットフォーム」を年内に追加予定
  • 内閣府の「マイナポータル」と連携。子育て関連サービスから今秋開始予定
  • LINEショッピング開始。購入でポイント還元
  • 出前館との提携による「LINEデリマ」を今夏開始予定。将来的には生鮮食品、家庭用品、医薬品のデリバリーも視野に
  • 「LINE LIVE」の機能をLINE内に組み込み。視聴を手軽に
  • LINE初のハードウエアはAI搭載のスマートスピーカー「WAVE」
  • ソニーモバイルコミュニケーションズ、ヤマハ、トヨタ、ファミリーマートらと業務提携

「LINE CONFERENCE 2017」は上記の内容で3時間ほどの発表でした。ネッ担の皆さんに関係ありそうなのは、LINEショッピングとLINEデリマとLINE Pay。

特にLINE Payでは銀行口座や身分証を登録しなくても送金できるようになるとのことなので、これがネットショップにどのような影響を与えるかは気にしておいたほうが良いでしょう。

関連記事

EC全般

新人Web担当者に印刷して渡しておきたいWebやマーケの略語・用語 52個まとめ | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/06/13/26014

最低これくらいは知っておかないと会話ができないですよね。情報収集しながら覚えておきましょう。

【プライム会員分析】アマゾンユーザーの購買行動から学ぶ自社ECサイトの顧客作り | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4412

プライム会員は他のショップでも買い物をする人が多いということなので、買い物が好きな人がプライム会員ということですね。

EC事業者にこそFacebook広告がオススメな理由 ECのイロハ、西井さんに全部聞いてみよう | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4622

個人的な感触では潜在層に効きそうなのがFacebook広告。

Yahoo!ショッピングで「プレミアムセール」開催 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/news/mall/40093

KDDIの通販モール「Wowma!」、月額4800円で出店できる新プランの受付スタート | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4415

LINEショッピングのニュースに隠れてしまいましたが、既存モールの動きもお忘れなく。

今週の名言

自分の人生をどう生きるか選ぶのは、自分自身です。世界中にいる色んな生き方をしている人に出会うことや、いろんな人の意見を聞くというのも大事だと思います。

ぽっちゃりモデルNao、自分を受け入れたきっかけは何千人もの『プロフィール写真』だった | HUFFPOST
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/05/nao_n_16962682.html

これを読んでみるみなさんの生き方のヒントになれば。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

日本郵便がCtoC専用の配送サービス、「フリル」「メルカリ」「ヤフオク!」などが導入

8 years 5ヶ月 ago

日本郵便は6月20日、フリーマーケットアプリやオークションサイトなど「CtoC」に特化した新たな配送サービスを開始する。出品者は手書きの送り状が不要となる。料金の決済はECサイト上で完結するため、発送時に配送料金を現金で支払う必要もない。

CtoCサービスが急速に普及する中、事業者のシステムと連携することでユーザーの利便性向上を図る。

サービス名は「e発送サービ ス」。当初は「フリル」「メルカリ」「モバオク!」「ヤフオク!」「ラクマ」と連携してサービスを展開する。

配送サービスの対象は「ゆうパック」と「ゆうパケット」。ECサイト運営事業者が配送料金の一部を負担し、独自の配送料金を設定するという。

送り状の発行は約1000か所の郵便局に設置されている送り状発行用端末「ゆうプリタッチ」、ローソンの店頭端末「Loppi」で行う。「ゆうプリタッチ」の設置郵便局は年内に約5000局へ拡大する計画だ。

ECサイトごとの付加サービスとして、出品者と購入者が互いの氏名や住所を知らせることなく配送を完了できる「プライバシー配送」、荷物の受取場所をコンビニエンスストアや郵便局、宅配ロッカー「はこぽす」に指定できるサービスも提供する。

日本郵便がCtoCプラットフォームに提供するe発送サービスの取引全体フロー

e発送サービスの取引全体フロー 

拡大するCtoCのEC市場

経済産業省が4月に発表した2016年の「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」では、日本のネットリユース(CtoC)の市場規模調査も実施。「ネットオークションCtoC」「フリマアプリ」「BtoC EC」の市場規模は次のようになっている。

  • ネットオークション(CtoC)→ 3458億円
  • フリマアプリ → 3052億円
  • ネットショップ(BtoC EC)→ 約2300億円

また、経産省によると、2012年に誕生したフリマアプリの市場規模は2016年に3052億円規模に達し、今後も市場拡大が続くと予想している。

リユース市場におけるそれぞれの市場規模 経済産業省が4月24日に発表した2016年の「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」

リユース市場におけるそれぞれの市場規模

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

別々のURLからレスポンシブデザインに変更するならGoogleのMFI導入前に

8 years 5ヶ月 ago

モバイルサイトの構成において、「別々のURL」からレスポンシブ ウェブ デザイン への移行を計画しているなら、モバイル ファースト インデックスが導入される前に完了させることを、Google のジョン・ミューラー氏は推奨した。

- 別々のURLからレスポンシブデザインに変更するならGoogleのMFI導入前に -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

一休.com - Google アナリティクス 360 データを活用し AdWords を自動最適化、広告 ROAS を 17 % 改善

8 years 5ヶ月 ago

概要


旅行、レストラン予約などの「コト消費」をオンラインで行うユーザーは年々増加しており、そのニーズや行動は多様化しています。株式会社一休は、「こころに贅沢をさせよう」をモットーに、高級ホテル・旅館宿泊予約サイト「一休.com」、厳選レストラン予約サービス「一休.com レストラン」を中心とした「上質なサービス」の提供を続けてきました。昨年度も新たにハイクラスな別荘やヴィラの予約サイト「一休.com バケーションレンタル」をスタートするなど、そのサービス内容を充実しています。



本記事では、株式会社一休が Google アナリティクス 360 と AdWords の活用を一歩進め、Google アナリティクス 360 と AdWords を連携することで ROI を改善、同時にマーケティングの意思決定を迅速化した取り組みをご紹介します。



導入の背景と課題


サービス開始よりオンラインのサービスに特化してきた一休では、デジタル マーケティングにおいて、これまでも多くの先進的な取り組みを実施してきました。

広告においても自社で運用し、事業の成長を押し上げていく中で、次のステップとして「実際に投下した広告費が、どの程度売上げにつながっているのか」をより精緻に把握し、マーケティング費用対効果を可視化することが課題としてあがってきました。

しかし、その時点では、広告の費用対効果を検証する上で、AdWords で計測されているコンバージョン データと、社内で KPI としているアトリビューションを含めた「予約数」のトランザクション データに乖離があり、KPI に対する AdWords の貢献を正確に評価できていませんでした。

一方、Google アナリティクス 360 の導入により、アナリティクス 360 の目標(コンバージョン)と社内のトランザクション データは、97% と高いマッチ率を実現していました。精度の高いデータにより、日次で経営層にアナリティクス 360 のデータを報告し、データに基づいたマーケティングの意思決定を行う、というサイクルが確立できていました。(参照:一休.com - Google アナリティクス 360 と BigQuery を中心としたオンライン マーケティング プラットフォームの構築とその成果

現在は、Google アナリティクスのデータを、流入チャネル別の取扱高、訪問者数などの経営指標や部門指標として活用しています」 (デジタル マーケティング部 田中和沙 様)

そこで、この精度の高い Google アナリティクスのデータを AdWords でも活用することにより、正確な広告費用対効果を評価する試みが始まりました。
写真右より、株式会社一休 デジタルマーケティング部 部長 石之 雅章 様、同 田中 和沙 様、同 渡部 大輔 様
                  

すべての流入チャネルを Google アナリティクスで評価


通常、AdWords を含め、個々の広告ネットワークでは、広告側の視点でその広告ネットワークで配信された広告のみを経路として評価したコンバージョンを計測します。そこに他の広告ネットワークや自然検索は含まれません。Google アナリティクスを使用するメリットは、サイト側の視点に立ち、すべての流入チャネルのアトリビューションを考慮した、包括的なコンバージョンの評価ができるようになることです。

Google アナリティクスによって、AdWords と AdWords 以外も含むすべての広告ネットワーク、また、広告ネットワークだけでなくその他のマーケティング施策や自然流入も含めたすべてのチャネルのコンバージョン経路が可視化されます。その違いについてはヘルプ記事「アナリティクスと AdWords のコンバージョン指標の違い」もご参照ください。
 図 1:AdWords, Google アナリティクスのコンバージョンの違い
  株式会社一休では、これまでの分析から、AdWords だけの評価では社内指標との一致が難しいことが判明していたため、下記を目的として、広告の効果測定と最適化する取り組みが始まりました。
  • AdWords の費用対効果を社内のマーケティング評価指標と同等の数値で測ること
  • 広告の費用対効果をより高めること
取り組み内容 - Google アナリティクスの収益データによる AdWords の自動入札
Google アナリティクスと AdWords を利用している広告主は、それらを連携することで、Google アナリティクスで計測したコンバージョンを元にした AdWords の自動入札が簡単に可能になります。

今回の取り組みでは、AdWords の入札戦略のひとつである目標広告費用対効果 ( ROAS ) による自動入札を採用し、Google アナリティクスの e コマース計測機能で取得している「収益」をコンバージョン値として設定しました。 ROAS を自動入札の戦略として選ぶことで、広告にかかった費用に加え、ひとつひとつのコンバージョンの価値も機械学習の指標として扱い、より正しいコンバージョン評価に基づいた上限クリック単価の自動調整が行われます。

さらに Google アナリティクスで計測した「収益」をコンバージョン値としてインポートし機械学習することで、AdWords に加えすべての流入チャネルのアトリビューションを考慮した、精緻な入札単価の最適化が実現します。

株式会社一休ではすでに Google アナリティクスと AdWords のアカウント連携が実施されていたため、設定はわずか 2 つのステップで完了しました。

1.  AdWords に Google アナリティクスで計測している収益データをインポートする
2.  AdWords 管理画面上のコンバージョン トラッキング設定ページにて、      Google アナリティクスの収益データをコンバージョン値として設定する

詳しい設定方法については、以下のヘルプ記事をご参照ください。



その後の取り組みと ROAS の改善
Google アナリティクスののデータに基づいた自動入札の開始後、十分な学習時間が経過した約 2 週間後から、顕著な投資対効果の改善が見られるようになりました。

また、今回の取り組みにより、社内で意思決定の基準となる KPI と AdWords の広告評価が同等の値で評価できるようになったため、正確な数値に基づいた迅速な意思決定が可能になりました。

その後さらに、株式会社一休では、Google アナリティクスのデータを活用した AdWords 自動入札を一歩進め、広告の貢献度に応じて入札単価の最適化するデータドリブン アトリビューションを実施しました。また、マーケティング投資の利益に対する貢献が可視化できるようになったことから、動的検索広告を活用した広告配信強化も行うなど、新たな施策を積極的に実施できるようになりました。

こうした施策の結果、取り組み全体を通して、マーケティング投資に対する利益率が 17 % アップという結果を得ることができました。(下図参照)。

図 2:今回の取り組み前後での利益(ROAS)変化
 
導入前: 1 月23 日 - 2 月 12 日, 2017年
導入前: 2 月27 日 - 3 月 19 日, 2017年

データドリブン アトリビューション、動的検索広告を含めた取り組みについては、 Think with Google で公開されるています。ぜひこちらもご覧ください。


Posted by
Google アナリティクス 360 スイート アカウント マネージャー 小澤真由子,
Google アナリティクス 360 スイート メジャメント ソリューション コンサルタント 中島弘樹



noreply@blogger.com (Mayuko Ozawa)

EC売上500億円をめざすTSIグループのネット通販戦略とは? | 通販新聞ダイジェスト

8 years 5ヶ月 ago

TSIホールディングス傘下のTSIECストラテジーは、グループEC戦略のけん引役としてブランド単位のオムニチャネルサイト(O2Oサイト)に磨きをかけるとともに、ネイティブアプリ化や海外ECモールとの基幹連携でグループのEC拡大に貢献していく。

TSIグループは2022年2月期までの5カ年計画で、EC売上高を17年2月期実績のほぼ倍となる500億円を目標とし、EC化率も前期の16%から25%を目指している。

現状、グループのECは順調に成長しており、前期のEC売上高は前年比29・4%増の255億円に拡大。商品の店頭受け取りや取り寄せ(試着予約)などもできるO2Oサイトが16年2月期までにほぼ出そろい、前期は年間を通じてO2O施策が機能した。EC化率の低いブランドが軒並み10%を超えるなど、底上げにつながったことで、「ブランドスタッフの意識が実店舗からECにマインドチェンジした“元年”となった」(柏木又浩社長)としている。

TSIの場合、グループ内にEC化率が40%を超えるナノ・ユニバースや、30%に近いアルページュといった指標があることも奏功。ECではブランドや商品の情報をウェブ上でいかに伝えるかが大切だが、ナノ・ユニバースでは商品分類ごとに掲載すべき情報やビジュアルのあり方を独自の視点で持つため、これらをテンプレート化してグループ内で使えるメリットがあるという。

前期後半からはスマホファーストに着手しており、今年2~4月にかけて約20ブランドでスマホアプリを開始した。アプリはメンバーズカードの機能を搭載しており、各ブランドの店舗ごとに競いながらアプリへの切り替えを推進中だ。

TSIグループでは実店舗とECの併用客はひとつの販売チャネルしか使わない顧客と比べて購入金額が3~4倍になることから、併用客を増やすためにもアプリの役割は大きいとする。

EC売上500億円をめざすTSIグループのネット通販戦略とは?
実店舗とECの併用客の顧客単価は高く、併用客を増やすためにもアプリの役割は大きいという

1to1対応強化

今期は“イミディエイト”と“パーソナライズ”“オーセンティック”の3つをキーワードにECを強化する。イミディエイトは“速さ”を意味し、すべてにおいて速度を重視する。モバイル化時代は決済までのスピードが大事で、導入を進めるアプリも決済までアプリ内で完結するネイティブアプリ化を推進し、今秋をメドに主要ブランドから切り替える。

“パーソナライズ”では前期からマーケティングオートメーションツールをテスト導入。通常はカゴ落ちやブラウザ落ちした来訪者に対し、リターゲティングメールを配信して再訪問を促すが、今期はこれをアプリで実行する。例えば、アプリをダウンロードしたものの起動していないユーザーに自動でプッシュ通知を送る。この場合、ツールをアプリに埋め込む技術が必要だが、プッシュ通知はメールよりも約4倍開封率が高まると言われていることから、ネイティブアプリ化に合わせて対応し、アプリでの売り上げ拡大につなげる。

“オーセンティック”は本物、信頼性を意味する言葉で、商品レビューなど消費者の求めるコンテンツを充実させる。前期は米ベンチャーの画像プラットフォーム「オラピック」をテストした。同ツールを使えばインスタグラムに投稿した画像を自社ECにも表示でき、人気ブランドの「フリーズマート」では店舗スタッフのコーデ画像をすべて商品詳細ページに組み込むことで成約率が改善したのに加え、顧客からの問い合わせや評価が増えたという。

「フリーズマート」では今期、サイト下部に掲載するインスタ画像の中に顧客が撮影した写真も入れていく。実店舗で商品を試着した写真を投稿するとポイント付与などの特典を設けることで、常に新しい写真がアップされるようにする。

また、消費者が安心してECを利用できるようにグーグル認定ショップの取得を進めており、グループO2Oサイトの7割程度が取得済みだ。

基幹連携も強化

EC売上高の約60%を占めると見られる他社ECモールとは在庫とデータの基幹連携を徹底強化。前々期に5サイト、前期は9サイトとつなぎ込みを行い、合計14サイトとの連携が完了し、今期は海外モールも含めて基幹連携先を広げる。

海外は、中国の主要売り場を「タオバオ」と「Tモール国際」に絞る。「タオバオ」は卸サイトのため、バイヤーにウェブ上で卸す仕組みを作った。「Tモール国際」ではアウトレット品を活用してテスト販売を行ってきたが、今期は定価の商材を中心に展開することにしており、すでに基幹連携も完了している。上期は「Tモール国際」に出店中の「ジルスチュアート」と「ジルバイジルスチュアート」の2ブランドで再テストを行い、その結果を受けて下期から展開ブランドを増やす。

ただ、現状は越境ECに取り組むが、TSIグループは中国で生産している商品も多いため、最終的にはローカルの「Tモール」での販売に切り替えていきたい考え。

通販新聞

カゴメ、トマトケチャップなどの中国向け越境ECを開始。インアゴーラと協業で

8 years 5ヶ月 ago

カゴメは6月22日、トマトケチャップなどの中国向け越境ECを開始する。日本製品に特化した中国のショッピングプラットフォーム「豌豆公(ワンドウ)」を利用する。

これまで一部飲料製品を越境ECで中国向けに販売してきたが、トマトケチャップなど食品の越境ECは初めて。

「ワンドウ」を通じて販売するのは、カゴメトマトジュース、野菜生活100、野菜生活100ジュレ、トマトケチャップ、カゴメ醸熟ソースの5品目。メインターゲットは20~30代の健康意識が高い女性。

今後、取扱商品数を増やすほか、ライブ配信などのプロモーション手法を活用して販売促進に取り組む。

「ワンドウ」を運営しているのは中国ECベンチャーのInagora(インアゴーラ)。カゴメの越境ECに関する物流や決済などはインアゴーラが代行する。

カゴメは「ワンドウ」を活用して中国向け越境EC、中国ECベンチャーのInagora(インアゴーラ)のサービスを活用

Inagoraが提供する「ワンドウ」を活用する

「ワンドウ」は初期費用や月額固定費が無料のECプラットフォーム。アプリ上に商品を陳列するだけではなく、ブランドや商品の詳細情報や、商品の使い方などを動画や記事コンテンツとして提供することも可能。

アプリ内のSNS機能などを通じてユーザーとコミュニケーションを図ったり、情報拡散を促進したりすることもできる。2015年8月にスタートし、2017年3月時点で取扱品目は約2万7500商品。

日本の大手食品メーカーでは、6月1日に味の素も「ワンドウ」を通じて中国向け越境ECに参入している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント

8 years 5ヶ月 ago

LINEが始めた自社ECサイトへの集客を支援するポイントサービス「LINEショッピング」を、2月からテスト運用していた千趣会(運用サイトはベルメゾンネット)。3か月強の運用成果を踏まえ、「LINEショッピング」の活用方法などを聞いてみた。

予想以上の売上貢献

それはすごい効果でした。驚いたのがLINEショッピング経由の売り上げ規模の大きさです。テスト段階であるのにびっくりするぐらいの受注額だったんです。LINEのパワーを、身をもって体感しました。

こう語るのは、「ベルメゾンネット」のアフィリエイトなどを担当する千趣会・EC販売推進部EC販促チームの服部愛さん。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント① 千趣会・「LINEショッピング」の運用担当の服部愛さん
「LINEショッピング」の運用担当の服部愛さん

アフィリエイト集客の一環として「LINEショッピング」を2017年2月から始めた千趣会では、想定外の反響があったという。

「ベルメゾンネット」では大手ポイントサイトや大手クレジットカード系といったアフィリエイトサイトを集客に活用しているが、テスト運用期間中にこうしたアフィリエイト経由の売上高に占めるLINEショッピングの割合が、わずか3か月以内に「1~2位の規模」(服部さん)になったという。

スタート当初、LINEショッピング経由で買い物したユーザーに購入金額の10%分のポイントを還元するキャンペーンを実施。あらかじめLINE用に確保しておいた販促予算を「3日間で達成してしまった。試算があてにならないくらいの集客力でした」(同)。

その後、他の販促媒体に投下する予定だった予算を調整し、1か月目は10%キャンペーンを継続。2か月目以降は5%還元でテストを続けた。「ポイント付与率によって売り上げには若干影響はありましたが、同じポイント還元率では間延びしてしまう。強弱をつけることを重視しました」(同)。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント② 「LINEショッピング」内のベルメゾンネット
6月15日の「LINEショッピング」ローンチ直後の時点で「ベルメゾンネット」は人気ショップ上位に

他媒体と比べて高い新規獲得率

新規率で見た場合は想定よりも低かったものの、人数ベースでは新規ユーザーは大きな数になっています。新規ユーザーの獲得率は、他のポイントサイトと比べて4~5ポイント高いです。

「LINEショッピング」は新規獲得に役立つという感触を得た服部さん。新規獲得のほか、さまざまな成果があったという。

「ベルメゾンネット」の主要顧客層は30~50歳代女性。「LINEショッピング」経由で買い物するユーザー層は「20代後半から30歳代が最も多いと思っていた」(同)のだが、ふたを開けてみると予想とは異なった。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント③ LINEユーザー属性(性別と年齢)
LINEユーザー属性(性別と年齢)
画像はLINEの2017年4月-2017年9月媒体資料からキャプチャ。※1の出典元:マクロミル社・インターネット調査(2017年1月) ※2の出典元:ニールセン デジタル(2016年12月)

最も多かったのが「ベルメゾンネット」の主要顧客層である30~40歳代女性。「50歳代の買い物利用も多かったのが驚きでした」。服部さんはこう振り返る。

LINEユーザーのリピート率はどうか。テスト運用を始めてから3か月強のため、まだ30日後のリピート率しか計測できていないものの、「他のアフィリエイト媒体と比べて2ポイントほど高い」(同)という分析結果が出ている。

ポイント系媒体からの顧客単価は全体的に下がるものの、「LINEショッピング」経由の平均顧客単価は1万円を超えているという。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント④
テスト運用時(6月13日時点)は4%ポイント付与率で展開

公式アカウントを運用している場合

LINEの公式アカウントを運用している場合、ユーザーが重複してしまう可能性がある。服部さんによると、千趣会では「ユーザーの重複はそれほどない」という。

「LINEショッピング」には、公式アカウントへの誘導(友だちになる機能)できる機能を搭載。「LINEショッピング」を利用するユーザーを公式アカウントユーザーに育てることも可能。

服部さんによると、「LINEショッピングを使うユーザーはある程度ITリテラシーが高い人。一方、公式アカウントはスタンプをきっかけに友だち登録される方や、もともとベルメゾンのファンだったユーザーが多い」と分析。

公式アカウントは、同じ部署に所属する別担当者が運用を行っているため連携しやすい環境にある。服部さんは「公式アカウントとLINEショッピングをうまく活用し、LINE経由の流通額を伸ばしていきたい」と説明する。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント⑤ 千趣会の「ベルメゾン」の公式アカウント
「ベルメゾン」の公式アカウント。投稿は毎週金曜日に行っている

LINEショッピングを始めた理由

千趣会が抱えていた課題は、新たな集客媒体の開拓。「アフィリエイト媒体として、大きな流通額を生み出してくれそうなWebサイトなどとの取り組みがあまりできていなかった」(同)。

「LINEショッピング」は、アプリという新たな市場であること。そして、休眠会員の掘り起こしを狙って取り組むことを決めました。

アフィリエイトを活用した通常の報酬は2%、ポイント媒体は通常1%と設定している千趣会。今回はテストマーケティングという位置付けで、最大10%還元という大胆なポイントキャンペーンを行った。

通常のアフィリエイト施策とは異なり、報酬のパーセンテージが大きい。社内調整で壁にぶち当たったのではないかと想像できるが、比較的スムーズに企画は通ったようだ。

投資対効果を懸念する声も一部あがりましたが、新しい市場は積極的に攻めていこうという方針があったので、社内調整は大変ではなかったですね。永久的に10%を継続していくことは難しいので、ポイント還元率は強弱をつけていくといった運用方法にするなどして、「LINEショッピング」の本格運用に参加しています。

社内で承認が下りた後、シミュレーションを綿密に立てたものの、上述したように1か月の予算は、わずか3日間で消化することに。「LINEのパワーに直面したことで、シミュレーションの立てにくさを実感した。予算設計は大変でしたね」。こう服部さんは振り返った。

こうした経緯を経て、本格的に「LINEショッピング」をECの販促として活用することを決めた千趣会。6月12日には「LINEポイント」を「ベルメゾン・ポイント」に交換できる仕組みを導入した。

千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント⑥ ベルメゾンが運営する「ベルメゾン・ポイントパーク」
ベルメゾンが運営する「ベルメゾン・ポイントパーク」で、「LINEショッピング」を「ベルメゾン・ポイント」に交換できるようにした

「ベルメゾンネット」で買い物をした「LINEショッピング」経由ユーザーに対して、リピートしやすい環境を整備。リピート購入を促進する。

「LINEショッピング」は始まったばかり。これから始めたい、力を入れていきたいというEC事業者に対し、服部さんは次のようにアドバイスする。

  • 報酬額予算は、数百万円~1000万円単位まで広く見ておいた方がいい
  • 「LINEショッピング」では、ECサイトで打ち出したいキャンペーン内容を反映していった方がいい
  • 想定した以上にコールセンターの問い合わせが増えると予想される(ポイント付与のタイミング、きちんとポイントは付与されるのか? といった内容が多いという)。顧客対応の調整が必要
  • 閑散期の集客などキャンペーンを含めて戦略的な活用が必要
千趣会も驚いたLINEの集客効果とは? 担当者が語る「LINEショッピング」活用ポイント⑦
服部さんは自身の経験を踏まえ、「LINEショッピング」活用4つのポイントを教えてくれた

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

瀧川 正実

共働きのパパとママは「電車で通販サイト利用」が3割超え

8 years 5ヶ月 ago

共働きで子育て中の消費者は、電車の中で通販サイトを利用する割合が3割を超えている。

ジェイアール東日本企画がこのほど実施した共働き世帯のライフスタイルに関する調査から、電車内でのネット通販の利用実態が明らかになった。

過去1週間以内に電車内でネット通販を利用した割合で、フルタイムで働いている子育て中の女性は「購入した」が15.1%。「閲覧はしたが購入はしていない」を含めると45.3%が通販サイトを利用していた。

一方、専業主婦は「購入した」が3.2%、「閲覧はしたが購入はしていない」を含めても24.7%にとどまっており、フルタイムの女性との差が大きい。

子育て中の男性は、「妻がフルタイム勤務」の場合、過去1週間以内に電車内でネット通販を利用した割合は「購入した」が10.7%、「閲覧はしたが購入はしていない」を含めると35.7%だった。

男性の場合も、共働き世帯の方が電車内で通販サイトを利用する比率が高い。

共働きのパパとママは「電車で通販サイト利用」が3割超え、ジェイアール東日本企画の調査

1週間以内の「電車内でのインターネットショッピング」利用率(%)

電車内でのネット通販でよく購入する商品は、共働き世帯の男女がともに「自分の洋服・ファッション雑貨」と「日用品・生活用品」が同列1位。ジェイアール東日本企画は次のように分析する。

「フルタイムママだけでなく「妻がフルタイム勤務のパパ」も家族時間を優先する生活の中で、買い物については効率化を意識し、電車での移動中の時間を有効活用している様子が伺えます。

また、子育て中で「妻がフルタイム勤務」の男性は、家事の実施率が高く、「日々の食料品や日用品の買い出し」の実施率は56.3%。「妻が専業主婦」の男性と比べて29.5ポイント高い。

その傾向は25歳~39歳で顕著に現れた。ジェイアール東日本企画は、共働き世帯の男性は自主的にブランド決定を行い、商品を購入している傾向が示されたと指摘している。

共働きのパパとママは「電車で通販サイト利用」が3割超え、ジェイアール東日本企画の調査

日々の食料品や日用品の買い出しについて

調査概要

  • 調査方法:インターネットアンケート調査 
  • 調査対象・設計調査数:25~49歳の既婚男女で「末子9歳以下(小学校3年生以下)の同居のお子様」がいる人・夫婦同居している世帯であること(夫単身赴任等の世帯は対象外)・夫婦の親と同居世帯は対象外
  • 調査日:2017年2月10日(金)~19日(日)
  • 有効分析数:1710サンプル
  • 調査対象地域:東京駅を中心として半径40km圏内の一都三県の市区町村が対象

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

すべての非HTTPSページにシークレットモードで警告表示、開発版ChromeにGoogleが実装

8 years 5ヶ月 ago

Google は、シークレットモードでアクセスするすべての 非 HTTPS(通常のHTTP) ページに対して警告を表示する計画だ。今年の10月にリリースする Chrome 62 からの実装を予定している。この仕様が開発版 Chrome の Canary に一足早く実装された。

- すべての非HTTPSページにシークレットモードで警告表示、開発版ChromeにGoogleが実装 -

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Kenichi Suzuki

2017/4広告業売上、全体では前年同月比2.3%増、マス4媒体は0.5%減、ネット広告は同10.5%増

8 years 5ヶ月 ago
2017/6/15の経済産業省の特定サービス産業動態統計調査から。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/result_1.html

全体では前年同月比で2.3%増。テレビは1.3%増、新聞は5.5%減、雑誌は10.6%減。紙媒体はまだ反転せずインターネット広告は10.5%増。


noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

「SEOのために必要なページの文字数」知りたい人、集まれ~!!【海外&国内SEO情報ウォッチ】

8 years 5ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『「SEOのために必要なページの文字数」知りたい人、集まれ~!!』、『グーグルがMFIでレスポンシブ ウェブ デザイン激推し?』、『インデックス状況を調査するよりももっと大切なこととは?』など10記事+2記事。

- 「SEOのために必要なページの文字数」知りたい人、集まれ~!!【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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Kenichi Suzuki

7/14札幌開催。EC歴22年エーデルワイスファームが語るストーリーで売る秘訣&グーグル担当者が語る検索のトレンドと本質など全5講演

8 years 5ヶ月 ago
本イベントのお申込受付は終了いたしました。
多数のお申込ありがとうございました。
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ネットショップ担当者フォーラム2017 in 札幌/Web担当者Forumミーティング2017 in 札幌

ネットショップ担当者フォーラム2017 in 札幌/Web担当者Forumミーティング2017 in 札幌

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7月14日(金)4回目の開催となる「ネットショップ担当者フォーラム2017 in 札幌/Web担当者Forumミーティング2017 in 札幌」を開催いたします。

オープニング基調講演
今、ネットショップ担当者&Web担当者が意識すべき検索のトレンドと本質
講師
グーグル合同会社
サーチ クオリティ チーム
シニア サーチ エヴァンジェリスト
金谷 武明
Google
クロージング基調講演
“モノ”を売っても売れません。 EC歴22年のベテラン経営者が語る「ストーリーで売る」秘訣
講師
株式会社エーデルワイスファーム
代表取締役社長
野崎 創
株式会社エーデルワイスファーム

オープニング基調講演はグーグルの金谷氏が「今、ネットショップ担当者&Web担当者が意識すべき検索のトレンドと本質」を クロージングの基調講演では、ECの先駆者となるエーデルワイスファームの野崎社長が 「“モノ”を売っても売れません。 EC歴22年のベテラン経営者が語る「ストーリーで売る」秘訣」と題して登壇。

そのほかにも、「Wowma」を運営するKDDIコマースフォーワード、EC/通販システム手がけて30年1000店舗の実績を誇るスクロール360、新しい決済の世界を届ける「Amazon Pay」の導入事例、最新情報など盛りだくさんの内容でお届けする1Dayセミナです。

ネット通販に関わる全ての方にお役立ちの情報満載です。 あなたも、お知り合いをお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

ご来場プレゼント

ご来場いただいた方に1人1冊プレゼント!
※アンケートとお引き替えにお渡します。

「ヨドバシ.com大躍進の舞台裏」

  • 発行:インプレス
  • 発売:2016年10月31日
  • 定価:本体1,800円+税
「ヨドバシ.com大躍進の舞台裏」

開催概要

イベント名
ネットショップ担当者フォーラム2017 in 札幌/
Web担当者Forumミーティング2017 in 札幌
日時
2017年7月14日(金)12:40~16:40(受付開始12:10)
場所
札幌市中央区北4条西4丁目読売北海道ビル3F(地図
交通アクセス
JR札幌駅より徒歩5分
地下鉄さっぽろ駅より徒歩3分
参加費
無料(事前登録制制)
主催
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム
協賛企業
  • アマゾンジャパン合同会社
  • KDDIコマースフォワード株式会社
  • 株式会社スクロール360
特別協力(予定含む)
  • 一般社団法人ウェブ解析士協会
  • 一般社団法人通販エキスパート協会
  • 一般財団法人ネットショップ能力認定機構
定員
90人
このページのURL https://netshop.impress.co.jp/event/201707sapporo
お問い合わせ
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

12:40~13:20
オープニング基調講演
今、ネットショップ担当者&Web担当者が意識すべき検索のトレンドと本質
講師
グーグル合同会社
サーチ クオリティ チーム
シニア サーチ エヴァンジェリスト
金谷 武明
金谷 武明
セッション概要

モバイル フレンドリー、モバイル ファースト インデックス、AMP、などなど、Google 検索、特にモバイル検索の変化を感じている方も多いのではないでしょうか。モバイルユーザーとデスクトップユーザーの傾向はどんどん変わりつつあります。

しかし Google 検索の本質は変わらず、“ユーザーに検索クエリと関連性の高い、有益な情報をお届けすること”です。そこで、そのモバイルの流れにネットショップ担当者、Web担当者のみなさんがどのように対応すべきか、そのヒントとなるような話をしたいと思います。

プロフィール

ソニー・コンピュータエンタテインメントのウェブディレクターとして EC サイトの制作やサイトのプロモーションなどを担当。2007年よりグーグル株式会社勤務。中小企業を対象としたオンライン広告のコンサルティングを経て、Google 検索のエヴァンジェリストとしてGoogle 検索と相性の良いサイトの作成方法などの情報発信に携わる。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、 その他

普段 Google 検索を担当していない方が、最新の Google 検索に関するモバイルのトレンドを理解するのに最適です。

参加対象者
  • - 検索担当者だけでなく、Web デザイナーやマーケティング担当者や管理者など、サイトの運営に関わる全ての方
  • - 検索の最適化って結局良いコンテンツを作ればいいんでしょ?という段階で止まっている方

Google 検索の大きなトレンドやその対応方法などを解説します。ランキングを上げる裏技のようなトピックは扱いません。

受講するメリット

モバイル化の流れの中で今できることを理解し、始めることができる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

モバイルフレンドリー、AMP、モバイルファーストインデックスといった、Google の最新の動きについていけてないかも。

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13:25~14:05
講演
Coming Soon
講師
KDDIコマースフォワード株式会社
MD営業部
部長
後藤 圭助
○○ ○○
セッション概要

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プロフィール

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内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、 その他

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参加対象者
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受講するメリット

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こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

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講演
(仮)EC運営システム導入時のポイント
講師
株式会社スクロール360
システム戦略室 室長
丹羽 均
丹羽 均
セッション概要

EC運営用システムを導入する際のポイントについてご説明します。特に、EC事業の拡大を想定してシステム選定する場合のポイントについてご説明させて頂きます。

  • ・データを一元で管理する事のメリット
  • ・カスタマイズ対応の可否によるベンダー選定
  • ・システム切り替え時の業務負荷

等に関して事例を交えてお話させて頂きます。

プロフィール

1985年スクロール(旧社名ムトウ)に入社。2年目よりスクロール360(旧社名ミック)にて、通販システムの開発・営業に携わり全国300社以上のシステム導入に関与。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、 その他

参加対象者

EC運営責任者、運営担当者の方

受講するメリット

一元管理システム導入時のポイントが判ります

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

EC運営のバックオフィス業務の効率化、顧客サービスの向上

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15:05~15:45
講演
Amazon Payが提供する新しい決済の世界~コンバージョン率UPから定期販売・オムニチャネル対応まで~
講師
アマゾンジャパン合同会社
Amazon Pay事業本部
事業本部長
井野川 拓也
井野川 拓也
セッション概要

「Amazon Pay」はAmazon以外のEコマースサイトでもお客様がAmazonアカウントで簡単にログインし、お支払いできるサービス。定期販売やモバイルアプリでの決済にも対応し、導入ECサイトでは新規会員獲得やコンバージョン率の改善、不正利用対策などにその効果が表れています。本講演では「Amazon Pay」の導入メリットをご説明し、最新の導入事例、オムニチャネルへの対応例もご紹介します。

プロフィール

2010年1月より2015年10月まで
アマゾンジャパン セラーサービス事業本部 事業開発部 部長として、セラービジネスの事業企画、マーケティング、出品事業者向けの広告事業、事業者向けのID決済ビジネス、などを担当。
2015年11月よりAmazon Pay事業の日本に於ける責任者となり、現在に至る。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、 その他

参加対象者
  • ECサイト運営責任者、運営担当者
受講するメリット

最新の決済サービスに関する情報が得られる

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

新規顧客獲得、コンバージョン率向上

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15:50~16:40
クロージング基調講演
“モノ”を売っても売れません。 EC歴22年のベテラン経営者が語る「ストーリーで売る」秘訣
講師
株式会社エーデルワイスファーム
代表取締役社長
野崎 創
野崎 創
セッション概要

ECサイトを運営している皆さん、IT技術の進化にともない、ネット広告やEC支援ツールの活用などに目を向き過ぎていませんか? 売り上げを意識するあまり、“数をさばく”ことに集中していませんか?

私が積み重ねてきた22年間のECサイト運営で強く感じたことはバランス経営です。

たとえば、多くのECサイトでは、自社のこと、自社製品のブランドストーリーをきちんと伝えることをおろそかにしているケースが目立っています。それだけでは、厳しくなる競争環境で生き残っていくことは難しくなるかもしれません。

今回のセミナーでは、多くの事業者が抱える課題を解決するヒント、売れるECサイトを作るためのヒントなどをお伝えします。

プロフィール

1994年にネット通販をスタートし、1999年にはEC事業の黒字化に成功。2003年にはリアルの展開が今後の成長に必要と判断し、店舗運営をスタートしました。「農業と観光を楽しめる地域づくり」を目指して、事業を展開しています。

1994年 日本初のネットモール事業に参画。日本で初めてネットでモノを売る会社として、NHKから取材。

1997年 逸品コム初期メンバー。

2015年 「北海道老舗づくりの会」会長。

毎週木曜ローカルFM TxTRadioドラマシティ「Connect」という番組を、Zip!、アナザースカイなどの構成作家 塩沢航のもと、MCとして活動中。

現在、本格的なアグリツーリズモ事業立上げへ向け、自治体と連携強化中

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、 その他

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  • amazon pay
  • KDDIコマースフォワード(WOWMA)
  • スクロール360
高嶋 巌

LINEのECサービス「LINEショッピング」は自社サイトの集客UPに役立つ? 出店方法は?

8 years 5ヶ月 ago

LINEが6月15日にスタートした「LINEショッピング」。ポイントサイトという位置付け、「LINEショッピング」経由の通販サイトで買い物した消費者にLINEポイントを付与するのが大きな特徴。自社ECサイトを運営するネット通販実施企業の集客を支援する。

6800万人超が利用する「LINE」はECサイトの新たな集客手段となるのか。「LINEショッピング」の仕組み、テスト期間における利用企業の成果、参加方法などを解説する。

「LINEショッピング」とは

「LINEショッピング」はLINEが提供するポイントサイトで、消費者は「LINEショッピング」掲載のECサイト経由で買い物をすると購入金額に応じて1~20%の「LINEポイント」を得ることができる仕組みだ。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?①
「LINEショッピング」のトップ画面

「LINEポイント」は、LINEの電子マネー「LINE Pay」を通じて現金化できたり、Amazonギフト券・nanacoポイント・JALマイレージなどへの交換、LINEスタンプ・LINEゲーム・LINEミュージックなどで利用できるポイントサービス。

LINEユーザーが「LINEショッピング」を利用する最大のメリットは、「LINEポイント」をためることができる点にある。

LINEは、「LINEポイント」を付与するためのサービスとしてショッピング機能を追加。「LINEポイント」をためることができる場を広げ、ポイントの流通額を増やしていく狙いがある。

「LINE」と言えばアプリというイメージが強いが、「LINEショッピング」はWebサービスとしても提供する。LINE自らが行うリスティング広告、SEO対策などで集客。アプリでは、モアタブ(「…」その他の個所)をタップした後にさまざまなサービスを案内するコーナーにてLINEユーザーを集める。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?② 2ステップで「LINEショッピング」へ誘導する
「LINEショッピング」への導線(2ステップで「LINEショッピング」へ誘導する)

企業の公式アカウントとの連携も可能。参加企業は専用の詳細ページを作成する際、そのショップ詳細ページに「友だち追加」というボタンを設置できる。これをクリックすると、ユーザーは企業の公式アカウントを「友だち」追加することができる。

企業のLINE運用方針によるが、公式アカウントで「LINEショッピング」のPRを行っていくという方法もある。LINEショッピングで新規ユーザーを獲得し、LINEアカウントでリテンションさせることも可能になる。

なお、スタート当初は115社が参加。大手モール系として「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」、千趣会、ディノス・セシール、ディーエイチシー、丸井、QVCジャパン、ユナイテッド・アローズ、オンワードなど大手ECサイトなどが参加している。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?③ 大手モール系として「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」、千趣会、ディノス・セシール、ディー・エイチ・シー、丸井、QVCジャパン、ユナイテッド・アローズ、オンワードなど大手ECサイトなどが参加
スタート時、アパレル企業を集めた特集を実施。対象のアパレル企業で商品を購入すると、購入金額の15%にあたるポイントを得ることができる

「LINEショッピング」の集客効果、新規獲得にも成果

「LINEショッピング」は2016年12月から、6月15日のローンチに向けてテスト運用を続けてきた。ポイントをためたり使ったりする場所を掲載するメディア「LINEポイント」内に、「LINEショッピング」のコーナーを作り、数か月間テスト運用を実施した。

大手モール、千趣会(ベルメゾンネット)TISホールディングス([.st])、ディノス・セシール(ディノスオンラインショップ、セシールオンラインショップ、アスクル(LOHACO)など有名サイトが参加した。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?④ テスト運用時のショッピング画面
テスト運用時のショッピング画面(6月13日時点)

ただ、モアタブ(「…」その他の個所)をタップした後にさまざまなサービスを案内するコーナーに掲載されている「LINEポイント」の階層下にあったため、一般的には目に付きにくい。だが、「(集客効果は)出店企業からは想定よりもよかったという評価をいただき、15日のサービスロンチ後の広告予算を追加で申請いただいている企業が多いです」(LINEのECサービスチーム・大枝千鶴さん)。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?⑤ テスト段階での「LINEショッピング」への導線
テスト段階での「LINEショッピング」への導線(3ステップを踏む必要があった)

数値分析によると、参加企業のECサイトへ消費者を送客した後の商品購入率は平均22.8%を記録したという(2017年5月時点)。

「LINEショッピング」から購入に至ったユーザーの新規購入者の割合は、企業規模などによって異なるが、平均して20%~30%ある大手アパレル企業では38%という高い数値を叩き出した。

各社のアフィリエイト経由売上に対する「LINEショッピング」経由の割合は、短期間で平均20~30%(テスト参加店舗の平均値)を占めるほどの成果をあげているという。

「LINEショッピング」テスト期間で特に効果が高かったのがアパレルジャンル。オープニング特集ではアパレル企業で利用すると15%のポイントバックを行うキャンペーンを展開する。

ポイントサイトの一般的なポイント還元率は「2~5%くらい」(同)のため、高いポイント還元率がLINEユーザーの利用増加につながっているようだ。

「LINEショッピング」への参加方法、条件とは?

6月15日のオープン後、「LINEショッピング」に参加したい店舗からの申し込みを受け付ける専用ページをオープンした。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?⑥ 出店に関する専用ページ
出店に関する専用ページ。赤枠内の文字をクリックすると申込方法が記載されている。出店ページはこちらをクリック

自社ECサイトへのトラフィックを増やすという目的があるため、基本的には自社ECサイトを運営していることが求められるという。

「LINEショッピング」の専用ページで申し込みを受け付けた後は審査を実施。その後、出店方法などの案内をLINEから連絡する。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?⑦ LINEショッピングの営業担当の大枝さん
「実はいま、営業は1人なんです。私と一緒にLINEショッピングの営業をしてくれる人を募集しています」と話す営業担当の大枝千鶴さん

「LINEショッピング」のコンセプトは「商品に出会える場を作ること」(同)。出店者が登録できる商品数は制限なし。商品DBを統一する方針で、JANコードでの登録を推奨する。JANコード有りの商品は「LINEショッピング」内の上位表示を優先するなどの措置を設ける。

共通フォーマットへ統一することにより、ユーザーはカテゴリやキーワードをもとにECサイトを横断して商品を検索することができるようになる。また、出店者によるポイントバック料率や販売価格の比較など、多様化するユーザーの検索方法に対応する。

将来的には「LINEショッピング」はWebだけではなく、次のような構想も視野に入れている。

  • リアル店舗の商品情報の表示
  • 位置情報を使ったリアル店舗への送客
  • リアル店舗の購買促進、購入金額に応じたポイントバック

などO2Oの店舗誘導から決済促進まで年内にテストを開始。将来的にはリアルとWebの垣根を超えるショッピング媒体をめざすという。

LINEの新ECサービス「LINEショッピング」は自社ECサイトの集客UPに役立つのか?⑧ データ連係のイメージ
データ連係のイメージ

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

瀧川 正実

Instagramのフォロワーを増やしたい場合に押さえておくべきポイント | いつも.のECコンサルタントが明かす、売り上げアップにつながるEC最新情報

8 years 5ヶ月 ago
Instagramのフォロワーを増やす場合に押さえておくべきポイント

Instagram(インスタグラム)でフォロワーを集める際に知っておきたい、効果的なインスタグラム運用のポイントを紹介しましょう。

インスタグラムは昨年6月にフィードに表示されるアルゴリズムが変更になりました。それまで投稿時間順に並んでいたものが変更され、ユーザーごとに興味を持つ「見たい記事」が上位表示されるようになっています。

これは、閲覧するユーザーと投稿者との関係や投稿のタイムリーさなどを考慮するアルゴリズムで、ユーザーがコンテンツを気に入る可能性の高いものが上位に上がりやすくなっているのです。

このアルゴリズムでは、親密度×重み×経過時間が大きく影響しています。

親密度は特に重要で、利用者と投稿者の関係性が数値化されており、「いいね!」やコメント、メッセージのやり取りが頻繁に交わされている場合、より親密度が高いと判断されます。
さらに、重みでは特定の投稿自体に多くの「いいね!」やコメント数があると重要であると判断され、投稿から経過時間の少ないものがより上位表示されるようになっています。

経過時間のスコアを高めるためには、投稿数を増やすということで対応できますが、重みのスコアを高めるためには人気投稿を作り出さなければならないのでハードルがやや高くなってしまいます。

そのため、親密度スコアを高めることがフィードで上位表示されるための近道だと言えます。

親密度の高いユーザーを得るためには、これまでの記事に「いいね!」やコメントしてくれた人を自らフォローしたり、自社のアカウントにマッチした親和性の高い他社などのアカウントをフォローしているユーザーをフォローして、それぞれフォローバックを待つ方が高い効果が期待できます。

フォロワーを有料で集める場合、月額制のものや定額制のものなど自動でフォロワーを増やしていくものもいろいろありますが、指定のアカウントをフォローしている人を1日の件数上限を設定してフォローしていくツールもあるため、上手く活用することでポイントを絞って効果的にフォロワーを増やしていくことが可能となります。企業アカウントをフォローしている人は特に効果が高い傾向にあるため、興味が近いアカウントを見つけてフォローしていくと高い効果が期待できるでしょう。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
インスタグラムで集めるべきフォロワーは数ではなく質!(2017/06/13)

株式会社いつも.

SNSのクチコミを見て商品を買う消費者の割合は? 10代後半女性は約4割

8 years 5ヶ月 ago

10歳代後半から20歳代の消費者の約3割は、友達がSNSにアップ・シェアした情報を見て、その商品を購入したりサービスを利用したりした経験を持つ――。

消費者庁が6月9日に公表した「平成29年版 消費者白書」から、SNS上のクチコミが消費行動に与える影響が明らかになった。

「SNSで情報を見たことがきっかけで商品購入・サービス利用をした」経験に関する質問では、「友達がアップやシェアをした情報」を見て購入した経験を持つ割合は、15~29歳の年代では約30%を占めた。特に10代後半の女性は約37%と他の年代より高い。

年齢が上がるにつれて友人の投稿やシェアがきっかけで商品購入・サービス利用をしたことがある消費者の割合は低くなる。30~40代は約20%、50代は約15%、60代は約10%、70代以上は約5%。

「芸能人や有名人がアップやシェアをした情報」を見て商品の購入やサービスの利用をしたことがある消費者の割合は、15~29歳で約20%。こちらも年代が上がるにつれて割合は低下している。

「お店やメーカーの公式アカウントがアップやシェアをした情報」を見て商品の購入などを行ったことがある消費者の割合は、15~29歳で約20~35%を占めた。

SNSで見た情報がきっかけで商品の購入又はサービスの利用をした経験

SNSで見た情報がきっかけで商品の購入又はサービスの利用をした経験(画像は「平成29年版 消費者白書」から)

この結果について消費者庁は、「若者や女性は、商品購入やサービス利用について、友達や芸能人、有名人のSNSから得る情報やつながりをきっかけにしたり、多用したりしていることが分かります」と分析している。

10代後半の7割以上がSNSを毎日利用

SNSの利用頻度に関する調査では、「毎日利用している」と回答した割合が10歳代後半で72.7%、20歳代前半で69.4%。10代後半の女性は約8割が毎日利用している。男女別では30歳代までは女性が男性を上回った。

性別・年齢層別SNS利用頻度

性別・年齢層別SNS利用頻度(画像は「平成29年版 消費者白書」から)

オンラインとオフラインを問わず、「商品やサービスを検討するときにクチコミを参考にする」と回答した割合は、20代では71.4%を占めた。特に20歳代女性は82.7%に達している。

年代別では30代は約7割、40代は約6割、50代でも約5割が「参考にする」と回答している。

商品やサービスを検討するときにクチコミを参考にする

商品やサービスを検討するときにクチコミを参考にする(画像は「平成29年版 消費者白書」から)

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

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